超格安切符で、奈良、和歌山日帰り紀行

2009年01月30日 04:26

2009/1/29
天王寺でしかるべき切符を入手し、関西線で久宝寺へ。

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遅ればせながら「おおさか東線」に初乗車。ちゃんと放出(はなてん)方面への案内が出ている。
10:41発の列車が、6両編成でホーム端の待避線から入線。どこと言って変わりのない、一世代前のJR「標準」の電車だった。
俊徳道と河内永和で近鉄線と交差。新線なのに、おおさか東線が近鉄の下をくぐっている。
元々貨物線が通っていてこっちが先輩だったのを、旅客扱いにしたようだ。

10:55放出到着。
この難読駅の駅標を撮っておきたかったが、1分で接続する片町線の木津行き快速が出そうだったので、慌てて乗車。

片町線に乗ったのも随分昔だ。
春団治が得意にしている、落語の「野崎参り」とはどんな寺か見に行ったことがある。
「野崎参りは舟で参ろう」という割には、細い川しか流れていなかった。
寺もそれほど大きくはない。地元の子供が遊んでいる普通のお寺だった。
この列車は野崎には停まらない。目を凝らしてみていたが、野崎観音への直線の参道がチラリと見えただけだった。
すでに生駒山地が間近に来ている。山地の裾をグルリと回るようにして通過。

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京都府へ入って一つ目の駅、松井山手で運転停車。ここからから単線になるようだ。この列車も各駅停車になる。
ドアが、中央の一つを除いて閉まってしまう。
この列車には、ローカル線でよく見掛けるドアを開閉するボタンが着いている。
北新地を通るロングシートの列車に、こんなものが着いているとは愉快ではないか。

京田辺から近鉄が平行して走るようになる。
同志社停車。周りに何もない駅だ。さぞ勉強がはかどる事だろう?
学生が大量に下車して、車内が閑散としてきた。

西木津の手前で、やっと近鉄が片町線の上を越えて消えていった。

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終点木津到着。すぐに折り返し列車となる。
プラットホームの木造屋根の木組みが昔風だ。小学校で廊下を見上げると、こんな木組みが剥き出しになっていた。

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乗ってきた片町線の列車が左へ曲がりながら消えていくと、右から関西線の快速が入ってきた。その間が奈良線になる。この駅は、片町線、奈良線、関西線が交差する交通の要所だが、3本とも単線なので、1本の線と待避線にしか見えない。

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木津から一駅で、京都府から奈良県へ入る。
先に来た奈良線の「みやこ路快速」をパスして、関西線の「大和路快速」に乗ったのは、この駅標を撮撮っておきたかったからだ。
比較的新しい駅だが、平井康三郎作曲の「平城山」という歌が無かったら、超難読駅になっていただろう。
よくぞこのような古語を、駅名に持ち出してきたものだと思う。
また、バブルの時にここへ会社の研究所を移設する話があった。
実現していたら、毎日ここまで通勤して来なければならなかった所だ。


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奈良は高架駅となり、旧駅の屋根だけがホームから見える。


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これから乗る桜井線の一番ホームだけは、まだ地上にある。
現在建設中の駅増築が終わればここも高架へ移る。

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入線してきた12:37の桜井線・和歌山線経由の和歌山行きは、2両編成の古ぼけたロングシート、ワンマンカーだった。この列車と、これから3時間付き合うことになる。

奈良の次の駅「京終」は「きょうばて」と読む。都の果てという意味なのだろう。
列車は家の裏庭を縫うようにして走る。規格的な建て売り住宅が並び、寒々しい風景が続く。


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「帯解」とは、なんとも艶っぽい駅名だと思ったら、安産祈願のお寺の名だった。

これも読みの難しい、巻向(まきむく)を過ぎると、「香久山」「畝傍」と続く。平行している近鉄には「耳成」がある。由来となった大和三山はどこにと、見回してみたが判らない。

ほどなく桜井線の終点「高田」に到着。
和歌山線の始点「王寺」へ、JR難波行き快速が接続しているが、この切符では行ったら帰って来られない。

方向を180度転換して和歌山線を走る。


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吉野口では、向かいのホームに近鉄あべの橋行きが待っている。
JRと3セク線の間は厳しく区分けされているのに、ここは行け行けになっている。乗ったら直ぐに家へ帰れそうだ。


