ソニー DSC-RX100M6 インプレ~高倍率ズームの比較評価

2018年06月22日 15:14



初めてカメラを発売日に入手する。
初代をスカイツリーで置き忘れて以来、久々のRX100シリーズだ。

旅カメラとしてズーム端が70mmでは不足する場合があるが、
かといって望遠ズームを荷物に加えても、交換していてはシャッターチャンスを失う。
これまでは、フルサイズならSEL24240、M4/3で済ますならVario14-140を持ち出していた。

これらとRX100M6を比較すると下表のようになる。

rx100m6cs.jpg

重さはSEL24240を使う時に比べて1/4以下、M4/3と比べても半分以下になっている。
テレ端の最短撮影距離が大きいが、実際にはどの位影響があるのか?


DSC07824s.jpg

テレ端までズームしたとき。
RX100M6のコンパクトさが際だっているが、

DSC07827s.jpg

レンズをしまい込むと更にコンパクトになる。
胸ポケットに入るという初代からのコンセプトを貫いている。


テレ端とワイド端でどんな絵になるのか。
まだ青いトマトを撮ってみた。

DSC05473s_20180622140804855.jpg
SEL24240+α7R2のワイド端。
24mmで撮っている感覚。ただしボケは少ない。


DSC05474s_20180622140805265.jpg
テレ端


P1110435s.jpg
VARIO14-140+GX7mk2のワイド端
0.5mから0.3mに寄れる分トマトが大きく写る。


P1110438s.jpg
テレ端も0.5mまで寄れるとこんなに大きくなる。
ズームでレンズ長が伸びているので、マクロで撮っている感覚だ。


DSC00070s_201806221408020c3.jpg
RX100M6の場合。
ワイド端はこの中で最も寄れ、F2.8と明るいので背景もボケている。


DSC00069s.jpg
ところがテレ端は、トマトの大きさがワイド端と余り変わらない。

寄れないとこんな事になる。


RX100M6は、物撮りは他のカメラに任せて、
200mmの望遠を胸ポケットに入れ、旅の景色を撮るカメラなのだろう。




もっとSACDで聴きたい~ヒューイットのファツィオリ

2018年06月21日 07:10



Hyperionは2009年でSACDの生産を中止した。
アンジェラ・ヒューイットがファツィオリを弾くSACDで、
簡単に入手できるのはベートーヴェンのピアノソナタ集の2枚だけしかない。

appasionatas.jpg

上のSACD盤のマルチチャンネル層と下のCD盤を比較試聴してみた。
CD盤はNeo:6でマルチチャンネル化している。

ちょっと聴いただけで違いは明らかである。
例えば有名なOp52、 ピアノソナタ第23番「熱情」の出だし。

ヒューイットは女性ピアニストにしては打鍵の強い人である。
高いキーが立て続けに打たれるが、SACDでは全く煩さを感じないし、
透明感があって綺麗に延びている。
同時に左手の低音部はファツィオリらしい豊潤な響きで対比を為す。

一方CD盤はまず録音レベルがSACD盤に比べて高くとられている。
それを合わせ、さらにサラウンドチャンネルの音を大きくするのだが、
それでも高音域の打鍵は硬質で煩い。
低音部はSACD盤に比べて貧弱で、ファツィオリらしさが無い。

一度SACDで聴いてしまうとCDは二度と聴く気がしない。

ファツィオリを保有し、ファツィオリでの録音を重ねているヒューイット自身は、自分の録音を再生して聴く事をしないのだろうか。


アマゾンにはショパンやバッハの中古SACDが並んでいるが、
どれもプレミアが付いてバカ高い値段になっている。
アメリカアマゾンで買ってみようか。




石アンプ復活なるか?~窪田式 出力段NO-NFB MOS-FET A級アンプ

2018年06月17日 07:06



「終の棲家」が出来てから一度も鳴らしたことのないアンプがある。
唯一の自作石アンプだ。
このアンプの事はブログに書いた事がないので、製作過程が不明だ。

石アンプは出力にトランスがないので、故障していて直流電流が流れるとスピーカーを飛ばしてしまう恐れがある。
造りっぱなしで、長い間灯を入れた事がないので余計にリスクがある。
このまま廃棄しようかとも思ったが、故障していないなら音をもう一度聴きたい。


