投稿日:2008-01-20 Sun
ストリングスとクラシックギターの共演という事に興味を持って、昨日聴きに行った。「ストリングス」は大阪センリチュリ交響楽団の首席奏者たち6人。
協奏の部分では、このバックにギターは完全に負けていた。
またクラシックのコンサートには異例の大きなPAが両脇に据えられてした。
ギターにも、ジャックを突っ込んでいたから完全な「生」ではない。
それでもギターの真ん前にマイクが一本。奏者たちの上に2本と、さらにホール音用のマイクもぶら下げられていたから、CDでも出すのだろう。
その時のギターの音は、間近のマイクで直接拾ったがミックスされるのだろう。
会場に流れていたのとは別の音になる。
こういう状態では、残念ながら木村大という人を評価できない。
投稿日:2007-12-16 Sun
ワルツ堂の頃は、店員さんと馴染みになれば「顔」でもらえた。今は、クラッシックCDを1万円買ったらもらえる。
HMVの通販で外盤を買う習慣がついて仕舞うと、国内版の新譜には魅力がない。
一万以上になるように廉価版のウィッシュリストを作っておいて、年末にまとめ買いをするようになった。

「ウィーンのロリポップ、ウィーンのクリームケーキ、マリアのワルツ。60年頃のヴァンガード原盤、ボスコフスキー/ウィーン・フィルのワルツ集。オリジナル・ジャケットで出たので買い直し。

アファナシエフのシューベルト・ピアノソナタ集。異常に遅いテンポの演奏で売っていた頃の録音。

この間生を聴いたライスターのブラームス/クラリネット・ソナタ等と、オペラのパラフレーズもの。

バシュメットがビオラで弾いたアルペジョーネ・ソナタと、60年代にイ・ムジチで四季ブー」を引き起こしたアーヨのバッハ・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ集

イベール、ジェイコブ、バスクッリ、ブロとあまり馴染みのない作曲家が並んでいる。
何でこれを注文していたのか、直ぐには思い出せなかった。オーボエとハープという変わった二重奏に興味をもったのだ。
矢っ張りゲテモノが並んでしまう(笑。
私にとってはどれも興味津々たるソフトだが、素人がつたない文章であれこれ紹介するより、プロデューサーのライナノートを引用するほうが手っ取り早い。
「フルートのレコードで、いつもベストセラーズを期待してする小品集には、ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」を加えるのがレコード・プロデューサーの馬鹿の一つ覚えになっている。確かに「柳の下にどじようが2匹」ならぬ、そうしたアルバムが未だによく売れるから、ドップラーの書いたこのピースを日本人がどれほど好んでいるか計り知れない。
これがクラリネットのアルバムとなると、フルートのような決め手がない。いや、クラリネットの小品集、楽しめるピースなんてみんなが皆無と思っている。ライスターにこの話をしたら、「それでは自分がそのパイオニアになって、超ヴィルトオーゾ・ピースを録音してみよう」と言い出した。なるほど、クラリネットにもこんなに楽しいピースがあるものかと録音していて感心してしまった。
楽譜のコレクションは、ライスターと私が色々なクラリネット吹きに声をかけて2年がかりで集めた。その大半がオペラのアリアの変奏曲で、クラリネットの超絶技巧を利用して、ソプラノかテノールの歌い手が歌うような、時としてはコロラトゥーラのような華やかな技巧をまき散らしての名人芸を披露する難曲ばかりでせあった。
しかし、技巧の難しさを聴き手に感じさせては楽しいアルバムにはならない。そこがこのCDの一番のセールスポイントなのだ。成る程、多くのクラリネット吹きが、こうした曲が存在するにもかかわらず、そのアルバムを作らなかった訳が録音してみてわかった。これは、並みのクラリネット吹きでは作れる技ではない。・・・・・」
投稿日:2007-12-15 Sat

今年も、ディスクピアで貰ってきた。
以前は、カレンダーとして使っていたがここ20年ほどは残している。
本当は60年代のモノが残っていれば、良いのだけれど。
表紙はウィーン・フィルとベルリン・フィルが交代で出る。
ウィーン・フィルの「写真」は1990年のもの以外は全く同じ。
ベルリン・フィルも最近はアップ度を変えたりしているだけで、同じ原板を使い回している。
ポリドールになって、デッカもフィリップスも入ったのだから、たまにはコンセルトヘボウも使えばいいのにと思うが、あくまでグラモフォンなのだろう。ドイツ的頑固さ。
昔のものには「ワルツ堂」の文字が入っている。
各店とも入れさせるだけの体力があったのだろう。