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五条駅は立派な駅で、何本もの側線を従えている。2両編成の列車にはもつたいない。
ここから新宮まで「五新線」が建設されていた。
大台ヶ原方面へドライブしたら、山腹にトンネルの口だけがポッカリ空いている。
紀勢線が艦砲射撃でやられた場合の、全線補給路の意味合いもあったようだ。
弾丸列車でも走らせるかのような、真っ直ぐな線路が山の中を走っている。
一時は国鉄バス専用道路として使われていたようだが、廃止になったような気がする。


大和二見を過ぎると奈良県から和歌山県へ入る。
県境の特徴や如何にと見ていると、隅田(すだ)の手前でいきなり紀ノ川が現れた。


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橋本で南海と接続する。ここも吉野口と同じように駅の中は行け行けになっている。
南海電車が一両だけで、路地の間をすり抜けて行った。


他社線との間がこんな緩くて大丈夫かと思っていたら、検札が来た。
この切符は見せるだけではダメで、呪文が必要だ。呪文を唱えると車掌は消えた。


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和歌山線は紀ノ川の河岸段丘を走るが、川から離れているので景色は良くない。
辛うじて西笠田の駅で紀ノ川と「接触」するが、また直ぐに離れていく。


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岩出と船戸の間に大きな堰があった。紀ノ川は、ここから北へ去り、列車は西へ直進する。

15:33の定刻より、やや遅れて和歌山駅到着。
自動音声案内の為、乗り換えアナウンスが無い。辛うじて15:35発の大阪行き快速に間に合った。



今日、私が使った「超格安切符」とは、普通の「天王寺から120円区間」の切符だ。
決してただ乗りではない。正規の乗車で、検札もチャンとパスした。

例えば大阪から岡山に行くのに、山陽本線経由か赤穂線経由かとは、いちいち聞かない。最短経路で発売されるし、赤穂線に乗っても構わない。但し途中下車するには、キチンと経由線を決めておかねばならない。「選択乗車」という制度で、国鉄時代からある。
更に複雑に線路が絡み合っている大都市近郊では、「選択乗車」できるルートがゾーンとして定められており、時刻表の巻末に東京、大阪、福岡、新潟の4区域が掲載されている。

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今日乗った、天王寺、久宝寺、放出、木津、奈良、桜井、高田、和歌山というルートは、選択乗車のゾーン内に収まっている。途中下車さえしなければ、今日のようなルートが120円で乗れる。乗車経路が重複してはならないと言う制約があり、高田-王寺を往復して和歌山線の全線を乗り切ることはできなかった。

東京ではもっと広くて、西は熱海、北は高崎、東は日光、南は千葉の先の君津がスッポリ収まっている。広すぎて外周を1日で回るのは不可能だろうが。

又、このまま天王寺の改札を出るには、乗車駅と降車駅が同じという別の問題がある。
答えは直ぐに出てくると思うので・・・・・。


おおさか東線、桜井線完乗。片町線、和歌山線は一部未乗。和歌山-日根野間が加わって阪和線完乗。

60才からのJR全線完乗率 24.04%


腰痛対策

2009年01月28日 09:41

腰痛や肩こりとは無縁だったのに、一昨年から腰痛が始まった。
URで仮住まいの間、荷物を最小に抑えたため机が無く、5カ月間ずっと胡座をかいてた。
「異変」に気がついたのは引っ越しの後で、散歩に出かけた日の夕方になると腰に痛みを感じるようになった。当初は引っ越しの後片付けで、疲れたからだろうと思ってていたが、たつまで経っても直らない。

昨年、北海道へ4回もドライブ旅行した時は、足寄の道の駅で30分くらいひっくり返っていたこともあった。その後は小さなクッションを携行し、1~2時間毎に休憩を入れていた。
それまでは名神・東名を休憩無しで走破して、横浜の真空管アンプのオフ会に参加していたが、遂に新幹線に変えたのもこの頃であった。

何時も痛いのではなく、運動や長時間車の運転をすると、後から痛みがやってくる。
じっとしている分には痛みではないが、歩くと痛む。
数ヶ月間使い捨てカイロを腰に貼ってみたが、低温火傷になるだけで効果はなかった。
マッサージ・チェアも乗っている間は気持ちが良いが、後で痛くなってくる。
医者に行っても「老化は病気ではない」と言う。「ヒトの足は3年踏まれても痛くない」という言葉があるが、まことにその通りで、医者は何時も言いたい放題だ。「温熱治療か湿布薬は」と言う。健康保険でヘボ医者を食わせてやる事も無いと思ったから、そんな屁の突っ張りもならん対処療法はイラんと言ってやった。

