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ユニバーサル真空管アンプ 「富嶽」とその仲間達のページ
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山本貴志 オールショパンコンサート
珍しくザシンフォニー・ホールは満杯で、1階中央通路に補助席まででていた。
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夜想曲OP9−2や華麗なる大円舞曲では、やや硬かったが、
3曲目の4つのマズルカで、ドビッシー風の曲想を見事に描き出してから、調子が出てきた。


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前回のデビューでもそうだったが、鍵盤を舐めるように俯くかと思うと、頭をのげぞらせて忘我の表情を浮かべる。最初は俯いている時間が長かったが、調子が出てくると頭をのけぞらせる姿勢が多くなる。

前半最後の即興曲第1番やスケルツォ第4番は、スケールが大きくダイナミックで透明感な音をホールに響かせた。

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先月のフレディ・ケンプはピアノの音がオケに負けて、音が埋もれてしまったが、今日はホール一杯にビアノが響いた。3階に居ると天井反響版が目の前に見えるが、その影響ではなく、山本貴志の実力と思う。

後半は、舟歌、スケルツォ第3番、練習曲(別れの曲)、英雄ポロネーズ。
前半の「乗り」を維持したダイナミツクな演奏だった。
ペダルも控えめにしか使わないのに、小さい身体から驚くほどのエネルギーが迸る。
アンコールのトロイメライと練習曲「革命」も素晴らしかった。

次は、ショパンのピアノ・ソナタを中心にしたコンサートが聴きたい。


音楽の事など | 20:16:09 | Trackback(0) | Comments(3)

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