ミニワッターから1619パラへ~冬バージョンに衣替え

2011年09月30日 14:47

デスクトップシステムは、VH-7PC付属のスピーカーからオンキョーのN9EXに変わって、僅かに大きくなったものの、低域の量感不足は否めない。
バスブースト回路を付けようかとも考えたが、もう猛暑がないならと、少し早いが1619パラシングルに戻してみた。
我が家のメインアンプでは最小だったが、ミニワッターと比べると倍以上大きい。

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半年ぶりに音出してビックリ。
同じスピーカーと思えないぐらい、透明で滑らかな高音と量感タップリの低音があふれ出てくる。
7枚組1700円のボックスセットだが、クーベリックのモーツァルトが心地よく響き渡る。
周波数特性が違っているのかと疑いたくなるくらいだ。勿論パスブースト回路なんて全く必要ない。
ミニと雖も真空管らしき音を出してくれたが、本物の出力管とは比ぶるべくもない。

真夏に机の下から熱気が立ちこめてくるのに我慢成らならず、製作したミニワッターだったが、早くも冬バージョンに衣替えした。まだ「炬燵」は早すぎる。当分は足下から暖気が上がってくるのを我慢せねば。

それにしてもアンプ交換の差が大きい。OPTの違いなのか。ミニワッターに1619パラシングルで使っているソフトンのRW20を付けたらどうなるか。良からぬ虫が湧いてくる。



秋の足音

2011年09月28日 15:00

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トキワマンサクが秋の花を付けだした。春ほど沢山は咲かないが、緑の中にポツポツと紅色の点が浮かび上がる。


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真夏の花、サルスベりがまだ残っている。


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9/23 彼岸花は今年も彼岸の中日には間に合わなかったが、10月に入ってやっと花芽が伸びた昨年よりはずっと早い。異常な猛暑だった昨夏と違って、今年は9月の2つの台風が秋の到来を早めたようだ。



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本日満開。

[SIGMA 50mm F1.4 HSM 開放 NDフィルター使用]



自民党の票乞食

2011年09月26日 15:04

自民党の石原幹事長が、頼まれもしないのに維新の都構想に賛成だと言い、大阪府連会長の谷川のクソ坊主が「私も、都構想賛成者だ」という。
足下の府議会、市議会では、自民は民主・公明と一緒になって維新と対決するという構図なのに、衆院の幹事長と元参院幹事長が、維新にすり寄る姿勢を見せる。

国政と地方は別という事になっている。
選挙に勝ち、自分達の議席さえを確保できれば、政治信条はどうでもいい。
人気があって集票力の大きな橋下を国政選挙では味方に付けたい。
間違っても橋下とはケンカしない。できない。
問い詰められれば、「あれは個人的意見」と逃げる。

選挙の時だけ、お互いに応援する国会議員と地方議員。
政党結社としての意思統一が無い。
これでは単なる選挙互助会だ。

もう民主党は駄目だと思っているが、野党としての矜持さえない自民党からも腐敗臭が漂う。




トコロデ
政治が行き詰まると、人はより強固な支配力を望む。
(ホントカ?)
橋下は自ら独裁者と公言する。しかし既に元部下の市長や維新議連の身内から是々非々の声が上がっている。
撤回発言の多い彼は、法曹の人間ではなく喝采を浴びたいだけの芸人と見るべきなのだろう。

こんな橋下に票乞食がすり寄るのは、彼が勝つと読んでいるからだが、それは否定できない。
労働組合の忠犬になっている平松に業を煮やすのは理解できないでもないが、自分の住む市を「潰す」という男に喜んで票を入れる、大阪の人間の阿呆さ加減には呆れる。
あの小泉でさえ、自民党をぶっ潰すと言ったが、日本をぶっ潰すとは言わなかった。
こういう場合は、どちらが良いかではなくて、どちらが「害が少なくて済むか」という視点で考えるべきだと思うのだが。