骨に異常はないから、腰の筋肉が凝っているのだろうが、腰痛体操や、背筋・腹筋運動をやってみても効果がない。湿布で痛みが和らぐから、痛みを感じる時は筋肉が炎症を起こしているのだろう。

そうそうするウチに、昨年京都で某国立大の医学部教授と一杯飲む機会があった。
神経の情報伝達を専門にしている彼に、「無理すると、筋肉が死ぬ」と脅?された。
五十腰を放っておいて直るというのは、組織が壊れて痛みを感じなくなるからそうだ。

今は、彼が紹介してくれた中島整骨鍼療所という所へ月2回のペースで通っている。
筋肉の表層から順に揉みほぐしていって、凝っているポイントの筋肉の凝りを取り除くのだと言う。
全体にほぐしていかないで、局部だけを揉むとそこへ痛みが集中するらしい。
そう言えばマッサージチェアも、いつも腰中心のメニューを使っていた。
私の場合、左半身が腰から背中、肩まで凝りが続いていた。他の所を同じ力で押さえられると痛いのだが、本当に凝っているところは、いくら押さえられても触っている以外の感覚がない。

治療受けながら聞いた話では、良く伸びる筋肉が良い筋肉だという。放っておくと伸びにくくなるが、伸縮運動によって、歳を取っても伸びを維持する事はできるらしい。筋肉の断面積を増やすのは間違いだそうで、伸びにくくなる。動きのスピードについて行けるイチロータイプの筋肉が良くって、清原は筋肉で身体をガチガチに固めたから、かえって怪我をし易くなったとも言える。

保険が効かないので1回3万は痛いけれど、90分休み無しの治療を思えば納得できる。
腰が軽くなって来たが、後何回通えば直るだろうか。


鉄道旅行に寄せて

2009年01月27日 08:27

久しぶりに、時刻表をめくって見て、つくづく鉄道は変わったと思う。

国鉄からJRに変わって、ダイヤは旅行者を無視し、周辺の住民の移動を目的に組まれている。
時刻表は、未だに周遊指定地が緑で塗られている。かってはここれを2カ所繋げばオーダー・メイドの周遊券が出来上がったのだ。今は全く無意味である。

長距離列車がなくなった。特急でも3時間程度で終点に着く。
新幹線の開通した所は、見るも無惨なダイヤだ。短距離の各停ばかりで、路線を端から端まで行く列車がない。
例えば上越線だと、新幹線の走る前は何本もの特急が走り、清水トンネルが複線化された。土合駅はそのあおりを食って、何百段もの階段登らないと地表に出られない地下駅になった。
ところが、その上越線を通過するスケジュールを組むのに苦心惨憺した。高崎側から水上までは行けるが、その先の土合や湯桧曽に行けない。反対からアクセスしても同じである。
ここを通過するのは朝に2本と、午後2本、夜1本とかなり重度のローカル線である。30分か1時間に1本特急が走っていた路線とは思えない程零落している・「とき」なぞという愛称の特急を走らせていたから、絶滅したのかも知れない。土合駅に降り立って見たいと思ったが、いったん降りると次の列車まで何時間も、何もない所で待っていなくてはならない。

来月の東北でも青森駅に正午について、18時の飛行機まで行けるところが無かった。
下北半島に唯一残った大湊線に乗ってみようとしたがダメ。
海峡線で北海道へ渡って、最初の駅から引き返して来ようと思ったがこれもダメ。
ならば、名高い酢が湯温泉でひとっ風呂浴びてこようか。ダメ。
すべて20分程度の差で、空港行きのバスに間に合わない。
エエワイ。そんなら、この日行けるところまで行ったろないかと、尻をまくったら花巻温泉に行き着いた。結局日程が1日延びた。

反対に、弄くり甲斐があるのは九州。
ここも福岡周辺の入り組んだ線に乗ろうとすると、忽ちダイヤの罠に陥る。
例えば、同じ筑豊本線で、原田(はるた)-桂川(けいせん)間は極端に列車が少ない。
福岡から篠栗線経由で桂川に来て、筑豊本線で折尾へ抜けるようにダイヤが仕組んである。
確かに、鹿児島本線の原田へ抜けても、近くの大都市は福岡で、そんな乗り方をする客は少ない。
しかし、路線がループになって繋がっているから、右回りがだめなら左回りで、時間帯が合わなければ組み合わせるエリアを変えてと、時刻表と格闘するウチに効率の良い乗り換えが出来上がる。