DSC05470s.jpg

作ったのはかれこれ20年位前で、どんな回路なのかサッパリ記憶がない。
この本を見て作ったのだろう。
金田式は敷居が高くて、窪田式を選んだのだと思う。


DSC05471s_20180616090415f87.jpg

角を折ったページからするとこのアンプで、出力はA級15Wだった。
NFBを電圧増幅部だけに留めている。

記事では電力段と電力段は別シャーシ別電源になっているが、手持ちのシャーシに両方を詰め込んでいる。


DSC05459s_201806160900011e7.jpg

ケミコンは贅沢にも22000μを8本と15000μのオーディオ用を2本使っている。しかし±電源で左右には分けていない。

電圧増幅部はヒートシンクの間に、ユニバーサル基板で左右を上下2段に組みこんでいる。
温度安定性やメンテナンスからすると最悪のレイアウトだ。


DSC05463s.jpg

ラッシュカレントで石が飛ぶと面倒なので、スライダックで電源電圧を徐々に上げていった。


DSC05464s.jpg

出力段の電源電圧は設計値が33Vに対して37.7Vあった。
電源トランスは電圧段電力段を一緒にした特注品だが、
出力段電圧が設計AC25Vに対して30Vある所を見ると、別のアンプ用のを流用したのだろう。

大型のヒートシンクが結構熱くなる。
ずっと触ってはいられない位なので60℃はあるだろう。
A級だから仕方ないか。
本当はヒートシンクをケース外に置いた方が良いのだろう。


DSC05467s.jpg

まだタンノイやJBLには繋げないので、オンキョーのシスコンスピーカーで試聴した。

ヒートシンクが温まってからSP端子間の直流電圧を計ってみると、
無負荷では0mVだったが、SPを繋いだ状態では右chだけ30~40mVあったので、数mVに調整した。

時間が経つにつれてクリアーな音になっていく。
シッカリとした音だがFETなのでTrのような硬い音ではない。
しかし音の抜けは真空管に劣る。
さらに柔らかさも求めるとちょっと苦しい。
ま、長い間ほったらかしにしていた石アンプを、現役の直熱三極管と比べるのは無理な話なのだが。


面白い事にNeo:6モードでサラウンドにすると、
足下にあるシスコンのスピーカーではなくて壁面に並べたスピーカーが鳴っているように聞こえる。
実際のスピーカーの位置を無視して音場が形成されている!
音もリア用の300Bの音色が色濃く混じってくる。


結局廃棄は思い留まり、再調整とエージングを続けてみる事にした。



ハードディスクが廻らない

2018年06月12日 07:05



こちらの方が先だったけれど、シャープのブルーレイレコーダーがお亡くなりになっていた。

DSC05458s.jpg

電源を入れても、Please waitのままで先に進まない。
プラグの抜き差しも何度となくやってみたが駄目。


DSC05457s.jpg

読み出し難いセクターが発生しているのなら、クローンを作って入れ替えてみようかと、
ハードディスクを取り出してPCにUSB接続した。

sharp2s.jpg

「不明ディスク9」として認識しているので基板はOKだが、モーターが回転しない。
そりゃ動かないはずた。


素人でもできるHDDの修理と復旧方法によれば、よくある故障らしいがモーターが回転しないのは初めて経験する。

季節的にグリースの固着は考え難いが、一応ドライヤーで温度を上げてみるも動く様子はない。
今更これに合うトルクスドライバーを探して開腹するのも面倒。


HDW25は10年使った。
今となっては機能的に使い辛く、丁度潮時だろう。






EpsonのPC-98から、NECのPC-98へファイルの引っ越しをした話

2018年06月10日 07:11



DSC05448s.jpg
EpsonのPC-98互換機、PC586RAがお亡くなりになった。
電源は入るがHDDが起動しない。
前日は一度持ち直したのだが、一晩明けたらもう死んでいた。

フラットケーブルを外して電源だけにするとHDDは回るからHDDではなくてM/Bのようだ。手の施しようがない。
クロックアップなぞで弄ったのが、今となっては悔やまれる。


