投稿日:2007-12-16 Sun
ワルツ堂の頃は、店員さんと馴染みになれば「顔」でもらえた。今は、クラッシックCDを1万円買ったらもらえる。
HMVの通販で外盤を買う習慣がついて仕舞うと、国内版の新譜には魅力がない。
一万以上になるように廉価版のウィッシュリストを作っておいて、年末にまとめ買いをするようになった。

「ウィーンのロリポップ、ウィーンのクリームケーキ、マリアのワルツ。60年頃のヴァンガード原盤、ボスコフスキー/ウィーン・フィルのワルツ集。オリジナル・ジャケットで出たので買い直し。

アファナシエフのシューベルト・ピアノソナタ集。異常に遅いテンポの演奏で売っていた頃の録音。

この間生を聴いたライスターのブラームス/クラリネット・ソナタ等と、オペラのパラフレーズもの。

バシュメットがビオラで弾いたアルペジョーネ・ソナタと、60年代にイ・ムジチで四季ブー」を引き起こしたアーヨのバッハ・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ集

イベール、ジェイコブ、バスクッリ、ブロとあまり馴染みのない作曲家が並んでいる。
何でこれを注文していたのか、直ぐには思い出せなかった。オーボエとハープという変わった二重奏に興味をもったのだ。
矢っ張りゲテモノが並んでしまう(笑。
私にとってはどれも興味津々たるソフトだが、素人がつたない文章であれこれ紹介するより、プロデューサーのライナノートを引用するほうが手っ取り早い。
「フルートのレコードで、いつもベストセラーズを期待してする小品集には、ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」を加えるのがレコード・プロデューサーの馬鹿の一つ覚えになっている。確かに「柳の下にどじようが2匹」ならぬ、そうしたアルバムが未だによく売れるから、ドップラーの書いたこのピースを日本人がどれほど好んでいるか計り知れない。
これがクラリネットのアルバムとなると、フルートのような決め手がない。いや、クラリネットの小品集、楽しめるピースなんてみんなが皆無と思っている。ライスターにこの話をしたら、「それでは自分がそのパイオニアになって、超ヴィルトオーゾ・ピースを録音してみよう」と言い出した。なるほど、クラリネットにもこんなに楽しいピースがあるものかと録音していて感心してしまった。
楽譜のコレクションは、ライスターと私が色々なクラリネット吹きに声をかけて2年がかりで集めた。その大半がオペラのアリアの変奏曲で、クラリネットの超絶技巧を利用して、ソプラノかテノールの歌い手が歌うような、時としてはコロラトゥーラのような華やかな技巧をまき散らしての名人芸を披露する難曲ばかりでせあった。
しかし、技巧の難しさを聴き手に感じさせては楽しいアルバムにはならない。そこがこのCDの一番のセールスポイントなのだ。成る程、多くのクラリネット吹きが、こうした曲が存在するにもかかわらず、そのアルバムを作らなかった訳が録音してみてわかった。これは、並みのクラリネット吹きでは作れる技ではない。・・・・・」
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