投稿日:2008-03-15 Sat
大阪府が5兆円の借金返済で、大騒動になっている。大阪府の年間予算は、一般会計で3兆余、特別会計で1兆余、併せて4兆余である。
会社で言えば、年間の売り上げより借金が多いという状態が続けば、破産である。
法的にも、借金の限度が定められており、それを超えると強制的に夕張市のような事にさせられるので、大問題になる。
しかるに国はどうか。
一般会計約子80兆、特別会計約200兆、併せて280兆に対して借金は826兆。歳入と借金の比率では大阪府より遙かに酷い状態になっている。
しかし、法で借金の限度が決められていないものだから、返す方策を考えない。それどころか、借金を増やすのをストップする「プライマリーバランス」さえ、簡単に先送りする。
国会議員は、票のために国を憂う事をせず、地方自治体は、自分の借金ではなければいいと道路造成を後押しする。破産している会社が、「新社屋」を造ったりするものだろうか。
車の走らなくなった高速道路に、ブルーシート小屋が建ち並ぶ日が来るかもしれない。
投稿日:2008-03-11 Tue

右は所有している創元文庫 1966年 28版。 初版は1963年だが、カバーは初版から変わっていない。創元社と早川書房で翻訳権を分け合ったため、一つの出版社でシリーズを揃えることは不可能。
原作は1953年で、フレミングの処女作だった。実に半世紀以上も前の本を映画化している。
左は本に挟まれていた栞で、パロディ版映画の広告になっている。
フレミングは1964年に亡くなっているから、映画は「ドクターノー」と「ロシアより愛をこめて」しか知らなかった。原作者のボンド像は、腕に入れ墨をした「ごっつい」スコットランド人のコネリーとは違っていたようで、不満を述べている。米大統領ケネディが、007シリーズの愛読者だと聞かされて「もっと、真面目なものを読んでもらわなくては困る」と言った話は有名。
ル・シッフルについては「周囲に白目がすっかり現れている目」「ときどきベンゼドリン吸入器から吸入する」とあり、この点でも原作に忠実な描き方がされている。
投稿日:2008-03-10 Mon


昨夜、WOWOWでやっとオンエアされた。
ダニエル・クレイグは、昔の独の俳優ハーディ・クリューガーにチョット似ている。
「これまでのものとは、少し変わっている」と言われているが、確かに変わっている。
全体にユーモアが少なく、ハードボイルド的になった。
まず、出だしのMGMのライオンから白黒になって、D4端子が接触不良かとあわててでチェック。
シャッターの絞りの向こうから、銃を撃つシーンが短い。
女性の身体に文字を浮かび上がらせるタイトルロールが無くなった。
Qもマネーペニーも登場しない。
なにより、ボンドがしょっちゅう傷だらけ、血まみれになる。
また、フレミングの原作に妙に忠実になっている。
金玉をロープでシバキ上げる拷問なんて、グロイものを出してくる。お子様向け路線からは、完全に転換した。
カードの場面が延々と長い。これは、ストーリーの本筋だから、これはむしろ「王道」と言うべきか。ウッディ・アレンとピーター・セラーズのパロディ版とは、完全に違うという事を示したかったのかもしれない。
一件落着の後、更にもうワンエピソードが入ってくる。ここは、原作から離れて、スタッフが伸び伸びと楽しみながら造っている気がした。ヴェニスの建物が一棟倒壊していくシーンで、金をかけているシリーズだという事を思い出させてくれる。
ここまで新機軸に拘るなら、ついでに女性Mも交代させてほしかった。
投稿日:2008-03-06 Thu
大阪六低山というのがある。天保山をはじめとする、山と言う地名が付いているが標高が非常に低いものを指す。先日の真田山もその一つである。「今日は青空、お散歩日和り」ではないが、近くの「低山」を散策することにした。
聖天山は阿倍野区と西成区の境にある。何となく由緒正しそうな名前であるが、古墳があったと言われるだけで、確たる由来は見あたらない。近くに「晴明」小学校というのもある。阿倍野というのは安倍晴明の荘園であったから、地名として残っているのであろう。

松虫通りの歩道からすぐに、正圓寺への参道が始まる。

あっというまに、「山頂」の正圓寺に着いてしまう。以前は一帯に、ブールーシートのホームレス小屋が並んでいたが、今は全て撤去されている。

この「山」がどれくらい高いかというと、ここは表参道であるが、この程度である。
次に大正区の昭和山に向かう。
ここは、地下鉄工事で出てきた土を盛ったもので、天保山と同様に出来た元号を銘々てしている。