DSC05449s.jpg
売り出されたのは阪神大震災の時だから、1995年。
大容量の物に取り換えたHDD以外は20年以上稼働していた。
HDDだけ取り出して元に戻し、回収業者に葬ってもらう。


大事なデータは自作のCD,LP管理検索ソフト用のもの。
これがないと、数千枚もあるCDを管理できない。
ファイルはFDで移動できる大きさだったので、持ち直した時にコピーしておいたのだが、FDの読み込みでエラーが出た。
ヴェリファイで確認しとかなかったのが悔やまれる。

こうなったら、NECの98機でHDDのデータを読み出すしかない。
USBなんて便利なものはないから、内部HDDとして接続しないといけないが、果たして認識できるのか。


DSC05451s.jpg

ジャンパーを外してSLAVEにした時は認識できなかったが、CABLE SELECTで認識した。
しかしこのNEC機はSCSIベースなので、IDEのEpsonのHDDが先にドライブレターを取っていく。
ドライブを指定したユーティリティソフトは使えないので、ドライブレターの入らない最少限のAUTOEXECT.BATとCONSIG.SYSを作って立ち上げた。
後はDOS COMMANDで、一つ一つNEC側のHDDにコピーしていった。


DSC05452s_201806090941409ff.jpg
本家と互換機ではSYSTEMの空きエリアが違う。
配列領域がちゃんと確保されるか心配だったが、PC-9821Xa12でも自作ソフトは動いてくれた。


DSC05454s.jpg
これで一件落着なのだが、実はこのマシンも1995年生まれと同年齢なので、更なる後継機を残してある。

Valuestar V166はリセットスイッチと内蔵スピーカー省略という、つまらないコストダウンをしている。
ここからWindows98になり、2000からはPC/AT互換機に移る。

動作する事だけ確認した。




ターンテーブルが回らない~MICRO SX-1500FVG

2018年06月06日 07:15



micro1500s.jpg

久し振りにLPを聴こうとしたら、ターンテーブルが回らない。
手で回そうとしてもビクともしない。
砲金製のターンテーブルを浮かしている空気圧がかかっていないようだ。


DSC05446s_201806051304026da.jpg
カタログ写真は格好良いが、心臓部のポンプユニットは木製の箱。


DSC05442s.jpg
「ターンテープルを0.3mm浮かして」とあるから、どんな精密な機械かと思っていたが、
ボックスの底を開けてみると、薬瓶や瓶詰め瓶をタンクに流用した何とも貧相な中味。
左のポンプユニットはマイクロのプレイヤーの修理を行っているサイトに沢山出ているのとは全く違ったタイプだ。


DSC05444s.jpg
配管の塩ビチューブから可塑剤が滲み出して硬化し、ボロボロになっていた。

メーカーのマイクロ精機はとっくに無い。

外部のシリコンチューブは問題ないのに、何故内部だけ塩ビチューブを使ったのか?
ボックスを開けた時にボロボロになってどういう配管になっていたのか判らない。


System3.jpg
ネットで検索したらこんな図が出てきた。
タンクは2個で、吸排気のバッファータンクになっている。
図をよく見るとターンテーブルへの配管が一本しかない。
吸着システムを省略しているのか?

他に瓶が4個の場合もあり、機種毎に構造が違っているようだ。


DSC05439s.jpg
我が家のは図と違って瓶が3個あり、内1個は継ぎ手が1ヵ所しかない。
しかもそのチューブが途中でペシャンコになっていて、最初からタンクとして機能していなかったようだ。


DSC05445s.jpg
ノギスで計ってみると、チューブの内径は3.8mm、外径は6mmだった。
取りあえずヨドバシで4x6mmの耐水性ウレタンチューブを買った。


DSC05436s.jpg
アテになる文献がないので開けた時の写真を手掛かりに復元を試みる。

3つの瓶の内、継ぎ手が2つある瓶が吸排気のバッファータンクだろう。

ターンテーブルの下にAと印字されたチューブが行っているので、
ポンプの排気側を大きい方の瓶を通して、一番下(使用時は一番上)のAとある継ぎ手に繋ぐとターンテーブルが軽く回るようになった。

と言うことは、吸気側は小さい薬瓶がポンプ直結のバッファータンクになっている。
これをBかCに繋いで、残った継ぎ手に口が一つしかない瓶を繋げばOKだろう。
写真から継手が一つの瓶がBと繋がっていたようなので、Cが吸気という事になる。

