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個人向け国債と使者選任
今年父は米寿である。親子で還暦、米寿は目出度いと喜んではいられない。複雑な金融商品が氾濫している昨今、金融機関に勤務したことのある人でもなければ、米寿で自力運用は不可能であろう。
 幸い証書が残っているので「棚卸し」した。中には0.1%の郵便定額預金というのもあった。デフレの世の中だったから良いようなものの、預金しているつもりが、金をドブへ捨てていることにもなりなねない。

 一方金融機関の「本人確認」は煩雑になる一方で、MMFを買っても「後ほど名義人に、直接電話にでてもらって確認します」と言われる始末だ。ネットでやれば問題ないが、個人向け国債はネットで買えても売ることができない。

 某証券会社の担当者に相談して、「使者選任」という制度があるのを知った。例えば忙しくて日中電話できない人が、電話での売り買い注文を替わってやってもらうと言う制度だ。これなら一々本人確認する必要が無い。それでも年に一度、電話で本人に「使者選任」をしている事を確認する。完全に任せる代理人になると、電話ではなくて毎年「面談」して確認するという。

大幅な金利上昇のリスクがあるとは思えない状況で、通常の長期金利マイナス0.6%、かつ直近2度の利子の没収という「ペナルティ」を課されてまで個人向け国債を保持するメリットは少ない。
幸い今年4月からは、税引き後の利子を返せば良いように変更された。利払い直前で解約して、経過利息をタックスフリーで受け取るという裏技が一層生きてくる。この一年で総て解約するつもりだ。


渡る世間は金次第 | 09:19:29 | Trackback(0) | Comments(0)

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