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花粉症と野生動物被害
秋田県に「清太郎さんの森」と呼ばれる人工林があるそうだ。
ここでは針葉樹と広葉樹を混在させている。
広葉樹は、夏には木陰を作って針葉樹を強い日差しから守る。
冬は葉が落ちて、日当たりを良くすると共に肥料になって針葉樹の生育にも役立つ

日本の森は、伐採の跡に生育の早い杉・桧を植林する人工林が殆ど。
杉・桧は4本のうち3本は間引くという手間が掛かる。

割り箸は、この間伐材の有効利用策なのであって、成長させる木を使うことはない。
ここのところを勉強せずに、マスコミに乗って「割り箸を使わない」運動を起こし、
割り箸の生産量を激減させた、アホな女がいた。

閑話休題
住宅建築の需要から50年代に取られた植林政策だが、60年代には安価な輸入材
によって採算が悪くなった。にもかかわず、政策変更をしなかった結果
1.杉花粉症が増えた。
  杉花粉症は、今の人間が軟弱になったためでも、杉の自己防衛反応でもない。
  単に戦後杉の木が増えたためである。
2.熊、猪、猿が人里に現れ、地の人が被害を被る。
 針葉樹ばっかりになり、「実」をつける広葉樹が減っては、 動物も餌を求めて里へ出てくる。
 「山を開いた人間が悪い」と、動物「愛好家」が言うが、被害に遭っている人たちが植林をしたわけではない。
そもそも畜生と人間を同列に考えるという、根本からして腐っている。

伐採したまま放置して洪水を招いている中国よりはましだが、「荒れる森」は問題だ。
針葉樹と広葉樹の混在は人手を使わず「森」を維持できる。間引きをする労働力不足対策として
「清太郎さんの森」は、3つの問題を同時に解決できる優れたアイデアだと思う。


私の視点 時事・社会・科学 | 18:00:16 | Trackback(0) | Comments(0)

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