投稿日:2007-04-28 Sat

上巻読了後、タイミング良く下巻が入ってきた。上巻同様一気呵成に読んだ。下巻では、本能寺での「謀反」の代償として、自身の後継者に苦しむ秀吉がテーマになっている。
「異説」の情報量は、そこいらの「イフノヴェル」作家なぞ足下にも及ばぬ程もの凄い。「信長の棺」では、太田牛一という信長公記の作者をストリー・テラーとしていたが、「秀吉で枷」では特にストリー・テラーはない。そのためか、松本清張の「信玄戦旗」のようなノンフィクションを読んでいるような感じがする部分もあった。例えば、前野将右衛門のような、作者が、信長謀殺に係わったとする人物をストリーテラーに仕立てたら、もっと面白かったのではと思う。
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