ハイレゾ ⑧ foobar2000でアップサンプリング

2015年01月09日 09:58

DSIX経由で聴く音は心地よいが、今のままではイコライザーが使えない。
DEQ2496には平衡入出力がある(こちらの方がメイン)が、接続コードを作るのが面倒くさい。
foobar2000用のイコライザーのコンポーネントがあるかも知れないと探したら、
イコライザーどころか、アップサンプリングコンバーターがあった。

ソフトでやるんだから考えてみれば当然の話だが、foobar2000をコンピーューターのノイズから音楽信号を
プロテクトするプレイヤーと捕らえていたから、これまで思い至らなかった。
おそまきながら導入する。


http://www.2shared.com/file/JBOucJBW/foo_dsp_resampler.html
からfoo_dsp_resampler.dll をDLしてfoobar2000\componentに入れる。

dspresamples.jpg
PreferenceのDSP managertからResampler(SOX)と「ついでに」Equalizerを左のカラムに入れ、
上欄のConfigure selectedをクリックすればサンプリングレートが選べる。

ただ左下にはオリジナルのサンプリング周波数が出るようだ。
念のために96kHzを選んでソフトンmodel2に繋ぐと、きちんと表示された。

これなら、PS3を使うよりずっと手軽にアップサンプリングを試せる。
音は、びっくりする程は違わないが、中低域のモッサリ感がなく音が軽々と出て、スピーカーコーン全体を
ドライブしてるようで気持ちが良い。
本当は整数倍の176.4kHzがいいのだが、「Upsamplex4」を選んでも対応していないと出てくる。

equalizersamples.jpg
イコライザーも同じdllから使えた。



ハイレゾ ⑦ DSIX

2014年12月27日 10:00

USBオーディオ 5 DSIXで、共立PCM2704キットを使ったD/DコンバータにDSIXを内蔵した。
トランスでPC内のノイズを遮断する狙いが有った。

M/BのS/PDIF出力は、ASIOによってソフト的にはPCのモジュールから切り離されているが、
輻射ノイスに対しては無防備で有る。特に192kHzは同軸しか対応していないので気になった。

DSC02398bs.jpg

それで、D/DコンバータのDSIXを使って出力をアイソレートすることにした。
工作は至って簡単。PCM2704キットからの出力を外して、新たに設けたRCA端子からDSIXに直接入力した。
入力端子と出力端子のマイナス側に導通が有っては、トランスで浮かす意味が無いので端子の取り付けには
注意する必要がある。

192kHzの音なのか、光と同軸の音の違いなのか、よく分からなかったが同軸で聴く192kHzの音は解像度は高いものの
堅いように感じた。
それがDSIXを通すと、柔らかみのあるスッキリとした透明感のある音に劇的に変わった。
結果オーライだったが、うまく行かなければ「デジタルでもケーブルで音が変わる」と「電線音頭」に走るところだった。


DSIXは1990年代の終わりに柴崎氏が開発されたモノで、当時デジタルと言えばCDの44.1kHz/16bitしかなかった。
それを基準にして巻き数やコアをヒアリングで追い詰めていったモノである。
そのままの形で現在のハイレゾに対しても最適な設計になっているのだろうか。
DSIXは今でもボッタクリ価格で市販されているが、もっと煮詰めていていく必要はないだろうか。


ハイレゾ ⑥ 192kHz/24bitの音を聴く その2

2014年12月25日 15:00

96kHZまでならソフトンのmodel2が使えるが、192kHzに対応できるのはOlasonicのUA1しか持っていない。
ところが、UA1はUSB接続では96kHzまでしか対応できない。192kHzに対応できるのは同軸/光である。

soundspdifas.jpg
どんなM/BでもデバイスとしてS/PDIFは検出されるが、基板にピンが立っているだけのものが多い。

DSC02388s_20141224083751700.jpg
久々に、M/B弄りをやるかと思って背面を見てみると、ちゃんとRCA端子が出ている。光出力まで有る。
これはラッキー。変態M/Bと言われながらもやるね>>ASRock X58 Extreme
(でもCLR CMOSのスイッチがすぐ傍ににあるのは恐ろしい)
追記:光S/PDIFは96kHzまでしかサポートされていなかった。


foobar2000-192-2s.jpg
foobar2000のWASAPIで出力して

foobar2000-192bs.jpg
192kHZ 24bitと表示されているから間違いないだろう。

CUEファイルを抽出できなかったので【Audacity】を使って手動で各曲に分割してタイトルを付けた。


192kHzと96kHzでどう違うのだろうか。
pagota-96as.jpg

pagota-192as.jpg
第一曲パゴダの曲の末尾で、上が96kHzで下が192kHz。192kHzの方が5分30以降の残響のレベルが大きい。
音としてはどちらも聞こえているが、192kHzの方が微細な音の情報量が多いのでは無いだろうか。



