独断専行ネットバンク比較評価

2017年04月11日 07:37



かってはジャパンネット銀行だけだったネットバンクも随分と数が増えてきた。
最も使い勝手の良いネットバンクはどこか調査した。
最終的に候補に上がったのはジャパンネット銀行、住信SBI銀行、ソニー銀行、新生銀行、大和ネクスト銀行の5行。

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1. 開設方法 ログイン

住信SBIとソニー銀行はネットから申し込む時にも本人確認の書類は必要なく、
クレジットカード同様本人限定郵便で受け取る時に確認書類を呈示する。
ジャパンネット銀行は免許証画像をスマホから送るやり方。

新生銀行の口座開設とログインの方法は一寸面倒だ。
所定の封筒を印刷して郵送する方法では、本人確認書類に免許証以外に公共料金の領収書が必要で、尚且つ氏名と住所が無くてはならない。
今時、住所を印刷する電力会社や都市ガス会社なんて無い。
スマホで免許証の画像を送る方法では、更にサインか印鑑の画像も必要だ。
小さくても地べたに支店網を持つ銀行は煩い事を言う。

開設後、ガイドブック、キャッシュカードと乱数表、初期暗証番号の3種類の書類がバラバラに届けられる。

ログインに支店番号と口座番号、パスワードが必要なのは普通だが、暗証番号と乱数表からの文字入力も必要。
ログインして残高をチェックするだけで、どんだけ手前とらせるんだ。

また他行からの入金でTポイントが付くというサービスがあるが、これも毎月Tポイントにエントリーしないと付与されない。



2. 提携ATMからの無料出金

都市銀行はどこも50万が上限だが、郵貯銀行とネット銀行は200万まで設定出来る。
入金はどこも完全無料だが、ジャパンネット銀行だけは、3万以上という括りがある。
その代わり3万以上であれば出金も無制限で無料になる。

ここでは新生銀行がベストで、都市銀行・郵貯・コンビニとどこでも回数無制限で使える。

ソニー銀行は4回あって普通はこれで足りる。

住信SBIは預金高で決まる「ランク」で回数が分かれる。

大和ネクスト銀行はセブン銀行のATMしか無料にならないのは不便だが、證券口座のオマケみたいなものなのでやむを得まい。
セブン銀行以外のATMを無料で使いたい時は、他行でも本人名義の口座であれば無料回数無制限で振り込めるので、そちらの提携ATMを使うという手がある。

*三井住友銀行には、残高30万以上で月4回郵貯ATMから無料引き出しできるサービスがある。


3. 無料振込

他行他名義口座へ無料で振り込めるのはネット銀行だけにあるサービスだろう。

大和ネクストが頑張っていて無条件で3回できる。

新生銀行なら100万の預金残高で5回、住信SBIなら100万で3回、300万なら7回無料になる。

また、ジャパンネットとソニーは同行口座なら24時間リアルタイム振込可と、ネット銀行の特色を出している。



4. 特別金利

住信SBIとソニー銀行は期間限定で普通より高い金利の定期預金高を募集している。

住信SBIと新生銀行は口座開設時のみ特別金利の3ヶ月定期がある。
殊に新生銀行は常時設定している。

これらは12-2月、6-8月のボーナスをねらった商品で、次にも有るとは限らない。
その時は大和ネクストが次善の選択肢になる。


5. 総合ランキング

1位.住信SBI銀行
条件付きではあるが、実用的な回数で無料提携ATM引き出しと無料振り込めができる。
特別金利の定期預金による貯蓄性もある。

2位.新生銀行
全国のATMで現金を引き出せ、お財布口座として最適。

番外 大和ネクスト銀行
證券口座を開設したら付いてくるネットバンクで、キャッシュカードさえ證券カードで代用しているが、
無条件の無料振込があり、定期金利もやや高めに常時設定されている。
證券口座を持っていれば口座登録していなくても、三菱・三井住友・みずほ、郵貯、ジャパンネットの自口座からはネット振込が無料で出来るので、
大和ネクスト銀行を介してこれらの銀行から3回無料振込ができる事になる。