かっては各地方に均一周遊券が有ったが、似たような切符があるのは北海道、九州と四国だけ。
北海道は立体周遊券の名残か、片道の飛行機利用が認められているが、購入時に航空券を見せよと言う。今や航空券は乗る前に飛行場で買う物。それどころか、趨勢はチケットレス・システムに移行しつつある。

高い、使いにくい、観光スポットから遠いで、鉄道の旅からどんどん疎遠になって行く。
JRの姿勢が、それに拍車を掛ける。
かってはローカル線を支えていた高校生が、少子化で地域から居なくなりつつある。
これからも、「鉄道のあった街」が増えていくのだろう。

確かに、現在しか見ない経営者からすると、そういう判断になるかも知れない。
しかし、元とはいえば税金で造られたインフラである。
同じ公益事業の電気・ガスはインフラさえ自前で整備している。
その路線が赤字だからと言って、チェーン店の不採算店を閉めるのとおなじように考えて良い物か。
鉄道はネットワークだからこそ意味を持つ。
新幹線が出来たからと言って、造ってある複線を外してしまう。挙げ句の果ては、信越本線のようにレールを撤去して、新幹線でしか通過できないようにしてしまったのは、とんでもない独断横専である。

金があるからと言って、東京が独立国として世界と互して行けるのか。
食料が自給できるからとして、北海道が独立国になれるのか。
イソップ童話の「口と足の諍い」を思い出して欲しい。足が「「いくら俺が食料のあるところまで歩いても、食うのは口ばかり」だと、動くのをやめた。口から食べ物が入らないから、足も動けなくなった。という話である。
同様に、東海道線が儲かるからと言って、単独では成り立たない。
ローカル線と幹線は相互に補完している。
分割民営化は、乗客の迷惑を顧みないストを頻発させ、威張りくさった駅員や乗務員に不愉快な思いをさせられてきた国民にとって、まさに因果応報の思いであった。
しかし、コスト意識やサービス業の意識が定着し、分割の意義は充分に果たせたのではないか。
利用者へのサービス全体を見れば、分割はデメリットでしかない。

地域分割や路線毎の収支ではという考え方を、見直して見てはどうだろう。
新幹線で儲け過ぎた分を全国ローカル線へ、「路線」間で富の再分配を行う。社会主義国日本では当然のことではないか。

60才からのJR全線完乗

2009年01月26日 08:32

を目指そうと思う。

昨年11月の山陰、12月の九州、今年1月の中央本線と立て続けに旅行してきた。

しかし、九州なら新幹線で2時間ちょいだが、関東や東北へは新幹線で3時間も揺られた後から旅が始まる感じがする。東海道新幹線は仕事で散々乗った(と言うより乗らされた)ので、これからも東への旅行の度に乗らなくてはいけないのかと思うと気が滅入る。

ところが「交通手段は鉄道だけではない、飛行機で目的地へピンポイントで飛べば良い」という事に気がついて、光明を見た。

こんな狭い日本の各県に飛行場を造って維持するなんて、税金の無駄遣いも甚だしい。本四架橋を3本も造っても、まだまだ懲りないのかと憤っていたが、出来たものを利用しない手はない。「旅割」を使えば、日本全国どこへでも新幹線で東京へのと同じコストで行けるし、第一遙かに速い。
現役時には、一週間以上先のスケジュールなんて何時崩れるか知れない。4週間も先なんて考える事すら出来なかった。
今やスケジュールを干渉する者は居ない。

来月には東北へ足を踏み入れるが、行きは山形、帰りは仙台から飛行機を利用する。
3月には、新潟空港から北関東を予定している。

こうなると、時刻表片手にどんどん旅行計画が増殖する。
その後も北海道、九州第2回、四国から、東北第2回とも計画だけはどんどん膨らんでいく。
後は、どんな順番でどんな時期に行くかだけだ。

ただ、完乗の為の旅行はしたくない。完乗はあくまで結果だ。かと言って、名所旧跡のポイントだけ回っていたのでは、いつまで経っても完遂できないし、景色を楽しむだけのための旅でも無い。
盲腸線を残して、後から潰しに懸かるのでは効率が悪い。行った以上は、そのエリア付近は乗り潰しておく事を原則としておく。

