Blu-ray SACD サラウンド沼どっぷり その1~モニター

2018年02月20日 07:45



ハイレゾも、サラウンド・オーディオも、ファツィオリ F278も総ての始まりはこのBlu-rayオーディオディスクだった。

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OPPO UDP-205用にモバイルモニターを買った。


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Blu-ray audioでは192kHz マルチと192kHz 2chが入っているとマルチが上に出ていて、オートプレイに設定しておくとサラウンドになる。
リモコンの赤ボタンと黄ボタンで何時でも切り替えられる。


なのでモニター無しで使っていたが、

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ファツィオリのディスクではトップメニュー画面右下に192kzと96kHHzが出ていて、96kHzがデフォルトになっている。
オートプレイでは96kHzになってしまうし、途中で切り替える事もできない。


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一方、先のディスクでは「VIDEO」も入っていて(おまけにハイブリッドSACDも入っているかさらどんな装置環境でも聴ける)、これは48kHZになってしまう。

プロジェクターを使わない時はHDMI出力をテレビに繋いでおけば良いのだが、
音量を消音にするのを忘れてテレビのスピーカーの音が混じってしまう事がある。


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Digiinos DG-NP09D
WUXGA(1920x1200)の解像度で、HDMI入力があってバッテリー駆動できる。
8.9インチでソニーのタブレットXperia Z3と同じような見た目だが、分厚くて重さが490g(Z3は152g)もある。
ドスパラがOEMで作らせたものらしいが、既に完売でアマゾンで手に入れた。
勿論音声はゼロに設定している。
infoボタンでどの音声トラックがプレイされているのか確認もできる。


右上のボリュームボックスはリアスピーカーの入力調整用だ。
これについては後程。



長岡鉄男も驚いた怪物ピアノ~ クラフィンス#370の音

2018年02月17日 06:44



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家のCD棚で別のCDを探していて、このCDを発見した。
詳細な内容は覚えていないが、凄い音のCDだったという記憶がある。

解説のリ-フレットの間に昔の雑誌から破り取ったページか挟まれていた。

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20~30年前、「FMfan」に長岡鉄男がオーディオ機器やCDを紹介するという企画があったので、そのページだろう。

『ドイツのボンにあるピアノメーカーの杜長が開発したのが#370。
88鍵のアップライトだが、響板の面積は4平方mあり、
弦はすべて平行に張られ、最長弦は3030㎜。
響板は前後ともむき出しで,鉄骨とコンクリートでがっちり固められ、一度設置したら移動はできない。
現行コンサートグランドの持つ欠点をすべて解消したという怪物ピアノ。
改良されたピアノというよりは新しい楽器の誕生というべきかもしれない。
特徴としては、スピーカーの原理を全面的に採用していること。
Fレンジ、Dレンジとも圧倒的に広いこと。88鍵のピアノの最低音は27.5Hzだが
普通は50Hz・以下ぐらいから基音の再生が困難なので、
分周波(サブ・ハーモニックス)だけでごまかしている。
370は基音から再生するのである。この違いは大きく、
従来のピアノとは全く違う異次元のサウンドを聴かせる。』

建物ごとビアノにしてしまって、総ての鍵の基音を出そうというわけだ。

最後に『KM001,2,3,4,6,7,8,9,10、どれでもいいが、オーディオマニアなら1枚は持つべきディスクだ。
(石丸電気本店扱い)』とあった。

当時、これは何としてでも手に入れねばならぬと思った。
東京に出張をして(こしらえて)、秋葉原の石丸電気本店に向かった。



既に記事にあったKM001は売り切れていたので、リストの超絶技巧練習曲の入ったKM004を買った。
残念ながらPonti氏はレーベルの隙間を埋めるために起用される職人のようなピアニストで
超絶技巧の持ち主ではなかった。