LPを置いて試して見ると、ターンテーブルは快適に回るものの、吸着してくれなかった。
けれど15分程ポンプを回して置くと吸着も出来るようになった。

以前はLPがなかなか離れずに困る事があったが、今度はバルブを回すと直ぐ外れるようになった。
チューブが押し潰されていた所為だろう。
また、ポンプユニットから音が全くしなくなった。
これが、本来の仕様なのだろう。


DSC05443s.jpg
長い間使っていなかったので、イコライザーアンプやアーム、カートリッジも心配だったが無事LPから音が出た。
LPを聴くのは何年振りだろう。


修理完了。
費用はチューブ1巻(10m チヨダタッチチューブ TE-6)の代金945円(送料込)也。







フィメール・ボーカル

2018年06月04日 07:12



サンスイで長年アンプ設計に携わっていた平野紘一氏が、日本オーディオ史をWEBに連載されている。

その第58回に「フィメール・ボーカルCDを製作・販売する」という記事がある。
 
『東芝EMIの名ミクサー、行方洋一さん(4chステレオ開発時に知り合いになった)は、東芝EMI所属の渚ゆう子、奥村チヨ、オーヤン・フィフィ、由紀さおり等の、演歌でないポップス歌謡のレコーディングについては、ほとんど担当していた。
行方さんは、何とか、ピュア・オーディオジャンルにおいて、クラシック、それに続くジャズ音源だけでなく、ポップスジャンルでもピュアオーディオファンに聴いて貰いたいと思っていたと思う。

行方さんは、はじめ、オーディオ各社に非売品でオーディオチェックレコードを製作して配った。内容は、SL,花火大会,邦楽,コーラス,ピアノ(現代音楽),オーケストラ,ソウルでDレンジが広く、凄いサウンドが聴けた。

オーディオメーカーから大評判を呼び、是非、販売すべきとの声が上がった。そのような声に応えて、東芝EMIは、行方さんがネーミングした“プロユースレコード”と銘打って、これをオーディオファン向けに販売した。このレコードは評判を呼び、想定した売上をはるかに超えた。』

これはLPだが、その後ご自身の手でCD化されている。

『A面・B面分のマスターテープを76cmスピードで聴かされた。マスターテープの音質品位は素晴らしく、これならうまくいくと思った。岡崎さんから、“CD化にしますが、どうしますか?”と言われて、私は、“そのまま、何も通さずCD化して欲しい!”と言ったら、少し驚いたようだった。』

記事は5年前だが、話の中味は20年程前の事なので、ダメ元でHMVを覗いて見ると中古が1点あった。

femailvocals.jpg

femailvocal2s.jpg

錚々たるメンバーがラインナップされているが、最初のスサーナの「アドロ」以外は曲に馴染みがない。
音(声)そのものものが特段に優れていると感じなかったのは、その所為なのだろうか?

変に弄った所のない素直な録音で、名LP→名CDになっても良い筈なのだが。


“そのまま、何も通さずCD化して欲しい!”
に引っかかる。

音が良いと評判をとったLPは、特定箇所だけレベルを上がる等、カッティング時にエンジニアが何かしている事がある。
それはカッティングエンジニアの名人技に依るもので、マスターテープには残らない。

モラヴェッツがボールドウィンSD10で弾いたコニサーソサエティの録音は凄かったが、同じソースがCD化された時にはその輝きは失われていた。

マスターテープに頼らず、LPから復刻する板起こしにも通ずる処かもしれない。




怪しい個人輸入の話

2018年06月02日 08:56



個人輸入では、処方箋が無くても市販されていない薬を入手できる。
最も有名なのはバイアグラだ。
国内で買うには処方箋が要るが、保険は利かないので診察料、処方箋代や調剤基本料を入れると個人輸入の方が安いという話もある。


フロモックス(のジェネリック)という抗生物質を買った。
抗生物質は効くのとそうでないものがある。
セファム系抗菌薬では、第1世代のケフラールは万能でなくなり、これが効く事が多い。
薬品名を指定すると医者は良い顔をしないが、辛いのは此方のほうだ。