購入してから全部の音を出すまで一年近くかかった。もうハイレゾのDISCは懲り懲りだ。2度と買うもんか。

faziolilabels.jpg
普通に読めば「すべて」のブルーレイプレイヤー単体で24bit/192&96kHzの音が出せると取れる。
ところが「著作権」があるソースでは、デジタル音声出力は48kHzにダウンコンバートされる仕様になっている。
HDMIでハイレゾに対応する機器に繋がないと24bit/192&96kHzは出せない。
それに触れないのは、確信犯的欺瞞行為だよね。
48kHzの音は出るから100%嘘ではないかもしれないけれど、それを書いたら誰も買わないだろうしね。




ハイレゾ ⑤ 192kHz/24bitの音を聴く その1

2014年12月24日 15:00

7月に ハイレゾ③~真空管アンプで聴くハイレゾの音  で『192kHZ/24bitという選択肢をどうするのか。
それは次回に試してみたい。』と書いた。

ハイレゾ①~④ではハードでの再生を試みたが、HDMIに繋がなければ48kHzの音しか聴けないというのは面倒極まりない。
今度はソフトで攻めてみた。

まず、ブルーレイオーディオディスクからファイルを取り出さないといけないが、なかなか手強かった。
【tsMuxeR】は駄目だったし、【DVDFab】も使えない。
そのまま抜き出すのは諦めて、【MakeMKV】(30日のお試しバージョン)でMKVファイルの形でHDDに取り出にした。

mkvs.jpg
元々画像は殆ど入っていなくて、殆ど音声なので出力の「設定」はFLACにした。
読み込む際の.m2tsファイルの大きさは5Gだったのに、MKVファイルは2.35Gしか無かった。

このままfoobar2000にドロップしても音は出た。映像+音声ファィルから音声だけを抜き出して再生できるようだ。
しかし、サンプリング周波数は96kHzと出ていて192kHzのファイルがどこへ行ったのか分からない。

次にすべきは音声を抜き出して音声だけのファイルを作る事。
【XMedia Recode】等、音声抽出を謳って居いるソフトを片っ端から試してみたが、せいぜい48kHz止まりで
96kHzや、まして192kHzをサポートしているソフトはなかなか無い。

xrecodes.jpg
【xrecode II】でようやくまともにFLACを抽出できた。
MakeMKVでは圧縮されていた音声ファイルも、96kHzと192kHzとが別々のファイルになって認識されている。
FLACを「無圧縮」で「解凍」したら、96kHzは1.63G、192kHzは3.26Gになり、もとのディスクに入っていた容量に戻った。
FLACが可逆圧縮なのでこうなるのだろう。


にしても4.7GまでにしてDVDにしといてくれれば、単独で再生できるプレイヤーは幾らでもあるのに、
わざわざ、25Gもある容量の1/5しか使わないブルーレイにするとは。


(この項続く)




ベリンガーDEQ2496~Olasonic UA1 を活かす その(2)

2014年10月03日 10:00

DSC02179s.jpg

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ベリンガーのデジタルイコライザーDEQ2496を買った。
ベリンガーはドイツで設計し中国で生産している、コストパフォーマンスの高いオディオ機器を作っているメーカーである。
チャンネルデバイダーは当初RANEを使っていたが、モノラルモードで2台使う時に値段が安いベリンガーに乗り換えた。
安くて性能は良いが故障率は高い。中国で設計よりグレードの低いパーツを使っているからだろう。
電源くらいなら自分で修理するが、それ以外だと修理には出さずに買い換えてしまう。


この製品は別売りのマイクで室内の音響特性を自動で測定し、リスニングポジションでの特性をフラットに補正してくれる。
1/3オクターブ31ポジションで±15dBのゲインを動かせる。デジタルで入力しデジタルのまま処理して出す事ができる。
それ以外にも、ステレオの分離の幅をコントロールしたり、ダイナミックレンジを拡大縮小する等、非常に多機能である。
こんな高性能機が2万円台で手に入る。昔ヤマハが出していたデジタルイコライザーはこの10倍以上の値段だった。試してみない手は無い。


