ダブルパンチのサルスベリ

2011年06月29日 15:26

我が家のサルスベリは昨年までは、アブラムシにも、大抵やられると言われているウドンコ病にも侵されなかった。ところが、今年は若芽ので出した頃にアブラムシが大量に発生し、オルトランを2回撒いてようやく撃退した。枝の途中に縮れたが沢山残っていて、攻撃の傷跡が未だに残っている。

今朝ふと見ると、枝の先になにやら白い粉が付いている。
2本見つけて切り取ったが、念のためとベニカXを散布する事にした。

全体に散布していくと、矢っ張り被害は最初の2本だけではなかった。塀の外へ張り出していて、もうすぐ花を咲かせそうな枝が何本もやられていた。

ウドンコ病に対してはこれまではモミジを警戒してきたが、予期せぬ方向から侵入された。
アブラムシにやられて、樹勢が例年より落ちているのだろうか。

よく「風通しが悪いと、うどんこ病になりやすい」という記述があるが、モミジにしてもサルスベリにしても被害を受けるのは枝の先っぽの葉がやられている。殊にサルスベリは角地の南東隅にあり、日当たり風通しとも良すぎるぐらいだ。どこかから菌が飛遊してくる場合は、葉が混み合っていようが、いようまいが関係ない。


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[NEX-5+Biogon T* 28mm F2.8 G]
Ver4にファームアップしてピーキング機能を試してみた。
MFにするとピントが合った部分が、指定しておいた色でマークされる。色の付いた部分を追っていけば、構図を変えながら素早くピントを合わせられるので非常に便利だ。アダプター経由のレンズでもOK。しかし対象によっては、ピントが合っているはずなのにピーキングされない場合も有った。



ディック・フランシス「矜持」

2011年06月27日 15:39

2010年に亡くなったディック・フランシスの最後の作品である。

20代の頃ミステリ-マガジンの連載で競馬シリーズに初めて出遭った。
競馬は全く知らなかったし、今に至るまで馬券を買ったことはない。
それでも面白かった。
「血統」「大穴」の頃だった。
以来毎年1作ずつ上梓されて来て、43作目の長編になった。
あまり長く続いたので、「専属」翻訳者の菊池光氏の方が先になくなった。


複数回登場する主人公はいるが、基本的に主人公は作品毎に変わる。今回は英国陸軍軍人である。肉体的にハンディキャップ背負っている設定が多いが、、今回はアフガン戦争で片足を失っている。


「競馬」という単一のテーマで、こんなに多くの作品を書いた作家はいない。しかも、いずれも水準を超えており凡作がない。協力者であった夫人を亡くして暫く筆を折っていたが、ここ数年は次男のフェリックス・フランシスと共著してきた。それ以前の作品と比較して作風に大きな違いが見られない。ずっと家族がなんらかの形でかかってきていたのだろう。タイトルは忘れたが、PCが普及し始めた頃には一枚のFDを争奪する作もあった。世の中の最新の動きを取り入れる為に、そのころから子供達の協力があった事が窺える。競馬ミステリはフランシス家のファミリービジネスだった。

今後、フェリックス・フランシス名義で競馬シリーズが書き続けられるのかどうか、まもなく明らかになる。

昭和物語

2011年06月24日 14:56

テレビ埼玉、チバテレビ、テレビ神奈川、三重テレビ、KBS京都、サンテレビのUHF6局が共同製作して、他のUHF局へも配信しているという。テレビ大阪は加入していないが、地デジでサンが入るので見ている。

昭和39年、東京オリンピックの年、大田区の下町の鉄工所一家が舞台になっている。終戦直前に結婚した夫婦に、大学生の長男、高校2年の長女、小学6年生の次男という家族構成である。

次男「公平」(世代的には馴染まない名だが)の声を男の子がやっているのが好ましい。この位の歳だと女性を使う事が多いけれど、あれは声に張りがあって煩い。

「業界初となるシニア・団塊世代をメインターゲット」と謳っている。家族の中で団塊世代は長女だが、次男が主人公のようなので、いささかズレている。
季節は夏なのに、襖を閉め切って寝ている。火鉢を見かける。何より蚊帳が無いはおかしい。
そんな頃には生まれてもいない人が作っているのだろうが、しっかり監修してほしい。