大手の店で扱っていなかったので、初めての「日薬EXP」という店に発注した。
決済は銀行振り込みのみ

5/22,00:23
『○○○○ 様
この度はご注文を賜りまことにありがとうございます。
下記ご注文内容に相違部分がないかご確認下さい。

注文番号:xxxx
お支払い合計:¥4,600
お支払い方法:銀行振込
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

直ぐに指定された セブン銀行の口座に振り込んだ


ところが何時まで経っても入金確認のメールが来ないので

5/22,19:23
『22日に4600円振込がなされています。
早急に入金確認をお願いします。』

とやると、

5/23 02:42
『本日付けで弊社口座への入金確認致しました』

何と夜中の2時に確認のメールが来た。



しかし、その後全く音沙汰が無い。

5/27, Sun 15:17
『発送は何時になるのでしょうか。』

と問い合わせてみると

2018/5/27, Sun 23:09
『お待たせ致しており、申し訳ございません。
週明け早々にお手元に届くように
お手配差上げますので、今暫くお待ち下さいませ』

何と日曜日の夜に返事が来た。
一人でやっているのが丸わかりだ。

しかし、国際便は速達でも3-5日、普通便だと5-10日かかる。
週明け早々なんてどうして指定できるのか。



週明けになっても届く気配は無い。
この時点で詐欺かと諦めたが、ダメモトで

5/30, Wed 15:15
『届きません
追跡番号を知らせてく下さい』
とやったら

5/31, Thu 14:57

『この度“お薬急便”さんから事業継承を致しました“日薬express”と申します。

発送が完了致しました。
トラッキング番号は、xxxxxxxxxxxx でございます。
弊社サイトのトップページ内に設けてございます窓口にてこのトラックキング番号を
入力して頂きますと輸送状況が確認出来ます。
遅れておりますので急送直送致しており明日には到着と存じます。』

返事が来たのだが日本郵便のサイトでは、登録されてないというメッセージが出るばかり。

そもそも国際便なら13桁で両端にアルファベットの文字2文字づつ入る。
12桁の追跡番号は国際便ではなくゆうパック国内便になる。

ただ詐欺なら一旦返事が途切れたらそれでお終いなのだが、ここはおかしな返事だがかえって来る。


6/1, Fri 04:48

『まだ、追跡出来ません。日本郵便ならとっくに反映されて来るはずです。
何処から発送したのですか。
本当に発送したのですか。

もう、うんざりです。
入金した金を返しなさい。』

と最後通牒を突きつけた。



6/1, Fri 11:05

『すみませんミスタイプでして、yyyyyyyyyyyy で本日配達になってます。

沢山メールが来るからその度に進行が一時止まる事から、
少しややこしくなって、その間にバラ売り分は他に出てしまい、バラ売り分はタイへ補充しないと
ならなくなったので、早くお届けする為に都内の関係先から送りました。

遅くなってごめんなさいでした。』


昨日やっと届いた。

偽サイトではなかったが、気を揉ませてくれた。
どこから発送したのかと、ゆうパックのシールを確認してみると、送り先と発送先が同一だった。
私が自分の物を自宅へ送った事になっていた。




Mclntosh MC152の音 その2 JBL、PIONEER を聴く

2018年05月29日 07:27



DSC05431s_201805251611500db.jpg

MC152は重くて、ラックから引き出して背面の入出力端子の配線を交換するのが厄介だ。
ライン入力は余っていた同軸ケーブルを使って、自作入力セレクター&ボリュームの所で差し替え、スピーカー用にはこんなものを作ってみた。
各スピーカーのバナナプラグをここで差し替える。


DSC05423s_20180525161148c9b.jpg

30~40年選手で、いつもは1000Mと一緒に万年ベンチウォーマーになっているJBL LE8TとPIONEER PE 101 。


DSC05420s.jpg

右側のLE8Tはオリジナルのウレタンエッジが溶けて無くなり、専用のロールエッジに換えてある。
白いダンプ材がエッジに沿って禿げたり変色しているのは、専用エッジが出る前に使っていた鹿革エッジを剥がした跡だ。
下に見えるホーントゥイーターの075と、ウーファーの2231AでオールJBLのマルチチャンネルアンプをやっていた事もある。