個人向け国債に譲渡損失と配当利益の損益通算が適用されていた

2017年01月10日 14:33



証券会社から特定口座年間取引報告書が届いた。
配当金の源泉徴収の殆ど(80%)が還付税額となって返ってきている。

この口座では株なんかやってないぞ・・・・・。

思い当たるのは個人向け国債。
償還前に解約するとペナルティとして過去一年分の配当金の税引き後の額を徴収される。
(それでもキャンペーンのキャッシュバックの方が大きいので、一年で解約する。)

その分を減額されて償還されるが、購入時からマイナスになっているので「損失・償還に要した費用」と見なされているようだ。
配当は既に貰っているので差し引きゼロなのだが、「損失」として扱われて、配当利益と相殺されている。

昨年から債券についても譲渡損失と配当利益の損益通算が行われようになった為だ。


喜ぶべきことだが、数年前までは債券や損失の出でいる投資信託は特定口座の報告書には入らなかった。
しかも平成31年からはマイナンバー付きで報告されてしまう。
それを思うとこんなみみっちいメリットは霞んでしまうのだが。




郵便局の押し売り

2016年07月06日 10:02



本局から電話があって、
ゆうちょ銀行の限度額が1000万から1300万になったので、通帳の設定変更に伺いたいという。

限度額の引き上げが中途半端な額に終わったようだという記憶はあったが、わざわざ出向いてまで・・・・・・・。


そうか、そのついでに定額預金を増やす営業をするわけか。

明日から留守なので帰ってきたら電話すると逃げた。






クレジットカード利用枠増大の審査

2016年05月02日 09:24



ジャックスの「REX CARD Lite」をサブカードとして使っている。
年会費無料で1.25%のキャッシュバックがある。
メインカードほどの実績は無いが、利用限度額の増大を申請してみた。

金曜日の午後5時過ぎにネットから申し込んだ。
審査結果は週明け以降だろうと思っていたら、なんと日曜日に「OK」の返事が返ってきた。

年金生活者で、利用枠の限度には余裕のある使い方なのに、
枠の増大が可能なのは有り難いが、全く人間が関与せずに判定している。

利用者の信用度を評価するという、カード会社として最も肝心の作業をプログラムに任すというのは、プロパーカードであるだけに気になる所だ。
今のところ、楽天カードのような突然の使用停止は無いようだが。





日興証券の「もどき総合口座」~似て非なるもの

2016年04月25日 09:26



日興証券から、突然こんな葉書が来た。
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固定の担当者が居ないという事は、
何か注文する際、口座番号から、姓名・住所・生年月日等の個人情報をいちいち言わないと受付てもらえない。
また代表番号しかないので定時をすぎたら繋がらない事になる。
営業側も、自分の「成果」として固定できない客に商品を提案する等の営業をかける訳がない。
自ら対面営業を放棄する、総合口座であって総合口座でない「もどき」口座だ。

担当者を無くすというのは「担当者変更」にあたるのか。
タイトルからして詭弁で人を馬鹿にしている。
しかもこの口座は日興証券が強制的に決定するもので、客に選択肢はないという。

長い間殆どゼロ円で放置してあった口座だが、その間こんな事は無かった。
三津田某とかいう今度の営業担当の仕業だ。
向こうの進める手数料の高いファンドに手を出さないからだろう。


口座は即刻閉鎖した。


日興はホールセールをもがれ、ディテール部門しか無い片輪の証券会社だ。
個人の投資の中心がネットに移り対面営業は縮小する中で、営業要員が自分で自分の首を絞めるような事をするとは。