DSC02161bs.jpg
いきなり躓いたのは入力の設定。光でデジタル接続しても音が出ない。「I/O」メニューに入って「DIC IN OPT」に設定した。
マニュアルは同梱されないので、ダウンロードして印刷しておく必要がある。多国語の分厚いマニュアルのように嵩張らなくて良い。


carnets.jpg
ル・カルネ・イナシュヴェ/ジョルジュ・パッチンスキー・トリオのベースが不自然にならないギリギリの処まで低域をブーストした。

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125から63Hzまで12dB/octで上げて、50Hzでは+14dBとした。50Hz~25Hzはそのままゲインを保ち、20Hzは0dBにした。

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「BYPASS」メニューでイコライザーをオンオフして音質の差を聞き比べる。

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このままではゲインオーバーでクリップしてしまうので、「UTILITY」メニューからゲインを全体に10dB落とした。

25~50Hz間を14dB持ち上げた。ブックシェルフではどう頑張っても出ない帯域が簡単に出せるようになる。
テレビの音にそんな低音が入っているのかと思われるかもしれないが、

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これはピアノコンチェルトでジャンとやった時。音楽番組だから当然かもしれないが、

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バラエティ番組でも同じくらい低い音が入っている。
「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でのバスで移動中の時。バスのエンジン音や走行音が入っている。

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最も周波数帯域が広いのはアニメ番組だ。20Hzからしっかり入っている。最近のゲームも同じだろう。
「真面目」に再生しようとすると凄い装置が必要になる。
そういえば「あいつ」に、ゲームの音をタンノイヨークミンスターで鳴らしてやったら低域の凄さにビックリしていたっけ。

これだけブーストしても、アンプのブースト回路より低い低い帯域を弄っているので、ボンついたり台詞の声が変わってしまう事は無い。  
ただ周波数的には拡張出来ても、大口径スピーカーから出る量感を伴った低音と同等とは言えない。


複数の周波数を選んでピークを作る機能があるで、少し悪戯をしてみる。
ちなみに1つの周波数を選んでピークやディツプを作っても聞きわけることはできない。1/3以下の狭い帯域の変化を人間の耳は捕らえる事ができないようになっている。なのでスピーカーや部屋の特性を測っても少々のピークやディップには目を瞑って気にしない方が良い。
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2.5~4kHz。ここを上げると非常に五月蠅く感じる。人の声の違いが聞きわけられる帯域なのだろう。
この周波数域でスピーカーのネットワークを作るのは避けた方が良い。

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5~8kHz。トゥイターの受け持ち帯域になる。高音が出ているか、いないかを判別するのにちょうど良い帯域である。

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8kHz~12.5kHz。これ以上の帯域を上下させても大差は無い。

ハイレゾ対応として20kHzの高域を無闇に上げたスピーカーやイヤホンが出ているが、馬鹿な話だ。
ハイレゾはサンプリング周波数を上げて、時間軸を2~4倍に細かく仕切り、より細かい変化を捉えようとしている。
その結果としてローパスフィルターのカットオフ周波数をこれまで以上に高い帯域にできるが、これはずっと前からオーバーサンプリングとしてやっているで行われてる。ハイレゾだからといって、スピーカーの高域を伸ばすことに意味は無い。
ましてや、44.1kHzの音源のサンプリング周波数を上げたものを「ハイレゾ」と称するのは詐欺に等しい。


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レベルメーターは左端のLEDピークメーターとは別に色々な形式が選べる。アナログチックなVメーターにしているが、出ているのはあくまでデジタル信号だ。


Olasonic UA1 を活かす その(1)

2014年10月01日 10:19

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テレビ用にOlasonic UA1を買った 
TVの光デジタル出力に繋いで、ONKYOのFR-N9EXというミニコンポのスピーカーを鳴らしている。
操作性は抜群に良いが、


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音ではデジファイ付録のUSB-DAC付きデジタルアンプに負けている。
こちらの方は、驚異的なコストパフォーマンスで一時大ブームを巻き起こしたVH7PCのスピーカーと
組み合わせてパソコン用に使っている。本体もスピーカーも手を入れて使っていたが、ヤフオクで処分した。
ところが買主は本体だけでスピーカーは要らないというので手元に残った。


