投稿日:2007-01-10 Wed
建築音響関係の基準・推奨値の室間平均音圧レベル差に関する適用等級を見ると、集合住宅は最低の3等級でも、壁・床ともにD40等級です。D値は値の大きいほど高性能になります。ヘーベルハウスの「HEBEL TECHNOLOGY」にはD35となっています。
3等級とはどんな意味でしょうか。同ページの下に「遮音性能上やや劣る やむを得ない場合に許容される性能水準 」となっています。それより更にワンランク低いのです。
集合集宅は壁一枚がお隣ですが、戸建てでは空間がありますし隣の壁での遮音も期待できます。しかし、道路からの騒音に対しては言い訳できません。
ヘーベルを非難する前に、D値とはどんな基準か確かめてみましょう
<D値とは>というグラフがあります。125Hz〜2000Hzの間の6ポイント測定し、総ての測定値がこのラインを上回らなければならないのです。一点でも下回るとその最低値のランクになります。また、500Hzの値がD値の呼称になります。
ヘーベル板の防音性能はどうでしょうか。
2.透過損失を見てください。「100ミリのALC」では、500Hzで29dBしかありません。
あとの6dBは内張のプラスターボードで稼いでいます。プラスターボードも「独立壁」として建設できれば29+22=51でD50が謳えますが、共通柱のためD35まで低下します。
ヘーベル以上の遮音性のある外壁材料を使っている鉄骨系メーカーはあるでしょうか。
積水ハウスのダインはD40になっています。確かにダインの方が発泡率が低く、面密度はALCより大きいので、有利です。
遮音性はダインの勝ちでしょうか。私は同等と考えています。
D値のグラフとALCのデータを見比べてください。D値のグラフはオクターブ毎(周波数が倍)に5〜6dB上がっています。通常の材料はこのような傾向にあります。
ところが、ALCでは500Hzの透過損失は、オクターブ下の250Hzよりむしろ下がっていて、これがD値に響いています。この点を考慮すればヘーベルとダインは、全く同じ工法をとれば聴感上の差はないと考えられます。
しかし、「透過損失」の「コンリートブロック」のデータからすると、大成建設のパルコンが、更に上を行くように思います。
では、「オーディオルーム組」はパルコンで建てるのがベストでしょうか。
残念ながら、コンリートブロックには別の欠点があります。
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