これでは1.5流の日興証券はいつまで経っても一流には戻れない。







4月分から個人向け国債キャンペーンが無くなる

2016年02月27日 09:46



昨日、大和証券から電話があった。

マイナス金利で来月から個人向け国債キャンペーンは中止されるという。
2/29月曜日までに振り込む3月分はOKだが、それ以降は・・・・という事だった。

最も熱心にやっていた大和が止めるのだから他は推して知るべしだろう。

でもあの0.5%の原資は財務省からの販売促進費だから、証券会社の懐は全く痛んでなかった筈だが・・・・。


通常の長期国債はマイナス金利の煽りを受けているし、個人向けもとなるとどこが新規国債を引き受けるのだろう。
全部日銀が被るのか・・・・・。
やっぱり官僚を日銀総裁にしてはいけない。
漱石流に言えば、人の尻に付いて屁の数を数えるような輩なのだから。








楽天銀行~面倒なネット銀行

2015年10月17日 01:09



楽天銀行から定期預金の案内メールが来た。

口座なんて開設した覚えはないが・・・・・・・・eバンクの後継が楽天銀行だったのか。
5年間音沙汰無しで、今頃になってカビの生えたアドレスを辿って営業メールを送ってくるとは。

とりあえず配信停止をしようとしたが、パスワードが有効ではないと蹴られる。
メモっておいたIDとパスワードなのに。

楽天にしては珍しい無料電話のサポセンに電話する。
何年もパスワードを変えなかったので、自動的に無効になり、
口座を閉鎖するのにも、パスワードを再設定する必要があるという。

「支店番号と口座番号を」
・・・・・・・・。 eバンクのカードか残っていた(物持ちが良い!!)。
仮パスワードを郵送してくる事になった。


ついでに、金の出し入れについて聞いてみた。
ATMの利用手数料はジャッパンネット銀行と同様だが、それは1000円以上の話。
1000円以下は手数料はこちら持ちで、普通の銀行口座へ振り込まなくてはならない。

「手数料をかけて「振込手数料」を振り込み、0円にしないと口座解約が出来ない!!!」
イーバンクの時はジャッパンネット銀行と同じように月一回は無料だった。
更に三井住友銀行のATMなら小銭も引き出せたのも同じだったと思う。


その後)
残高は幸いにして0円だった。
残高ありで解約する場合は、提携銀行口座(そんなもん設定してあったのか。何の為に)へ
「手数料を差し引いて入金」される。
手数料を引いた金額がマイナスの場合については記載が無かった。




漢方スタイルカード改悪

2015年02月14日 12:22

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ジャックスから見開き葉書が届いたら、こんなお知らせだった。

1point 5円だから、2000円で5円は0.25% の還元率。1.75%から一気に0.25%とは。
税金払い用のnanacoチャージ直撃だ。


残る高還元率カードは2%の有料リクルートカードと1.2%の無料リクルートカードだが、
使える先がじゃらんでのホテル代金か、PONTAに交換してHMVでCDを買う位しかない。


「キャンペーン」で充分知名度が上がったという事なのだろう。
いずれ来るだろうとは思っていたが、こんなに早いとは。
使い始めて1年でブームは去った。



日本国国債がデフォルトしたら その3 踏み倒す

2015年01月28日 10:38

日本の名目GDPは、ここ20年間500兆円前後で推移している。失われた20年といわれる由縁だ。
1100兆円という国債残高はGDPの2.2倍、税収の22年分もある。
会社でいえば売り上げの2.2倍、粗利(経常利益ではない!)の実に22倍もの借金がある。
誰も投資しないが、大きすぎて倒産させられない。
しかし、何時までも続く訳はない。
あれだけ公金をつぎ込んだ日本航空でさえ、結局倒産整理した。


でどうするか。

8%の海外投資家分。これは全額返済しなければ交易が成り立たない。90兆円。
IMFの自己資本は7557億ドル(日経 2010/11/6)、120円/ドルで約90兆円。
日本出資分の6.3%分くらいは割り引いてくれるだろう。