来年から金売買に支払調書~「金地金等の譲渡の対価の支払調書」

2011年09月22日 14:00

国税庁のHPの新着情報を覗いていると。

「金地金等の譲渡の対価の支払調書」を掲載しました

というのがあった。

来年1月1日から200万円以上の金地金を売った場合、買い取り業者から支払い調書が行くことになったようだ。
手数料無しで買い取って貰える最低量は地金で500gだから、今の相場では200万円を超えてしまう。
金地金がブームだが、来年以降は譲渡所得として「足」が付く。


譲渡所得の課税は
売却価額-(取得価額+売却費用)=譲渡益
譲渡益が50万以上ある場合は50万の控除がある。
更に5年以上の長期保有ではこの1/2に課税される。
購入時の金額が証明できなければ、売却価格の5%で買ったと見なされる。

↓この記事(茶箱の中から発見された金地金20キロ)にもあるように、現金同様手渡し可能で、「足」の付かない便利な相続アイテムだった点に目を付けられたようだ。
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/2011datsuzei/



これまで退蔵してきた資産家からの売りが一斉に出て、年末にかけては日本で時ならぬ「ゴールドラッシュ」が起きるかも・・・。

NEX-5N~ボディカラーはシルバー?

2011年09月20日 15:11

デジカメウォッチに NEX-5Nのレビュー が出ている。

内容は、これまでネットに出てきたものばかりで目新しい点はない。
JPGにしていないとHDRやピクチャーエフェクトの切り替えを受け付けてくれない点をクレームしているが、これはNEXに限った事ではなくαシリーズでも同じ「仕様」だった。この記事のライターが、ソニーの一眼レフは初めてである事を露呈している。パナソニックのLX3でも似たような縛りがあった。ニコキャノとソニーやパナソニックの家電メーカーの発想の違いなのだろうか。


注目したのは、ブラックボディにEVFと標準ズームを付けた画像。

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やっぱりイマイチ。
EVFはシルバーしかないから、ボディをそれに合わせたい。
けれどボディ単体はブラックしか発売されていない。

NEX-3シリーズでも、ボディのカラーバリエーションは多数用意しておきながら、レンス鏡胴は一色しかなかった。
「家電」メーカーとは思えない中途半端なラインナップだった。
ソニーの一眼レフカメラは、今でも元ミノルタの社員が企画からやっていて、製造部門への押しが弱いのか?


ボディ単体は値下がりが遅い。これまでもレンズとのセットの価格に引きずられて下がっていく傾向があった。
なら最も安いズームレンズセットのシルバーを買う手がある。
しかし後でアダプター経由でαマウントレンズも使いたくなった場合に、ボディ色がシルバーでは困る。
高そうだが、NEX-7まで待つか。
けれどα77まで食指が延びたら、「両方」2400万画素よりも撮像素子が違っていた方が面白い。


煩悩から解脱できそうにない。


大腿骨頚部骨折~因果は巡る?

2011年09月19日 15:00

先月初めにカミさんが、自転車で転倒して大腿骨頚部骨折の重症を負った。

当初は打撲程度に思っていたらしいが、一晩寝ても痛みが引かないので、「折れていない事を確認」するため近所の開業医でレントゲンを撮ってもらった。ところが見事に骨折で、緊急入院。

で、指示されて入院した先が父と同じ緑風会病院だった。整形がメインの病院だから今度は「正解」なのだが。
しかも、手術の担当医まで同じ杉本瑞生先生だった。


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見上げると


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まだ、この306号室で父が呻吟しているような気がしていて、この病院には近づき難かった。


なので、父が死んで以来先生にも会っていない。
まずは診療室で、父を看取っていただいたお礼を。

手術は正味30分ほどであっけなく終わった。
半身麻酔なので直後でも話が出来る。
ノミのようなものでカンカン叩いてる感触があったという。

レントゲンを見せて貰うと、大腿骨の頭部へ斜め下から、M8-80mmくらいのボルトが2本、綺麗に平行に入っている。しかし切開部は5センチ位しかない。どうやって位置決めして、打ち込んだのだろう? 