確かに低音鍵の音が全然違う。とてつもなく低い。
全部の鍵を基音で出すとこんな音で鳴るのか。
他の音楽ソースでは絶対に聴く事の出来無い音だ。


その後クラフィンス#370は解体されて既にこの世から姿を消したようだ。
他のCDもクラヴィンス・ミュージックと共に消えてしまった。

記事には『パワーももっと凄いものもある』とある。それはどれだったのか?
もう数枚買っておけばよかった。




OPPO UDP-205のSACDマルチを直熱真空管アンプで聴く

2018年02月09日 08:48



SACDプレイヤーのマランツSA11-S1は2chオンリーのストイックな仕様だったので、SACDのマルチ層を聴く事は無かった。


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映画をプロジェクターで見る時にはマランツSR8002で4台のスピーカーを「Large」設定で駆動して5.1サラウンドを聴いていた。
アンプの上にチョコンと乗っているパイオニアのDV-610AVとならSACDマルチチャンネル再生も可能だった。
だがAVアンプでも一応マランツトーンにはなっていたものの、音楽を聴くにはもの足りなかった。
「AVアンプは映像のお伴に音が付き添うもので、大きく重くて、高くても音はイマイチ」という世間の評判通りだった。


OPPO UDP205は機能的には610AVとSR8002を足してメインアンプを引いたようなものだが、アナログのプリとしての音が素晴らしい。
しかもSACDマルチに対応している。
試してみない手はない。


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「New Big-One」~シングルユニバーサルアンプ
フロントは、これにRCA50を差してタンノイヨークミンスターを鳴らした。


SACDマルチではフロントスピーカー以外の方向からも自然な反射音が聞こえるようで、思った以上に効果が大きかった。
しかし音に何か違和感がある。
リアチャンネルからは、そんなに大きな音は出ないはずなのだが。


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自作のリアスピーカーは、DENONスピーカーの箱にビクターのSX500ドルチェのトゥイーター&ウーファーのユニットを入たもので、元のトゥイーターやボリュームはメクラ板代わりに残してある。


このスピーカーをSR8002で鳴らしていたが、これも真空管アンプにしてみよう。
丁度300Bの小型シングルアンプがある。

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このアンプは最初は1619パラシングル・アンプ として作った後に、
245パラシングルに変身したが、球が1本お亡くなりになってパラシングルとして使えなくなったので、
245パラシングルから直熱管ユニバーサルアンプに作り替えた。


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OPTは素直な音のソフトンのRW20を、スペースが無いので裏蓋に固定している。
パネル上にあるのは特注の電源トランスだ。


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中国製の300Bをラックスの12AU7で駆動している。
この12AU7は昔、「秋葉沼」を徘徊していた頃に見つけた。
自社製アンプのメンテ用としてセレクトした物らしくノイズが無い。



こんなにも変わるのか!
全体に音の繊細感が増した。
柔らかいが、高域がスッと延びて濁りがない。
直熱管ならではの音だ。


これまでSACDのマルチを無視して来て損をしたとさえ思う。


早速、マルチバージョンにリメイクされた冨田勲のSACDをHMVで注文した。
だが、相変わらずというより以前よりサーバーが遅くなってる。
ライバル、タワーレコードはずっと早くなっているのに。



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ついでに、かってのメインスピーカーYAMAHA1000Mを300Bに繋ぎ換えて鳴らしてみた。
いつもはSR8002に繋がれて5.1サラウンドのフロントを慣らしている。
爆発音や派手な効果音と違って、今日は中国製300Bでストリングスの柔らかいメロディーを嫋嫋と奏でている。まだまだ現役でいられる。
低域の延びがもう少しあれば今でもメインを任せられたのだが・・・



YAMAHA K1-dの修理~ベルトドライブは経年でピッチが変動する

2018年02月02日 19:54



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YAMAHA K1-dが逝った。
プレイボタンを押してもテープをローディングしない。
1980年代の製品だからもう30年以上も稼働してきた。
ここのところスイッチを入れる事はなかったが、カセットテープにしかない音源もある。
ヤマハに修理を依頼してみたが純正部品がないと断られた。


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開腹してみたら、ICばかりの最近の機種と違って分かりやすい。

左下が駆動部で、DC サーボモーターとキャプスタンのフライホイールを繋いだベルトが延びて空回りしている。


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これならなんとかなりそうだとアマゾンで、同じ幅でやや短か目の平ベルトを買って交換した。

ところが、音が違う。
聞き慣れた歌手の声が全く違って聞こえる。
試しにフライホイールを触って回転を少し遅くすると近い声になる。

元のベルトが延びていたので10%位短いのを買ったのだが、テンションが高くなって回転数が上がってしまったようだ。


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こりゃ、もう少し長いのを買い直さないといけないかと思ったが、DC サーボモーターには回転数を微調整するボリュームがあるはず。
ラベルの上の黒い部分はゴムだが、マイナスドライバーで押してみると溝と噛み合う手応えがあった。
ホコリが入らないよう、ボリュームの先端をカバーしてあるようだ。
少し回すと普段聞き慣れた歌手の声になった。
正確なピッチ合わせはまだだが、これで一応復旧した。