と文句をつけつつも、毎週録画して見ている。放送が終了しても多分残しとくだろうな。






今年の夏はタンノイヨークミンスターで

2011年06月22日 14:41

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時節がらという訳でもないけれど、今年の夏はマルチを止めてワンスピーカーにしてみよう。
通常だと4WAYで真空管モノアンプが6台(スーパーウーフのみ石アンプ)稼働するが、それが1/3の2台になる。「新富嶽」と名づけた全段差動ユニバーサルアンプで、今は中古の8045Gを出力球に使っている。ゲッターの面積が減ってきている球があるが、バイアス電流50mA位で温和しく使っているのでまだまだ保って呉れそうだ。


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タンノイヨークミンスターが5年目にして初めて主役を務める。
オーディオナニワで聴いた時には、市販スピーカーとしては珍しく最低域がよく延びていた。38センチを少しだけ大きい箱に入れたカンタベリーより、音圧レベルは低いもののヨークミンスターの方が最低域が延びていた。30センチに200リッターという、ほぼ理想的なサイズの箱のご利益である。
しかし昔のモデル程ではないが、無骨なところをエージングで馴らしていかねばならない処はしっかりと継承されている。
マルチの方が気持ちが良いので、ついつい補欠のヨークミンスタ君の訓練をサボッて来た。
マルチと比べると音が延びないし硬さも感じる。


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ならば入力もアナログでやってみよう。

久しぶりにMICRO1500Dでターンテーブルを回してみるが動かない。
開けて調べてみるとヒューズが切れている。
その先のDCサーボ回路にトラブルがあったにやっかいだ。回路図さえない。
おそるおそるヒューズを差し替えて電源を入れてみる。
なんともない。DCサーボも効いている。
空になったコンデンサーへの急速チャージが原因だったのだろうか。とにかく結果オーライ。


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6922とECC82を使ったCR減衰型イコライザーは、MCトランスを使うとCD並みのSNになるが、少しハムが出てもスルーして使う。その方が音が柔らかい。リスニングボジョンに来ればハムは耳に付かないし。


LPを聴く時にはノイズに耳を傾けてはならない。一面かけて一度もプツンといわないLPはない。ノイズではなくて音楽を追っかけるのがコツ。
それでも、プツンではなくでブチ更にはバチンが頻繁に出るような盤は、やっぱりノイズが気になって音楽を追えない。それだけ何度も聴いたのだから元は充分に取れている。
XRCDでも買おうか→ルービンシュタイン/チャイコフスキーピアノ協奏曲



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耳のウォームアップが済んだところで、このLPを聴いた。
もう一組のセットと合わせてロストロポーチッチでチャイコフスキーの後期交響曲を揃えたので、シェラザードはオマケであった。オケはこの曲だけロンドン・フィルからパリ管に変わっている。
元々ヴァイオリン協奏曲のような曲だけど、ヴァイオリンソロが実にイイ。甘くて艶めかしく、エロチックでさえある。情緒纏綿という言葉はこの演奏のためにあるようだ。ルービン・ヨルダノフとクレジットされている。ユダヤ人だろうか。この時期のコンマスだろう。他にはバレンポイムとメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」やサンサーンスの「死の舞踏」を録音している。バレンポイムはショルティの後15年もパリ管の首席指揮者を務めた。このコンマスとも気があったのだろう。


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次にLP時代のこの曲の定番であるカラヤン/ベルリンフィルを聴いてみた。ミシェル・ジュヴァルベのヴァイオリンは相変わらず美しいけれど、ドイツオケの響きがハッキリと聞き取れた。カラヤン/ベルリンフィルというと「流麗の極み」と思ってしまうけれど、ゲルマンの香りは色濃く残していた。