経過は順調で、3週間ちょっとで車椅子を卒業し、歩行器・松葉杖を飛ばしてステッキで病院内を移動できるようになった。手術後できるだけ早くリハビリするのが、骨頭壊死のリスクを下げる事になるという。まあ、まだ転けてこういうところを骨折する歳ではないのだから、当然なのかも知れないが。

骨頭壊死になると、再度出術して人工股関節を入れないといけない。人工股関節の耐用年数は10年程度で、何度も取り替える訳には行かないので、その内車椅子生活を余儀なくさせられる。そういえば、生活の乱れ?で股関節を病んでいる友人も、出来るだけ我慢して人工股関節を入れるのを遅らせていると言っていた。


昨日退院したが、父に免じて? 骨頭壊死だけは通り過ぎて行って欲しいモノだ。




松本清張「砂の器」~玉木宏版

2011年09月16日 15:56

震災の直後に放送予定だった、テレビ朝日の2夜連続スペシャルドラマ版が、先週末にやっと放送され、録ってあったのを昨夜観終えた。

玉木宏がえらい肥えている。ノダメの時は無理矢理減量していたのか?

民放のテレビドラマにしては時代考証に力が入っている。
刑事の移動は夜行の普通急行で、木の背もたれに青いモケットの客車が何度も登場する。
羽後亀田駅は、廃止になった片上鉄道の吉ヶ原駅が使われたが、肝心の亀嵩駅が判らなかった。
重箱の隅をつつけば、玉木の吉村刑事がサイドベンツのスーツを着ていたはずがない。サイドベンツの日本での普及は、007シリーズでジェームスボンドが着ていた事に始まる。時代設定の昭和35年ではまだ第一作ですら公開されていない。

ストーリーは原作にない女性新聞記者を登場させたり、和賀に協力する劇団員が殺されたりと、かなり膨らませている。「背景」に金をかけた分、一回だけでは元が取れず、2夜連続にするためだったのだろう。


それなりに楽しめたが、ストーリーを変えた為に致命的な欠陥が出来てしまった。
和賀は自分の過去を知られたく無かった為に、三木元巡査を殺すのだが、テレビドラマ版では父が殺人の疑いをかけられた為に、父と子で巡礼になって村を捨てたという設定になっている。
殺人の疑いはかけられたが、結局釈放されている。これは父と子が絶縁し、殺人を犯しても隠したい程の過去だろうか。
原作では、父はハンセン病にかかり村に居られ無くなったというという設定になっている。
村を出たのは戦前という設定であり、原作が発表されたのも昭和35年頃だから、ハンセン病の伝染力や遺伝性に誤解と偏見が残っていた。それ故に和賀は恩人を殺してまで隠したかった。

もっとも、今原作と同じ設定にしたら、差別を助長するとして非難の嵐が吹き荒れるだろう。
野村芳太郎監督の昭和49年版では、この巡礼の2人が迫害される様をこれでもか、これでもかと執拗に描いて、犯行動機を盛り上げていた。丹波哲郎の今西刑事も良かったが、何より加賀の子供時代、本浦秀夫役で出た子役の春田和秀が秀逸だった。






「あべのハルカス」の定点観測 (2)

2011年09月14日 15:00

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[α550+SIGMA APO70-300mm 230mm F6.3 1/32000 ISO200]

前回 からほぼ一ヶ月経った。
右端のクレーンだけが高い位置にあったが、4基共高い位置に揃い、その下の鉄骨が組み上がってきた。


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[F5.6 1/8 ISO3200 -0.3EV]

夜になれば、クレーンの台座に灯が点る。
クレーンの上の小さな灯は、伊丹空港に向かう飛行機のもの。



夏の終わりに

2011年09月12日 15:19

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[α550+SAL100M28]