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ONKYOの方が一回り大きくて、低域は確かにゆったりしているが、高域が荒くて聞き辛い。
エージングで良くなる事が期待されるが待っていられない。
ところがデジファイ付録のアンプで聞いてみると、それほど悪くない。
反対にVH7PCのスピーカーをUA1に繋ぐと、付録アンプよりよりメリハリ効いたオーディオライクな音になる。
入れ替えられれば良いのだが、デジファイ付録のアンプにはデジタル(S/PDIF)入力がない。リモコンボリュームも無い。


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VH7PCは流石にケンウッドが力を入れて作ったコンポだけあって、ネットワークはコイルを使った12dB/oct仕様になっている。
そのトゥイターと直列に繋がったコンデンサ-を、450V耐圧4.7μのフィルムコンに変えて聞き心地のよい音になっている。


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(右)ONKYO-FR-N9EXのスピーカーはトゥイターの低域をコンデンサーでカットした6dB/octのものでしかない。
WIMAのフィルムコンが使われて、防振用のテープも巻いてあるが、MKS-4とある。WIMAにはフィルムの種類がいろいろあって、音がよいのはポリプロピレンを使ったMKPという型番のものだ。

(左)パーツボックスを探したが、容量の大きなものは無かったので、VH7PCで使ったのと同じSOLENのフィルムコンを1μとASCのフィルムコンをパラにして使った。どちらも真空管アンプのカップリングコンデンサーでよく使ってきたものだ。
音の性格がコロリと変わり、柔らかくよく伸びる高音になった。これでOlasonicも活きてくる。
当初はオリジナルと容量を合わせるために0.47μのASCを2つ使ってみたが、音の抜けがよくなって低域とのバランスが悪くなったので1個にした。容量としては2..2μから1.47μに減ったが聴感上はこちらの方が聴き易かった。


結局1円もかからずに、メデタシメデタシという処だが、「良く」なればさらに「欲」が出てくるのが人の性。
バスブーストが欲しくなった。UA1にもバスブーストの機能がついているが、周波数が高すぎる。
アナログアンプなら簡単なフィルターを入れれば済むが、デジタルアンプのICチップの「足」を弄るのはリスクが大きい。

その(2)に続く





ハイレゾ④~SACD出力をデジタルに変える

2014年08月13日 11:28

HDMIスプリッターはまだまだ使い道がある。

SACDのサラウンド用としてPioneerのDV-610AVというCD/DVDプレーヤーを使っている。
5年前に1万円ちょっとで買ったが、この一つ前の600AVはGoldMuntの140万もするCDプレイヤーに使われていたという。

何時もはHDMI出力をAVアンプに繋いでいるが、ここにスプリッターをかますとSACDのデジタル出力がSpdifから出てくる。
SACDはアナログ出力しか出せない仕様だったが、その所為か普及せず、こんな方法が世に広まっても規制がかかる事は無い。それどころか規格を作ったソニーから「SACD対応」のBD/DVD/CDプレーヤーが出る始末。

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スプリッターのSpdif出力モードを「auto」にすれば44.1kHzが、5.1chにすれば88.2kHzのハイレゾ出力になる。

P1010610s.jpg
model2のインジケーターが88.2kHzになっている。
真空管DACから出る、SCADの音は如何に・・・・・・・

幾ら待っても音が出ない。
光→同軸に変換してもダメ。
88.2kHzにロックしているのに何故。
出力規制がかかっているのか?

HDMI切り替え器に付いているスプリッターでないといけないのか???
プレーヤーを変えねばならないのか?


一晩寝て、思いついた。スプリッターからのHDMI出力を繋ぎ変えてみたら。
これまではAVアンプのマランツSR8002に繋ぐか、オープンだった。

これをTVの入力に繋ぐと・・・・無事音が出た。

スプリッターのSpdif出力は、その出力に対応するHDMI機器に繋がねば認証されないという基本を忘れていた。


ハイレゾ③~真空管アンプで聴くハイレゾの音

2014年07月24日 10:49

faziolis.jpg
前回(ハイレゾ②)ではチョコッと鳴るのを確認しただけだったが、今日はマルチアンプシステムでファツィオリF278をじっくり聴いてみる。

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接続は前回と同じ、スプリッターをPS3のoutとDACードの間に入れて、光出力を取り出す。
スプリッターへの電力供給は必要だった。

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PS3の音声設定に、LinearPCM2チャンネル96kHzを加える