CDラックをざっと見たら、この曲が5~6枚出てきた。

◎ ライナー/シカゴ響  これもイイ。ソロが一際目立つように録音されている。
チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団 普通は45分でやる曲だが。ほぼ50分かかっている。聴いていてもテンポの遅さは歴然としている。ヴァイオリンはテンポと関わりなくスッキリした音を鳴らしている。
× チュン・ミュンフン/パリ・パスティーユ管弦楽団(パリ・オペラ座管弦楽団) 「気の抜けたサイダー」という表現がピッタリする。同じフランス人のオケで(バリ管とのかけ持ちも居るだろうに)どうとてこうも違うのか。
- 朝比奈隆/大フィル ここまでで聴き疲れて、このゲテモノの大物を聴く元気が無くなった。

探せば幾らでも出てきそうな曲なので、「シェラザート」の聞き比べはいずれまた。


雨のやみ間に

2011年06月20日 15:00

ルピナスはとうとう花芽が出なかった。
菖蒲も月初めに2つ咲いただけで葉ばかり青々としている。
花は駄目だったが、木には長雨がよかったようでどれも元気が良い。


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[α550+SIGMA APO70-300mm]

黒ずんできたが、まだまだノムラモミジの「紅葉」が楽しめる。
近所でも、今葉が緑のモミジの方が少ない。街中では朝方でも急に気温が下がることがない。秋になっても綺麗に紅葉しないから、芽吹いた時から「紅葉」しているこの品種が好まれているのだろう。

梅雨が明けたらウドンコ病対策を施さなくては。


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[α550+SIGMA 50mm F1.4]

紅花常葉マンサクの葉がマダラに紅葉している。
先っぽの小枝単位で、赤くなったり緑色のままでいたりしている。
こんなだったかな。


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[α550+Vario-Sonnar T*DT16-80mm]

5年目で初めてシマトネリコの花が木一杯に咲いた。
この木は初めから元気が良かったので、肥料も水も一切やったことがない。
自分の落ち葉が朽ちて窒素分を補給している。カリ肥料を与えていたらもう少し早く花を咲かせていただろうか。



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[α550+SIGMA APO70-300mm]

一つ一つを見ると花というより、白っぽい新芽のようだ。


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[α550+Vario-Sonnar T*DT16-80mm]

山法師の花は昨年より更に増えた。


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[α550+SAL100M28]

ちよっと切って花刺しに活けてみた。




天賞堂DD51 お召し列車型

2011年06月17日 15:15

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予約していたDD51がやっと届いた。


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手摺りは金属製で丈夫そうだ。まあ、5万以上取るんだからこれくらいは当然か。お召し列車仕様だからクロスにした日の丸が前面に付いてくるのかと思ったが、それはなかった。


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ヘッドライトとテールランプは、コントローラーで進行方向を切り替えるとそれに追随して切り替わる。
DCCの基本だが、自分でDCC化した車両では配線していない。機関車なら動力用のDCCから配線すれば済むが、4両セットの列車だとライト用に別途DCCを用意しなければならない。


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スピーカーは車体下、台車の中央寄よりに2個ある。音の迫力は申し分ない。停車中の排気音、暖機運転からスピードに応じて変わるエンジン音、特にピョエーと鳴るディーゼル特有の汽笛が良い。反面、走行性は中央の台車の所為で、天賞堂のモデルの中でも最悪だ。
速度が遅いのは我慢できるが、傾斜が切り替わるところや、ポイントでひっかかって、前方の台車が脱輪する。C62の先台車でしたように上に引き上げて固定してみたら、今度は高架線で脱線転覆して転がり落ちた。クリアランスが少なくて、上へ揚げてもひっかかってしまうようだ。
車輪数がより多いEF58は、3軸台車でおまけに前後に従台車があるのに走行性に問題がない。真ん中の台車と径の小さい車輪が僅かな凹凸で問題が起こしているように思う。