中国に商道徳はない

2009年01月25日 10:20

危ない中国食品の話題は少し収まったかに見えたが、またぞろ中毒で回収されたギョーザが中国国内で出回っていたというニュースが出ている。

中国は中華思想なので、東夷に当たる日本人をもともな人間だとは思っていない。だからルールを無視して何でもやる。しかし、同胞に対しても同じ事をするのは何故だろう。

中国には中華思想以外にも、商業をまともな仕事とは認めないと言う愚かな偏見がある。
かっての日本にも士農工商という身分制度があって、物を右から左に流すだけで生産をしない商人は最低ランクの人間とされていた。中国や朝鮮にはまだこんな思想が残っている。最低ランクの人間だからプリンシパルが無い。儲けになるならどんな事でもする。反対に偉いのは、「士」即ち官僚。韓国人も、受験地獄をくぐり抜けて目指すのは公務員だ。今は雇用不安があるから、常にも増して激戦になる。

「中国は為替操作国」 アメリカは変わらない

2009年01月24日 06:52

「チェンジ」のオバマの第一声がこれだ。
かってのジャパンバッシングの矛先が中国に向いたかに見える。
為替介入は各国の主権の範囲であるから、根拠はフェアという言葉しかないが、アメリカほどアンフェアな国は無い。
まともな国は自助努力で立ち直ろうとしているのに、自分の国の経済立て直しの為に、他国の政策を曲げさせて従わせよう、自分だけルールの外にある、という発想は全く変わっていない

日本も変わらない
変わらないどころか「危機」を機に、ますます酷さを露呈している。
何時、どの程度経済が回復するのか五里霧中の時に、増税を言い立てる。これだけでも可笑しいのに、法に明記せよとか選挙公約にせよと我を張るとは、キチガイ沙汰としか思えない。
「必要なら然るべき手段」と他人事のような財務大臣。
かんぽ売却の純経済的行為に、「倫理」を持ち出して、ヤクザまがいの因縁を付ける総務大臣。
「党」の迷惑になるからと、「国」の迷惑になる汚職代議士に立候補を勧める元副総理。
こんな無責任なアホばかりでは、雇用が極端に悪い今、共産党が伸びるのも、昭和恐慌と言われた1930年代と変わらない


ポリーニとデムス

2009年01月22日 22:14

大フィル第424会定期演奏会
シベリウス「クレオマ」より鶴の居る情景
ラウタヴァーラ交響曲第8番「旅」
シベリウス交響曲第1番
指揮 ピエタリ・インキネン

ラウタヴァーラの交響曲第8番は日本初演である。どんなアヴァンギャルドな音楽を聴かせられるかと思っていたら、シベリウスの延長線上にあるような音楽だった。1999年に作曲された曲としては非常に保守的である。シベリウスのは冷たくて、マッシブで、美しいオーケストレーションだが、より厳しく、その代わりより薄っぺらになっている。次曲にシベリウスの交響曲第1番が置かれていなければ、もう少し点数が上がったかも知れない。
指揮者の上に4本、弦セクションに3本、木管1本、打楽器3本のマイクがセッティングされていたから、レコーディングも行われた。ナクソス辺りで出るのだろうか。



さて、

入り口で配られるパンフレットによれば、ポリーニとデムスが来日する。
入場券はポリーニの最高席が25000円、デムスは5000円。しかも、ポリーニはソロなのに、デムスは関西フィルと皇帝をやる。ホールもザ・シンフォニー・ホールといずみホール。

 デムスが安くて聴けるのは有り難いが、ギャラもホールも(オケも)全部二流と言うのは、ちょっと気の毒な気がする。
 イェルク・デムスは、1950年代に、昨年無くなったフリードリッヒ・グルダ、パウル・バドゥラ=スコダとウィーンの三羽がらすと並び称された人である。ポリーニは言うまでもない。
デムスの方が少し先輩だが、ずっと現役を続けている。ポリーニに一頃のような冴えが無くなっている。音楽性ではこんなにも差が出る2人では無いはずなのだが。


さてさて、

ザ・シンフォニー・ホールへはJR福島で降りるが、
今宮駅で、ホームの反対側にJR難波行きが止まっているのを見て、矢も楯もたまらず乗り換えた。
今宮駅は国鉄からJRになる時に、新今宮と芦原橋の間に新設された駅である。「新」の方が古い駅だ。通勤で環状線を使っていたときには、一度も降りたことがない。駅が増えて、乗車時間が長くなり、迷惑にしか思ってなかった。JR難波も湊町から改名された駅で、とても「難波」と言える場所ではない。
それがJR全線完乗を意識し出すと、乗ってみたくなるのだから不思議なものだ。