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再生にすると、Indexの右下に96kHzと192kHzの選択が出るので96kHzを選ぶ。
再生する前にテレビから、「この音声設定には対応していない」という警告のメッセージが出るが無視。
テレビからの音は出なくなるので丁度良い。

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ソフトンのModel2は96kHzのLEDが点いている。

48kHzにたたき直された音と違って高域がよく伸びている。低域ももたつきがない。非常に透明感のある音だ。
音作りをしていなくて、録音された素なままの音で仕上げられているように思う。非常に優秀なピアノ録音だ。
ただ、ファツオリの音が楽しめるかと言うと、不満がある。
透明感と相反する要素かもしれないが、音の豊かさが足りない。
素なままでも充分に聴ける音なので、あえて残響を加えなかったのか。
ファツオリなら、もっとたっぷりとした感じの音で聴きたい。

DACの都合で96kHz/24bitで聴いたが、192kHZ/24bitという選択肢をどうするのか。
それは次回に試してみたい。


10年目の芋ハンダ

2014年07月18日 10:29

レンタルのベッドが無くなって、リクライニングチェアを元の位置に置いた。
これまでは、聴く気にもならなかったオーディオシステムに一年半ぶりに灯を入れてみる。


左の中音用アンプから盛大にノイズが出た。
fugakukai-seisaku4.jpg
http://fugaku.fc2web.com/sub433.html


このアンプは2004年5月の善本邸での視聴会へ出品したモノで、製作後10年を経過している。

定電圧電源のFETが逝かれているかと、端子間の抵抗を測定したが問題なし。
テスターでは埒があかないのでオシロを引っ張り出す。

こうなったらよけいな先入観を捨てて、虚心坦懐に向き合わねばならない。
NFBを外しても変わり無く、歪んだ方形波がでている。
出力段だけでなく、トライバー段やカソフォロ段にも出ている。
球を交換しても変わりはない。
前段の定電圧用FETも問題ない。

5687などという発熱の大きい球を2本も使った所為で、カップリングコンデンサーの外皮が剥げている。
ドライバー段には本当は400V耐圧のコンデンサーを使いたかったが、450Vしかなくて大きくてキツくなるので350Vを使っている。
今度、日本橋に行ったら400V耐圧のを買ってこよう。
などと思いつつ、コンテンサーを触って見ると簡単に動く。
アレッと、よく見るとコンデンサーの足がアース回路から浮いていた。


トライバー段とカソフォロ段の2箇所の平滑用コンデンサーのアース側の足が芋ハンダ(あるいはハンダクラック)だった。
10年も前に作ったモノで、しかも振動試験(出品の為に東名・名神を往復した)もしている。
これまで全く問題なく稼働していた。
それでも1年以上使わないと、不良箇所が出てくるとは。



ハイレゾ②~HDMIスプリッター

2014年04月11日 10:49

前稿でPS3のHDMI出力にある音声信号をDACに入れれば、再生できる事が判った。


スプリッターと呼ばれる、HDMIからデジタル音声信号を取り出すアダプターがある。
DSC01868s.jpg
同軸で取り出すものもあるが、光で出すタイプの方が安かった。¥4680@Amazon(TSdrena製)

ミニステレオジャックでアナログステレオ出力もある。こちらの方が主力の製品なのかも知れない。

USBから電源を撮るアダプターも付いているが、5.1chを出力として取り出す時以外は不要のようだ。



DSC01873as.jpg
PS3とTV入力の間にこのスブリッターを入れ、光出力をModel2に繋ぐと96kHzが点灯して、ハイレゾの音を聴く事が出来た。

TVからは音が出ず、この音声信号は適用範囲外であるとの警告が出た。
PS3をSonyのBDレコーダーに置き換えると48kHzにダウンコンバートされてしまうので、BDレコーダーではHDMIを入力する機器の取り扱える範囲に変換するが、PS3は無視して出力する仕様になっているようだ。


そのハイレゾの音は、48kHzにダウンコンバートされた音とは全く別の音であるが、中高域のエネルギーが大きくなる印象があるももの、ビックリする程の音では無かった。

Fazioliならもっと深みのある響きで余韻が鳴るはずだ。

音の規格に録音が負けているのではないだろうか。
これくらいの音ならCDでも出せる。(192kHzを試していないが)

私にとってのFazioli F278の代表録音盤、山本英次の弾く「トゥーファツィオリ」を凌駕する音ではなかった。