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この台車を取ってしまったら走行性の問題は無くなるのだが、それではDD51にならない。
重りを載せるスペースも無い。
これまでのモデルでは非動力台車はコイルスプリングでフラフラの状態で取り連れられていた。今回のはH型の板バネになって進化しているが、フラフラ状態なのは同じだ。この板バネの折り角度を大きくして、フラフラを少なくしたらなんとか全線走行できるようになった。


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編成の長いのはパワフルな僚友に譲って、富嶽鉄道でのDD51はこれ位かな。牽いている貨車の年代が逆なんだけど。

この機会に全車のDCCアドレスを整理、リナンバリングした。
機関車は奇数、気動車や電車は偶数というルールにした。

1.C62(天賞堂)
2.キハ82(KATO+ESUサウンドDCC)
3.EF58(天賞堂)
4.183系「グレードアップあずさ」(マイクロエース+DCC)
5.EH500(TOMIX+DCC)
6.583系寝台急行「きたぐに」(TOMIX+DCC)
7.DD51(天賞堂)
10.広島電鉄ハノーバー電車(KATO+DCC)
11.Big Boy(Athean Genesis)


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総員点呼!


小沢昭一的東海道ちんたら旅

2011年06月15日 15:17

「小沢昭一の小沢一昭一的こころ」は、定時退社した時の帰り道に聴くことができた。
最近聴かないので放送終了になったかと思っていたが、トヨタがスポンサーを降りてから全国ネットでなくなり、関西で聴かれなくなったようだ。

ネットでその週分を聴けるので、久しぶりに耳を傾けた。「お囃子 山本直純」って、昔のまま。「大きいことは良いことだ」の先生は家族に良い遺産を残した。しかし番組は、「一万回記念」にも拘わらず気の抜けたサイダーのようで正直面白くない。あの毒気、エロっぽさはどこへ行ってしまったのか。歳には勝てず枯れてしまったのか。


小沢昭一の自作自演と思いこんでいたが脚本家がいた。宮腰太郎という小沢より一歳年長の人で、一昨年亡くなっている。アッサリ味は、後任の脚本家の所為なのか、それとも小沢一郎の今のテイストなのか。


試しにこの本を借りてみた。
1995年初版とちと古いが、東京から大阪まで各駅停車で旅をするという設定に興味を惹かれた。

最初の停車駅新橋でホステスの立ち小便。次の品川では列車のトイレのスキ間からみえた白い下半身と、白いお尻話が続く。その後も直接ではないが、常にそっちの方へ話を引っ張ろうとする「努力」が続く。これこれ、このアングラ感が身上だ。その上、東海道という日本の歴史の表舞台を取り上げているだけに、近世・近代の蘊蓄が凄い。歴史、名所、名産、名品、そして風俗の蘊蓄が息つく間もなく次々と繰り出されてくる。宮脇さんも真っ青。放送を聴いている時はこういうコンテンツより、エッチなフレーズのほうに気を取られていたが、これは台本がないと喋れない番組だ。

既に文庫本も絶版になっているようだが、図書館には宮腰太郎・小沢昭一コンビの本が数多く残されている。一冊一冊が楽しみだ。


ブラタモリ第3シリーズ 今秋放送再開

2011年06月13日 11:50

一週間前ブラタモリ 第3シリーズは作られるか? で、放送再開に関して否定的な事を書いたばかりだったが、ブラタモリの公式HP を覗いてみると「第3シリーズ 始動!」とあって、「今秋には放送を再開する予定です」とあるではないか。

ただの再放送のお知らせだけではなかった。
嬉しい誤算、予想が外れて本当に嬉しい。

実は第1、第2シリーズをBDに焼いたが、第2シリーズ最終回「渋谷」だけが入りきらずに残っていた。どこへ押し込もうかと思案していたが、第3シリーズが終わるまでHDに残しておくことにする。


第2シリーズは準備不足で第1シリーズの本編に未公開画像をチョット加えた「完全版」や第1シリーズ総集編で水増し放送された。第1シリーズではオリジナルな内容の放送が15回あった(パイロットを除く)のに、第2シリーズで9回しかなかった。今回も前シリーズ終了時に製作未定であったという点は同じである。水増し放送や、ネタ不足で都内から外へ出る回数が増えるという「予想」は留保しておく。