ベルトのテンションでモーターの回転数が変わるという事は、ゴムベルトの経年劣化による弾性低下でピッチが除々に変動してしまうという事か。
そういえば、ベルトドライブのフライホイール効果を売りにする「高級」CD プレイヤーもあったが・・・・。



あの頃のフォークソングを聴いてみた。
いちご白書、想い出枕、なごり雪、無縁坂・・・・。
歌詞の一言一言に、耳を傾けずにはいられない切ない程のメッセージがある。
ふうっと、あの頃に帰ったような気がした。



OPPO UDP-205 はレジュームができない

2018年01月29日 09:52



OPPO UDP-205の音に慣れてしまうと、プロジェクターの音声を担当するマランツSR8002が冷たくて味気無く聴こえる。
OPPO UDP-205 ~ 紛れなき銘機の薫りでは「オーディオ専用」と書いたが、録画したBD-R やBD-REもこれを使いたくなった。

ところが外部入力ではレジュームが出来ないので、一気に見ないと前回の見終わった箇所を探すのに苦労する。

マニュアルにはCD、SACDやDVDはOKだがBDは「一部のBD」に対応とある。


画質、音質は良いがレジューム出来ないという欠陥があった。


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HDMI INという端子がある。
OPPO Udp205のプレイヤーを使わず、ソニーのBDレコーダーEW1000で再生した信号を入れてみた。レコーダー側でレジュームできる。


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EW1000のHDMI出力をOPPO Udp205でデコードした画面


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OPPO Udp205で再生した画面。


輪郭が荒くなるのではないかと危惧したが、さすがにデジタルだけあって、いくら見比べても「気のせい」程の差しか無かった。
信号処理はOPPOで行われており、ディスクの読み取り部分での差しかないので当然かもしれない。


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プロジェクターはソニーのDLA-HD1という10年前のものだが、パネル画素は1920x1080とフルハイビジョンにドットバイドットで対応している。

世の中は4K 4Kと煩いが、DLA-HD1の画素数で4K対応を詠っている製品も多い。
4Kはすぐに8Kになるだろうし、放送が無ければ録画再生する事はない。

ハイビジョン放送中が主流である限り、このラインナップで行く積りだ。





OPPO UDP-205 ~ 紛れなき銘機の薫り

2017年12月29日 08:50



年末の散財にDACを物色していたらOPPOが面白そうだった。
そのOPPOに、CDからBDまでハイレゾで扱えるユニバーサルプレイヤーがあった。
SACDやBDオーディオの事を考えるとDAC単体よりこちらの方が便利だ。

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というわけで、時々機嫌が悪くなるマランツSA-11S1の後継機が決まってしまった。
価格はマランツの半分位だが、実機の聴き比べに出掛ける元気はない。
在庫もどんどん無くなって来る様だし、エイやとタブレットを叩いた。


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リアは7.1chのアナログ出力がずらりと並んでいてAVアンプのようだ。
4K映像が扱えるのだが、映像の方は考えないでオーディオ専用に使う。


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幅は標準サイズで奥行きはSA-11S1に比べると少し浅い。
普通このサイズのオーディオ機器なら軽く持ち上がるのに、ズシリと重い。
相当にしっかりした電源と躯体のようだ。


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リモコンにボタンが沢山あるのに、PLAY.STOP,CHAPTER送りと音量調整くらいしか出来ず、設定はディスプレイを使わないと出来ない。


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しかし、WiiFiに対応しているのでスマホで設定と操作ができる点は進歩している。
LANに繋がっているブルーレイレコーダーのファイルを再生する事もできる。


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3年前、このBDオーディオDISCを再生するのにかなり苦戦させられた。

ハイレゾ①~DISC再生は敷居が高い
ハイレゾ②~HDMIスプリッター
ハイレゾ③~真空管アンプで聴くハイレゾの音
ハイレゾ④~SACD出力をデジタルに変える
ハイレゾ ⑤ 192kHz/24bitの音を聴く その1
ハイレゾ ⑥ 192kHz/24bitの音を聴く その2
ハイレゾ ⑦ DSIX
ハイレゾ ⑧ foobar2000でアップサンプリング