メンバーもポリーニ、アルゲリッチ、マイスキー等々はほぼ不動。いまだにこの人も抜けられない。
投稿日:2007-11-28 Wed
ピアノの「御三家」が、24億とはお買い得。しかし、ヤマハピアノにベーゼンドルファーのマークを入れて売るのは止めて欲しい。
中国製のMGやローバーなんかには、乗りたくないのと一緒。
投稿日:2007-11-23 Fri
ドン・ジョバンニ序曲の後、ショパンの1番とラフマニノフの2番のピアノ協奏曲。オケは斉藤一郎指揮の大阪センチュリ交響楽団。
小柄で童顔、どこにでも居そうな中学生に見える。
ハンケチで顔、手、鍵盤を拭き、衣装の縁に手をやる。
最初の一音が出るまでは、極度の緊張感が見られる。
曲が始まるや、目を瞑って身体を仰け反らし、反対に頭が鍵盤に擦り付きそうになるくらい前のめりになる。激しい感情移入のアクションだが、嫌みはない。
アクション程の感情移入はない(この人の演奏スタイルなのだろう)が、アッサリしすぎる事もない。オケを圧倒するのではなく、オケに上手にサポートして貰っている。
久々に、新鮮な心地よい乗りの音楽を聴かせて貰った。
若干24歳、今後が楽しみだ。
投稿日:2007-11-19 Mon
大阪城の近くの「いずみホール」という800席程度の中型ホールで、ピアノ・デュオをやっていました。
アドモニーという日本人とイスラエル人夫妻のデュオで、CDでは聴いたことがありませんでした。
クロムランクが「心中」という形で消滅してしまったので、貴重な存在だと思います。
プログラム中の「リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番」はCDだと「1人で出来るのに、2人でやっても1.5人位分くらいしか面白くないやん」というものですが、2台のビアノの間でメロディラインが行き交うという、発実演ならではの発見が出来ました。
カブリつきの席で聴くと、グランドピアノ(それも2台)でも意外と響かず、録音はホールに依ることがよく分かります。
帰り見た大阪城のライトアップが、冷えた夜空に美しく映えていました。
デジカメを持ってなかったのが残念。
投稿日:2007-11-11 Sun
その1 グールドの2007年録音?
1955年録音のモノのパツハ/ゴールドベルグ変奏曲がオリジナル。これをスタジオでプレイバック、『コンピュータ・ソフト「Zenph(ゼンフ)」を使って徹底的に解析し、キータッチや音量、ペダルの踏み込み加減にいたるまで完全にデータ化、それを自動演奏ピアノ(ヤマハ製ディスクラヴィア/9フィート・フルコンサート・グランド)を用いて再現』、これを再びマイクで録ったもの。
ふむ、最新のMIDIソフトは音符だけでなくペダルのデータも入れられるのか。
「グールド党」ではないので、SACDサラウンド録音のほうは特に感想はない。グールドで「ゲテモノ」を作るより、バックハウスが唯一ステレオで残せなかったベーヴェンのハンマークラーヴィアや、ケンプの技術がまだしっかりしていた頃のモノ録音に、この技術を使って欲しいと思う。
このCDにはバイノーラル録音版も入っていて、こちらの方が興味深かった。バイノーラル録音は、ベットフォン専用ではない。ダミーヘッドの耳の部分にマイクを付け、耳で聴くのと同じ条件で音を捉えらる。音場感向上のため、昔流行ったことがある。当時のLPでは顕著な効果が得られず下火になった。このCDでは、サラウンドではないのにスピーカの前方に「立体的な」ピアノの音像がデンと座る。音もこちらの方が良い。音に深みがある。2チャンネルステレオにも、まだ開発すべき余地が残っていたのだ。
その2 ニコイチのグランドピアノ
ショパンの2台のピアノ用のオリジナルと、サンサーンス編曲によるピアノソナタが入っている。
その姿が変わっている。2台のピアノを背中合わせにくっつけたピアノ。

ショパンも愛用したプレイエル社が100年も昔に造り、2度の戦火を生き残ったオリジナルだ。よりダイナミックな音の響きを狙って造られたこのピアノで聴く、葬送行進曲付きのピアノソナタが面白い。
投稿日:2007-10-28 Sun
クラシックというものを聞き始めた時から、名を知っている。1959年にベルリン・フィルのトップになったのだから当然だろう。
頭の中ではカラヤンやランパルと同世代という感覚があった。新譜を賑わすこともないし、もう亡くなったと思いこんでいた。
その人が、まだ演奏活動を続けている?
なんと、20代前半で世界のトップになっていたのだ。
まだ?、70代。
さすがに一人だけ輝いているような「勢い」は無い。
そういえば、放送用のマイクすら無かった。
実演でも少し物足りなく感じた。
しかし家で録音を聞き直してみると、モーツァルトのクラリネット五重奏がすばらしい演奏だった。
「聞き飛ばし」では、キチンと評価できない事を痛感した。
今後は、ROLAND R-09を必ず携行しよう(笑)

Caplio R7の7倍ズームの威力で、バルコニー席からでもアップで撮れました。
ノーフラッシュでは、手ぶれは厳しいですがなんとか見られる程度に写っています。
投稿日:2007-10-16 Tue
ともに、ピアノトリオを中心とした日本のジャズレーベルである。何十年経っても、マイルス、モンク、コルトレーンの時代をベストとするモダン・ジャズに飽きた。かといってナベサナみたいにポップにすり寄っていくのは嫌だ。最初に、活路を見いだしたのはヴィーナス・レコードだった。

「水上スキー」というだけで解る、有名な1枚だと後で知った。売り場で、ジャケットだけ見て買った。このレトロな感覚がなんとも言えない。ビル・チャーラップはこれで知った。マグナムなんとかという仰々しいレコーディングシステム名が付いているが、要するにオーナー・プロデューサーお好みのイコライザーがかかっている。ベースはブンブン、シンバルしゃんしゃん、おまけに普通のCDより6dBくらい音量レベルが高い。

レトロ&セクシー路線のジャケットも良い。
一方の澤野工房のジャケットは、月並み。

これは澤野工房のベストアルバムと言っていいCDだ。
曲と曲のセンスが、連作短編集みたいに繋がっている。

シャフラノフが一躍有名になったアルバムだが、ウォッカのラベルみたいで・・・・
どちらもクラッシックでも通用するような美しいピアノが特徴。
同じピアノトリオを追求するレーベルだが、録音方針の方向は全く違う。
澤野工房はピアノが主で、ベース、ドラムは従
ヴィーナス・レコードは音の綺麗なドンシャリ。
最低域は澤野工房の方が、良く延びる。
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