残りの国内92%は・・・・・・・「踏み倒す」

メガバンクも、今年晴れて株式会社となる予定のゆうちょ銀行も、再国有化される。
ゆうちょ銀行の株券は紙くずになる。

政府は病院を始めとする福祉医療体制の維持や道路網等物流確保の為、等々国民の生命生活を守るため
「富裕層」に応分の負担をしてもらうと言うだろう。
僅かでも個人向け国債を保有していれば総て「富裕層」だ。
負担する層が広いから、ひょっとしたら10%くらいは、つまり1/10に圧縮して償還するかもしれない。
しかし即時償還はない。島津藩がしたように毎年1/100づつ100年間無利子くらいか。
1千万→百万→1万/年。限りなくゼロに等しいが「可能な限り返した」と後世に言い訳できる。

預貯金は封鎖される。
世帯当たり生活保護程度の必要最低限の引き出しか認められない。
その内、新円に紙幣が切り替わる。
交換率は1:1だが、旧円は一定期間後流通禁止となる。やがて旧円での預貯金はカットされる。


こんな酷い事って起こりうるのか。
って、実際起きている。昭和21年に日本国で。
当時も今と同様国債の(意図的に低金利化されていた)残高はGDPの2.5倍もあった。
預金封鎖は公表の翌日に実施され「逃げる」余裕はなかった。


続いてインフレが襲った。
インフレ率は対前年比で
昭和21年 432.9%
昭和22年 195.9%
昭和23年 165.6%
昭和24年  63.3%

4年間トータルで約7000%もの超ハイパーインフレが起こった。
地震の後の大津波で根こそぎ持っていかれたようなものだ。
当時の政府は預金封鎖の目的をインフレ防止のための措置だと言っている。
国民の財産を簒奪して国庫負担を軽くしておいて何という言い種だ。
何時の時代も官僚の面の皮は、切っても血が出ない程分厚い。
効果の無い措置だった為インフレは起きるべくして起こった。


日銀が国債を買うというスキームは、2.26事件で暗殺された大蔵大臣高橋是清によって始められている。
黒田バーズカは80年も前の手法の模倣に過ぎない。
高橋是清は、悪性インフレに繋がるから一時的な措置としていたが、黒田日銀は次の増税まで止める積もりはないようだ。
インフレのコントロールができる保証は全くない。2%なんて通過点だ。


国内保有分は、簡単にデフォルトできるという事は歴史的事実が証明している。

国債と通貨の暴落、預金封鎖を伴うハイパーインフレに、通常の金融商品で対処する術はない。
金融機関に入ったとたん、通貨はバーチャルになり、権力によって簡単に補足、収奪されてしまう。
ここはインフレが通常化している国の人々に習うしかない。

米ドル札に替える。

外貨預金ではなくリアルマネーで保有する事。私にはこれしか考えられない。
タイミングとルートという問題はあるが、災厄の大きさを考えればテクニカルなものだろう。


日本国国債がデフォルトしたら その2

2015年01月26日 11:00

国債がデフォルトになるとどんな事になるのか、実例を見てみよう。

2001年、アルゼンチンの国債デフォルトが、私の傍をかすめていった。
隣国のブラジル国債を選択したのは偶々で、アルゼンチンだったら直撃を受けていた。

フォークランド諸島をめぐってイギリスと戦争する程の国力を持っていたが、
920億ドルという史上最高額のデフォルトで、南米第一の大国の座をブラジルに譲った。
債務の75%カットという条件を「大多数の」債権者がのんで、今も順調に返済を続けている。
(最近ハゲタカファンドが100%の履行を要求して、またもやデフォルトの縁に立たされているが。)

アルゼンチンの2012年の国家予算が1328億ドルだから、920億ドルという額が当時如何に大規模なものだったか想像に難くない。

アルゼンチンペソ/ドル為替レートは1.000から0.356と1/3の急落
インプレ率は・・・・・・40%

40%のインフレ。たった。単年ではなくその後も続いているが、直近を別にすれば概ね10%以下だ。
なにせ1990年までは1000%もの、(100%の誤りではない)ハイパーインフレが中南米諸国では当たり前だったのだから。

これで済むのか。


日本だったらどうか。


「日本国国債は92%が国内で保有されている」

「GDPがプラスでありさえすれば、国債残高が増え続けても大丈夫」と言う人もいる。


本当だろうか?