千鳥公園そのものが、盛り土で出来ているが、その真ん中に一段高いところがある。

ここが昭和山の「頂」らしいが、看板も何も無い。標高33Mだが、木立が伸びすぎて眺望が開けない。
投稿日:2008-03-05 Wed
90年代に、ちくま書房から全14巻出ていた。個人全集でなく、あるジャンルのみの全集というは珍しい。書かれたのは更に10年前。第1、2巻「警視庁草子」 大警視川路利良と元南町奉行駒井相良守の
知恵比べ。NHKドラマとして放送していた。
第3、4巻「幻燈辻馬車」
第7巻 「明治断頭台」
第8巻 「エドの舞踏会」 西郷従道と山本権兵衛が舞台回しになって、
伊藤博文、井上馨、大隈重信の夫人たちの事件を解決していく。
第9、10巻「明治波濤歌」
第11巻 「ラスプーチンが来た」
第12巻 「明治バベルの塔」
第13、14巻「明治十手架」
近頃読み返しているが、第5,6巻の「地の果ての獄」が欠けていた。以前なら、なんとか入手出来ないものかと、焦っただろう。この先読み返すかどうかわからないので、図書館で借りて済ませた。
全作品で明治の著名人が、綺羅星のように登場し、遭遇する。遭遇はフィクションであるが、それ以外の部分は史実に基づいてる。荒唐無稽な話であるが、違和感なく引き込まれてしまう世界である。一冊読むとまた次ぎを読みたくなる。
関川夏央原作の漫画「坊ちゃん時代」でも同様な手法が使われている。「明治波濤歌」の「築地西洋軒」にでてくるエリス像や、「明治バベル塔」の「四分割秋水伝」で描かれている幸徳秋水像はよく似ている。とくに後者は共に大逆事件を描いていて、内容も酷似している。その「明治波濤歌」の解説を、関川夏央が書いているのが興味深い。
投稿日:2008-03-04 Tue
JR鶴橋駅と玉造駅の中間、玉造筋を西へ入ると、一体が小高い丘になってる。真田山である。北側が宰相山公園、南側が真田山公園になっている。宰相山公園の東端に三光神社がある。

小松左京がよく小説に書いていた、真田の抜け穴が在る神社だ。

鳥居の脇にいきなり「国家安康」の文字が。徳川方の言いがかりで、大阪夏の陣に至ったあの熟語である。


境内は、思ったより広い。

本殿の下に真田幸村の像、その向こうに「抜け穴」蹟があった。抜け穴の奥は殆どなく、全く埋め立てられている。小松左京の小説のように、タイムスリップを思い浮かべる縁なぞない。

神社の裏手へ階段を上がっていくと、「陸軍省所轄地」の石柱がある。真田山陸軍墓地である。


その向こうは、夥しい数の墓石が並んでいる。明治時代のものが多く、兵卒ばかりで、将校はおろか下士官のものすらない。石柱付近は明治十年が多かった。西南の役の年だ。軍従夫とあるのは軍属のものだろう。出身も関西とは限らず、東京地方の軍団名が入っているものもある。徴兵制度維持の為に、故郷に墓を建てられなかった一兵卒・軍属をも手厚く葬ったということなのだろう。ここには、まだ「富国強兵」の空気が澱んでいるかのようだ。
花入れはあるが、お参りされている様子はない。無縁仏ばかりである。大都市の真ん中にこんな風景が残っているのは、異様と言うしかない。


墓地を南へ抜けると、石畳で舗装された明るい坂道に出てほっとした。
道の南側は真田山スポーツ公園で、テニスコートやプール、アイスホッケー場がある。
投稿日:2008-03-03 Mon

8-10月 8月は冷房のため電気代が2万近く になったが、
ガス代は5千円程度で安定。断熱性能が良い家は
違うと、この時点では喜んでいたのだが・・・・
11月 暖房を入れるようになって電気代が真夏並みに
12月 父の希望で風呂を毎日沸かすようになってガス代が倍程度に。
電気代も上昇
1月 気温の低下でガス・電気とも前月比1.5倍に。ギョギョ。
断熱性能も当てにならない。
2月 一部の暖房をガスファンヒーターに変更。
ガス代はアップしたがトータルでダウン。
これまで、エアコンは夏しか使っていなかった。夏より冬の方が、電気代がよけいにかかるのは初めて。暖房はガスの方が割安ということになった。
投稿日:2008-03-01 Sat
バーナンキの「いくつかの小さな銀行は破綻する」や一連の「ドル安」容認発言で、ドル安に弾みが付いた。ついに103円に突入。これらの発言はドル安→貿易収支改善を狙った恣意的にものだろうか。アメリカは製品輸出で食っている国ではないのだが。
「外貨」投資してるアメリカ人にとってはウェルカムだろうが、株価が300ドルも下がっている。
円はあおりを食って、ドルばかりでなくユーロ、加・豪・ニュージーラントドル、ポンドに対しても大幅高。昨日までは「100円、101円はまだ先」と言われていたが、この分では100円突破も時間の問題で、その後どこまで円高が進むかが焦点だ。
あの阪神大震災時の、80円割れの悪夢は再来するのか。
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