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宮脇俊三を偲んで。北海道廃線跡の旅 その1
私はいわゆる「鉄ちゃん」ではない。しかし、故宮脇俊三氏の鉄道紀行文は好きだ。そこへ行ったような疑似体験をさせてもらえる。さらに「行ったからもういい」と思う「副作用」さえある。

これまで「サボ」っていた「実旅行」をしたくなった。
まずは、北海道北部の海岸線の路線。見事に消えている。
朱鞠内湖を回っていた深名線も今はない。

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2008/4/15 前泊のアパホテル&リゾート札幌を出発。
車で札幌から留萌までは、高速道路であっという間に着いてしまう。
そこからは羽幌線跡に沿って、国道232号線を北上。線路の形跡は全くない。
所々に浜辺が見えるが、見事に何もない単調な海岸線が続く。

今年は異常に暖かく、桜開花が一ヶ月も早くなると予想されている。空には雲一つ無い。どんよりと曇り、荒涼たる景色を見に来たはずなのだが、そういう気分にさせてくれない。
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国道は天塩で鉄道跡を手繰るように内陸へ入ってしまうが、海岸線に沿って道道が続いてる。サロベツ原野の原生花園の中を走ると利尻富士が見えてきた。雲が少しかかったが、成る程見事な姿である。
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まもなく野寒布岬に到着。北海道の4月はオフシーズンらしく誰もいない。
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この辺りの丘の上には、緑色のドームがやたらに設置されている。
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稚内には陸海空の3自衛隊の基地が置かれている。ドームの中にはパラボラアンテナが入っていて、対ロシア諜報活動をしているのだろうか。
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まもなく最北端の駅稚内に到着。失礼だが、 思ったより活気がある。
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天北線は内陸へ入って行くが。宗谷岬へ向かうために海岸沿いの、国道238号線を走る。ここいらは、風力発電の風車が数多く設置されている。オホーツク からの北風利用か。
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ほどなく宗谷岬到着。
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最北端の碑の手前には、間宮林蔵がカラフトを向いて立っている。
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天北線は浜頓別で分かれて興浜北線に入る。宮脇氏の著作には「浜頓別の急カーブを思い出す」という表現にお目にかかるが、その線路跡は確認できなかった。国道を車で走る限りは、どうということのないカーブであった。

線路は神威岬を回って造られていた。しかし、無情にも4/30までは通行止め。雪は解けて、通行には全く支障はないのだが。やむなく国道のトンネルで通過。
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トンネルを過ぎると、南側から神威岬を眺める公園があった。
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興浜北線は枝幸(えさし)まで建設され、南から延びてくる興浜南線と繋がる予定であった。興浜北線の終点付近には千畳岩という観光スポットがある。
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看板に従って、階段を下りてみると
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なかなかの絶景である。自分以外には人っ子一人いないので不気味ですらある。
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この後、道道を通って国道275線へ入り、この日は名寄で宿泊した。
道は広いが、人通りが無くゴーストタウンのような町であった。


徒然の旅紀行 | 12:44:04 | Trackback(0) | Comments(0)

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