これ迄は、高域、低域ともマイルドで、JBLらしさは中域の音色だけという印象だった。
075と組み合わせると,高域が延びていない075の音がLE8Tの高域に被さって来てLE8Tの音が後退してしまう。
2231Aと組合せると、フルレンジという事もあって、200~300辺りの腰の強さがない。
名が売れている割には、帯に短し襷に長しで、使い方の難しいスピーカーだった。

MC512で聴くと印象が一変した。
MC152の重くて力強い音が、腰の弱さをカバーして余りある低音に変えた。
高域も、分解能の高い音で高域端まで伸びるようになった。
フルレンジ一発で定位は良いし、侮れないスピーカーに大変身した。



DSC05421s.jpg

左側のPE101は、PIONEERがまだスピーカーユニットを作っていた頃の10センチフルレンジで、初めてバックロードホーンを作った。
塗装がわりの壁紙が足らなくて、正面は青のサランネットで誤魔化してある。

2008年パイオニア創立70周年の年に、その30年前に発売したPE101の復刻版を出している

pe101s.jpg
メーカー推奨の設計図は結構複雑な音道だが、サブロクの12mmコンパネを使って一日で作った記憶がある。

10センチということもあって高域は軸上20kHzまで延びている。
長岡鉄男氏設計のスワンと比較すると、低域の量感では劣ったが音色はこちらの方が良かった。


今、MC152で改めて聴きなおした。
バックロードホーンの低域は40Hzまでだが、量感があり聴感上は更に下まで延びているように聞こえる。
部屋いっぱいに音を響かせ、Yorkminsterの上に置いて鳴らしたら、誰もがYorkminsteが鳴っていると思うだろう。


これが何故万年ベンチウォーマーだったのか?
PE101が凄い銘器だったという話は聞かない。
アンプが音を決めているのか。

そういえば長岡氏が当時愛用していた日立HMA-9500(1977年発売)の定価は23万だったが、今ならその何倍もするだろう。
スワンの音もアンプに拠る所大だったのではないだろうか。
一生懸命バックロードホーンを組み立てても、そんじょそこらのプリメインアンプと組合せていては真っ当な音は出ないのかもしれない。

MC512で試してみたいが、場所をとるスワンは既に手放してしまった。




Mclntosh MC152の音 その1 TANNOY Yorkminsterで管球アンプと比較

2018年05月26日 07:11



DSC05435bs.jpg

Yorkminsterは10年前に買ったが既にタンノイのカタログから消えている。
30センチクラスのスピーカーにしては箱が大きく、価格に割高感があったのだろう。
よく売れたArdenは38センチのユニットを同じような大きさの箱に入れていた。
Yorkminsterの再生下限は23Hzと、箱の容積が大きい分ユニットそのものの低域限界まで延びている。
Westminsterに比べるとスケールはやや小さくなるが朗々と鳴る。


DSC00898s.jpg
MC152に対するは自作 シングル・ユニバーサル・アンプ「New Big-One」 


DSC01094s.jpg
いつもはこれにRCA50を着けて聴いている。


RCA50は5wat程度しか出ない直熱3極管だが、MC152の出力メーターも1wを超える事はない。
しかし、スケール感ではMC152が圧倒的だ。
低音が重くて力強い。ピアノでもベースでも低音が前へ出てくる。
ジャズには持ってこいの音だ。
クラシックのオケでも、チェロ、コントラバスがキチンと聞こえてくる。
音の分解能も良い。


ただし、長い時間聴いていると疲れる。
中以下の音量では感じない音の硬さが、音量が大きくなると出てくる。
例えば、マーラーの交響曲第6番の最後、全楽器が動きを止めて静寂になった後で一音だけトッティでガーンと来て終わる。
MC152では本当に全奏者が渾身の力をこめてダーンとやったような大きさに聞こえる。
球だとそこまではいかず、普通の強奏のひとつになる。


格好いいのはMC152だが、いつもいつもでは疲れる。
だんだんとボリュームを下げるようになる。
一方RCA50の方は逆に、各楽器の音を聞き分けようとボリュームを上げるようになる。


それにしても、Mclntoshでクラシックがこれだけ聴けるとは思わなかった。
最悪、70Hz以下を受け持つJBL2231A用のアンプになる事も覚悟していた。