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足立紀尚 「幸福な定年後」
ネット検索でなく、地域図書館の書架で見つけた本。
「ぼちぼち定年後の生き甲斐を見つけ出さないといけなあ」と思っている。

インタビュアーが、いろんな人から聴いた47の「定年後」を収録している。
新しい仕事に挑戦する
好きなことに熱中する
職人の技をきわめる
商売を始める
終のすみかをさだめる
高齢社会に生きる
日本を飛び出す
仲間と過ごす
家族のかたち
自己流の隠居を楽しむ
の10章から成っている。

47の人生が凝縮されていて、しかもテレビ番組のように変にディフォルメされていない生々しい記録である。

「生き手」のスタンスとして大きく分けて二つあったと思う。一つは蕎麦打ちや自宅を独力で建てる等のとにかく定年後も一生懸命に生きる人。もうひとつは、貯まった金で残りの人生を享楽的に生きる人。日本人らしくたった47件ではあるが前者の方が多かった。私としては後者の行き方を学びたいと思うが、前者では「四国八十八カ所をお遍路する」、後者では「カナダと日本を行ったり来たりする」に興味が引かれた。

終の棲家は手に入れたが、一年中家の中にいる事はできない。いつも旅行するのもしんどいから、もう一つベースを持ちたいところだ。避寒では伊東や熱海、避暑では札幌なんか便利さと快適さを兼ね備えていると思うが、外国へ行くと日本人同士が必要に駆られソサエティを作るようだ。「定年後」はカミさん以外の話し相手が欲しいから、経済性や利便性だけで国内を選ぶと何のことはない、ロケーションが変わるだけでシチュエーションは全く同じという事に成りかねない。



図書館の本 | 15:00:34 | Trackback(0) | Comments(0)

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