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それがアッサリと一発で再生出来たのに、まず感激した。



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次に、RCA50シングルとタンノイから出てくる音に感激した。
このオールドファションのシステムから、瑞々しくも艶かしい音が出てくる。
ファツィオリというピアノに益々惚れ込んでしまった。


普通のCDも聴いたが、軽くて、柔らかで、情報量が多い。
生の楽器から「重低音」なんか出てこない。
音は軽々と空気を伝わってくるものだ。
これまで悪戦苦闘してきたオーディオの理想とも言える音が簡単に出て来た。

これが20万とは安過ぎる位だ。
OPPO DIGITALというアメリカの会社が作っているが、本社は中国にある。
設計はアメリカで製造は中国なのだろう。
国内で家電メーカーとオーディオ専業メーカーがしのぎを削っていた頃なら100万以上ふっかけられていたに違いない。



ヘッドフォン端子から出る音に3度目の驚愕をさせられた。

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AKGのK121は音がちゃんと出ているのかの確認に使っているだけで、普段音楽を聴くのには使っていないのだが、


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[ル・カルネ・イナシュヴェ/ジョルジュ・パッチンスキー・トリオ
キングインターナショナル/Arts & Spectacles KKJ110]

寺島靖国ご推薦のこのCDは以前にもとりあげた事があるが、
音にリアルな質感があるだけでなく、各楽器が音像を形成していて、頭の中でその位置や大きさをハッキリと認識できる。

このヘッドフォンはそんなに凄かったのかと、Olasonic CD1+UA1で聴いてみたが普通のヘッドフォンの音しかしなかった。

ヘッドフォン出力も専用アンプを凌ぐ程のクオリティを持っている。


残念な事が一つだけあった。

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ハイレゾでの再生が確認でき、Sp-dif出力もそう設定しているのに

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96kHzも192kHzも48kHzに叩き直されて出て来る。
HDMIで繋いでスプリッターから取るしかないのは、以前から変わっていない。
OPPOのプレイヤーだけは出来たと思っていたが、勘違いだったか?



Olasonic NANO-CD1

2017年12月18日 22:23



突然襲って来た高血圧で、とにかく体調不良がずっと続いていて家から出られない。

テレビも見ていると頭痛がしてくるので、音だけ聞いている事が多い。

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CD で音だけ聴いていたいが、こんな画像が大画面に出っぱなしなのはいまいちだし。

イヤフォンは嫌だし。


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マランツのSA-11S1をオーディオルームから引っ張り出して来たのだが、トレーが引っかかって出て来ない。
何度か繰り返していると出て来るが、今度は閉まらない。

今更、駆動系を取り替えてオーバーホールする程のモノでもなし。





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これを買った。
SACD には対応していないが、CD サイズのトランスポーターで邪魔にならない。


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TV 用に使っている同社のDAC付きプリメインUA1と丁度ペアになっている。

音さえ出れば良いと思っていたが、ブルーレイレコーダーのおまけで聞くよりは音像が絞まっていて音に芯がある。
欲をいえば、UA1は内部192kHzで処理しているので、こちらもアップサンプリングしてくれれば良いのだが96kHzまでしかない。


入院する時には、個室を確保してこいつにSTAXのイヤースピーカーを付けようか。
まだ売ってるのかな。

オーディオというレベルの話ではなかったけれど、このへんで。




ハイレゾ ⑧ foobar2000でアップサンプリング

2015年01月09日 09:58

DSIX経由で聴く音は心地よいが、今のままではイコライザーが使えない。
DEQ2496には平衡入出力がある(こちらの方がメイン)が、接続コードを作るのが面倒くさい。
foobar2000用のイコライザーのコンポーネントがあるかも知れないと探したら、
イコライザーどころか、アップサンプリングコンバーターがあった。

ソフトでやるんだから考えてみれば当然の話だが、foobar2000をコンピーューターのノイズから音楽信号を
プロテクトするプレイヤーと捕らえていたから、これまで思い至らなかった。
おそまきながら導入する。


http://www.2shared.com/file/JBOucJBW/foo_dsp_resampler.html
からfoo_dsp_resampler.dll をDLしてfoobar2000\componentに入れる。

dspresamples.jpg
PreferenceのDSP managertからResampler(SOX)と「ついでに」Equalizerを左のカラムに入れ、
上欄のConfigure selectedをクリックすればサンプリングレートが選べる。