毎月分配型ファンド

2009年01月21日 09:39

ク゜ロソブの配当が40円から30円に下がった。
ダイワの世界債権ファンドは80円から一挙50円に下がった。

ここ一年は分配と言っても、元金を取り崩しているだけで、手数料を払って購入した投資信託を強制償還させられているような物だったから、この方が良い。

ここ4、5年は円安と海外の高金利で、分配金は元金の一部を取り崩しているのだと言うことが目立たなかった。その化けの皮が剥げたようなものだ。危機感覚の鋭い人は、去年の春までに売却してしたまっただろう。尤も、そういう人は、元々毎月分配型なんか購入しないのかも知れないが。
瀬戸内海の小豆島でグロソブの人気が高いことを、ワールドビジネスサテライトで紹介していたのを思い出す。定期預金の感覚で買わされていた、年金生活の人々が最もダメージを受けているかも知れない。

2000年のITバブル崩壊の時に、ローリスク・ローリターン商品であった転換社債が、会社の倒産ラッシュでハイリスク・ローリターンになって仕舞った。金融商品に安心は無い。本質的な仕組みを理解せずに購入していると、いつか、しかし必ず手痛い目に遭う。

引き戸用ストッパー

2009年01月20日 10:32

鉄骨の家に引き戸を付けると、戸が柱に当たる時の衝撃が家中に伝わる。
木造だと柱や、柱と柱の接続部で吸収されてしまうエネルギーが、減衰することなく構造全体に伝わってしまうからだ。

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以前、フェルトを戸襖の裏に貼って貰ったが、襖の桟が細いためにフェルトが後ろの柱と擦れて制動がかかる前に、柱に当たってしまう。


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今度は、鴨居に付けるストッパーが登場した。
プラスチックのバネ状の部材が、襖のスピードを殺すという物。
襖の下部にあるネジで襖の高さを変えれば、効果が大きくなったり、少なくなったりする。
ホームセンターでは見かけたことのない物だ。ヘーベルの専用部品かも知れない。

暫くは、これで様子を見る。


マランツSR8002のレビュー

2009年01月19日 17:36

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上がマランツSR8002。
定価の半額になってきたので買った。AVアンプは、音からしたらこの位が適価だ。
細くて硬い音が、ずっと気に入らなかったヤマハDSP-AX540と選手交代。

昔は新しい物に買い換えると心が浮き浮きしたが、今は必ず「トラブル」に見舞われるので、結局面倒なマニュアルをキチンと読む羽目になる。「面倒くさい」が先に立つ。

とりあえず繋いで鳴らす。

1.リアチャンネルの音が出ない。

あれこれやる内に、チューナーの出力モードがPCM2チャンネルになっていたことに気がつく。
これまでリアの音が出てサラウンド感があったのは、アンプのDSP機能を使っていた為!
何と何と、AX540ではオリジナルのサラウンドではなく、2チャンネルからの擬似サラウンドを、ずっと聴いて来たのだった。


2.入力音声のモードをAUTOに設定する。偶々WOWOWで古い映画をやっていたが、セリフが聞こえない。

衛星放送のサラウンドは5.1チャンネル。ウチはセンタースピーカーやサブウファーなしの4本でやっている。セリフはセンタースピーカーからしか出ない。
センタースピーカー無しで、4本のスピーカーのキャラクターを設定すると聞こえた。


3.低域が出ない。
マニュアルを良く読むと、「ピュアダイレクト」や「ソースダイレクト」のモードにすると、サプウーファー有りの設定に強制的にさせられて、80Hz以下がカットされてしまう。

価格.com のレビューに「これまでのスピーカーに繋いだら全然低域が出ない」とか、逆に「とっても静か」という評がある。これらは、この強制モードの所為ではなかろうか。
「ダイレクト」の言葉は余計な物を省くという事だし、「ピュア・・・」の方はノイズ除去のために表示のイルミネーションまで消える。いい音で聴きたいと思う人は迷わず、これらモードにするだろう。
紛らわしい名前だ。


4.HDCDという化石のような規格が入っている。
SACDが出る前のCDの拡張規格で、今はこんな規格のデコードをしているCDは無い。
ウチには大植英二のミネソタシリーズが総て、HDCDになっている。
試してみたが、少々賑やかになるだけだった。



以前のヤマハDSP-AX540よりは、温和しいマシな音になっている。
やっと音楽ソースを「見られる」ようになった。