にっぽん縦断 こころ旅

2011年06月10日 15:49

視聴者からの「お手紙」がベースという、いかにもNHKらしい番組に、あの日野正平がとうとうNHKに登場するようになった。世の中変わったものだ。アラ還になって流石にナンパ癖も収まってきたのか。

視聴者の「こころの風景」という投稿に沿って自転車で寄り道しながら、京都から北海道まで日本海側を旅する。全行程を自転車で移動するのでなく、目的地までの30キロ程度を自転車で、それ以外の長い移動は鉄道やバスに乗る。

「てくてく旅」がマンネリ化してきたので、企画を変更したのだろう。
大きな違いは、BSだけで地上波の放送が無い事と、関口知宏の日本縦断からあった毎朝の生中継が無くなった事。前者はBSで視聴料を稼ぐとしいうNHKの施策で、後者は各地方局で観客動員するのが負担になってきた為だろうか。

そのため実際の旅の行程と放送日にズレがある。放送は火~金と週4回なので、月~木で「旅」をして編集し、翌日放送かと思っていたら、もっと大きくズレていた。しかし、6/7放送の弘前編では「台風2号」のために自伝車による峠越えを断念したという。台風2号は5/29-30の事なので、放送日とは一週間も余裕を取ってあった。
ダウンして休養する余裕を見てあるようだ。これまでの若いスポーツウーマンの時と違って、日野正平の体力を思んぱかっての事なのだろう。


投稿者の殆どは60歳以上だ。「思い出の風景」「日本海側」となると、こうなってしまうのだろうか。早朝番組ならともかく、午後7時からという時間帯での放送なら全年代を対象としている筈だが、はたして若い人の興味を惹けているのだろうか。

またスタッフの声や姿がドンドン入ってくるのも、これまでになかった事だ。日野正平の「ユルさ」にお硬い局が引きずられているようにも見える。
春編は来週の北海道で終了し、秋編では山陰から鹿児島を目指すという。予算の心配がないNHKだから、視聴率が低迷しても途中打ち切りは無いだろうが、はてさて最後まで完走できるのだろうか。



ループ線と栄螺堂

2011年06月08日 16:10

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日本にループ線は5箇所しか残っていない。それらは360℃廻るだけであるが模型なら何重でも可能になる。
当然の事ながら昇ると必ず降りてこなくてはならない。
同じ多段のループ線が2組必要になる。
重ねたらどうだろうと誰でも考える。


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DNAの2重螺旋モデルと同じである。
ダビンチは交わらない2重螺旋を利用して、王のみが使える階段をロワールの城に残している。
が、鉄道ではここで不都合が生じてくる。


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この角度の方が分かり易いと思うが、昇り線と降り線では方向が逆になる。
スイッチバックを咬ませるとなると、
列車の長さ分の「高架」が必要になって使える列車の長さが限られてくる。
また脱線すると甚大な被害が出るので運転に集中しなければならない。
何より、バックで走らせるなら単線を戻れば良いので、2重螺旋で作る必要が無い。

なんとかエンドレスにしたい。



会津若松の飯盛山に、白虎隊の墓から少し下ったところに「さざえ堂」という変わったお堂がある。
北関東磐越のローカル線を巡る旅 第3日で訪問した。内部の参道が2重螺旋になっている。かってはこのようなお堂があちこちにあったらしいが、今はこれだけで、重要文化財になっている。


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出典 会津さざえ堂公式サイトwww.geocities.jp/aizu_sazaedo/

昇りと降りでは回転方向が逆になっているが、ターンしたような記憶がない。



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上の図では白で描かれている頂上の太鼓橋が、錯覚を誘っているのではないだろうか。


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「鉄道」ではショートカットを曲がりきれないので、こんなループを追加すれば良いのだろう。ただしターンの方向を変えているので、既存の線路と接続するとクロス線になってしまう。