ただ左下にはオリジナルのサンプリング周波数が出るようだ。
念のために96kHzを選んでソフトンmodel2に繋ぐと、きちんと表示された。

これなら、PS3を使うよりずっと手軽にアップサンプリングを試せる。
音は、びっくりする程は違わないが、中低域のモッサリ感がなく音が軽々と出て、スピーカーコーン全体を
ドライブしてるようで気持ちが良い。
本当は整数倍の176.4kHzがいいのだが、「Upsamplex4」を選んでも対応していないと出てくる。

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イコライザーも同じdllから使えた。



ハイレゾ ⑦ DSIX

2014年12月27日 10:00

USBオーディオ 5 DSIXで、共立PCM2704キットを使ったD/DコンバータにDSIXを内蔵した。
トランスでPC内のノイズを遮断する狙いが有った。

M/BのS/PDIF出力は、ASIOによってソフト的にはPCのモジュールから切り離されているが、
輻射ノイスに対しては無防備で有る。特に192kHzは同軸しか対応していないので気になった。

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それで、D/DコンバータのDSIXを使って出力をアイソレートすることにした。
工作は至って簡単。PCM2704キットからの出力を外して、新たに設けたRCA端子からDSIXに直接入力した。
入力端子と出力端子のマイナス側に導通が有っては、トランスで浮かす意味が無いので端子の取り付けには
注意する必要がある。

192kHzの音なのか、光と同軸の音の違いなのか、よく分からなかったが同軸で聴く192kHzの音は解像度は高いものの
堅いように感じた。
それがDSIXを通すと、柔らかみのあるスッキリとした透明感のある音に劇的に変わった。
結果オーライだったが、うまく行かなければ「デジタルでもケーブルで音が変わる」と「電線音頭」に走るところだった。


DSIXは1990年代の終わりに柴崎氏が開発されたモノで、当時デジタルと言えばCDの44.1kHz/16bitしかなかった。
それを基準にして巻き数やコアをヒアリングで追い詰めていったモノである。
そのままの形で現在のハイレゾに対しても最適な設計になっているのだろうか。
DSIXは今でもボッタクリ価格で市販されているが、もっと煮詰めていていく必要はないだろうか。


ハイレゾ ⑥ 192kHz/24bitの音を聴く その2

2014年12月25日 15:00

96kHZまでならソフトンのmodel2が使えるが、192kHzに対応できるのはOlasonicのUA1しか持っていない。
ところが、UA1はUSB接続では96kHzまでしか対応できない。192kHzに対応できるのは同軸/光である。

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どんなM/BでもデバイスとしてS/PDIFは検出されるが、基板にピンが立っているだけのものが多い。

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久々に、M/B弄りをやるかと思って背面を見てみると、ちゃんとRCA端子が出ている。光出力まで有る。
これはラッキー。変態M/Bと言われながらもやるね>>ASRock X58 Extreme
(でもCLR CMOSのスイッチがすぐ傍ににあるのは恐ろしい)
追記:光S/PDIFは96kHzまでしかサポートされていなかった。


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foobar2000のWASAPIで出力して

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192kHZ 24bitと表示されているから間違いないだろう。

CUEファイルを抽出できなかったので【Audacity】を使って手動で各曲に分割してタイトルを付けた。


192kHzと96kHzでどう違うのだろうか。
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第一曲パゴダの曲の末尾で、上が96kHzで下が192kHz。192kHzの方が5分30以降の残響のレベルが大きい。
音としてはどちらも聞こえているが、192kHzの方が微細な音の情報量が多いのでは無いだろうか。



購入してから全部の音を出すまで一年近くかかった。もうハイレゾのDISCは懲り懲りだ。2度と買うもんか。

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普通に読めば「すべて」のブルーレイプレイヤー単体で24bit/192&96kHzの音が出せると取れる。
ところが「著作権」があるソースでは、デジタル音声出力は48kHzにダウンコンバートされる仕様になっている。
HDMIでハイレゾに対応する機器に繋がないと24bit/192&96kHzは出せない。
それに触れないのは、確信犯的欺瞞行為だよね。
48kHzの音は出るから100%嘘ではないかもしれないけれど、それを書いたら誰も買わないだろうしね。