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原料炭の粘結性 その1
ボタン指数

JIS法というのは、実に巧みに簡単な装置で、物質を評価する手段を提供してくれる。
ボタン指数というのは、粉にした石炭を蓋付きの坩堝に入れてガスの炎(還元炎)で焼く。
焼き上がっても固まらないのは一般炭で、コークスにはならない。
「1」というのは、そのまま固まったもの。それ以上は、分解ガスを内包して塊が膨張してきたもの。
坩堝の中一杯に膨らむものもある。石炭は溶けるばかりでなく、膨張圧で粒子同士とがくっつき合うのである。

鉄鉱石を鉄にする高炉内で、コークスは鉄鉱石を溶かす燃源であり、酸化鉄の還元剤であり、空気と溶けた鉄の流通路を確保する構造材である。50メートルもの高さの高炉の中で、鉄鉱石とコークスは幾層にも交互に層を成している。燃え盛りながらも、この圧力に耐えて崩れずにいる強度が要求される。


石炭は燃やすばかりではない。こういう実験をして見せれば、ジュース缶、自動車、ビルを造る鉄筋・鉄骨等、どこにでも大量にある鉄を抜きにしては、社会が成り立たない事を理解するきっかけに成るのではないかと思う。

キーボードを叩いて、金や物を「擬似的に」やり取りする事で金が儲る。こんな事が続いて、気がついた時には、テントの下で吹きすさむ風に震えながら、それでも人々はそれ以外に生きる術を知らない。こんな喜劇とも悲劇とも言い様のない世界が出現しないとは言い切れまい。

私の視点 時事・社会・科学 | 16:10:09 | Trackback(0) | Comments(0)

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