今まで蔓が伸びるだけで花が咲かなかったこの朝顔が、今頃になって急に幾つもの花を咲かせ出した。

先日の台風12号の時に、風で鉢がひっくり返った。あれが刺激になったのか。
「すだち理論」というのがある。

徳島の「すだち」は台風が来た年の方が収穫が多い。それで実の成る頃に木を揺すってやったら、生存の危機を感じるのか実成りが良かった。今ではすだちの枝に縄をかけて揺すり、人工的に「危機感」を与えているという。
人間も、青春期に挫折や大きな試験を味わった人間が大成する。ただし、昨今の就職活動状況を見ていると、揺すられすぎて変形してしまっているようにも見える。揺すられても揺るぎない「個」が備わっているという事が前提なのだろう。



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暑いときには辛いものが旨い。
今夜は、あべのキューズモールに出店していたサンマルコの海老&ビーフカレーだ。


合格率23.5%の新司法試験~最高裁の陰謀

2011年09月09日 13:25

昨日午後4時に、過去最多の8765人が受験した新司法試験の合格者が発表された。

2011司法
各ロースクールの合格率を見てみると一橋、京大、東大が相変わらず強く、合格者数も前年から更に増えている。既修者コースの合格率はほぼ同じで、未修者コースの合格率で差が付いた。

関西では神戸大と阪大が明暗を分けた。
阪大は伝統的に東大・京大に追随しようとする傾向がある。ロースクールの教育方針も例外ではなく、如何にして合格者を増やすかではなくて、学説の比較検討を行う法学論を重視している。その結果、プラクティカルな司法試験対策を行ってきた神戸大に遂に逆転された。同様な教育方針の東大や京大が安定した結果を残せたのは、内部進学者のレベルが高かったに過ぎないのではないだろうか。
京大の昨年の未修者は、今年の阪大より更に低い20%を切る合格率であった。京大が適切な試験対策を行ったかというと甚だ疑問で、去年の落ち武者が頑張った為だと考えている。この見方が正しいかどうかは来年の結果を見れば判る。


2011司法-2
当初2人に1人が合格できた新司法試験だが、今や4人に1人さえ合格できない。その難関を突破しても、司法修習期間中に就職が決まらなかった人は、当初1割未満だったのが、昨年の合格者では4割以上に上っている。それでも受験者は年々増える一方だ。一旦司法試験に賭けた人生は、簡単には方向転換できない。

日本は弁護士の数は米国に比べて非常に少ないけれど、司法書士、行政書士、税理士、弁理士といった米国には無い資格があって弁護士の業務を実務でカバーしている。そこを米国並みに弁護士の数を増やそうとすれば、仕事の需給バランスが大きく崩れるのは自明の理である。




最高裁の陰謀その1

米国に強要されて弁護士の数を大幅に増やした新司法制度だが、それに対する裁判官や検事の数は増やしていない。就職難で崩れてきた新司法制度を支える気はさらさら無いようだ。法務省は「予備試験」という制度を作り、ロースクールに行かなくとも司法試験を受けられるようにした。旧司法への逆戻りではないか。

最高裁が「人を裁くシステムを維持するには一定以上の「レベル」の者を確保し続けなければならない。」と考えていても不思議ではない。日本は少子化が進んで、若年人口が減っている。一方一定以上のIQの持ち主(地頭と言い換えても良いが)が、正規分布に従って生まれるとしたら、絶対数は減っている筈だ。この状況で「レベル」を保ちたかったら、「枠」を増やすなんてとんでもない話で、減らしたいぐらいではないだろうか。

そう考えれば、ある程度以上の地頭のある人にとって、年々合格率が下がる新司法試験は、難しくなっていくのではなくて、相対的には易しくなっているのではないだろうか。



最高裁の陰謀その2

旧司時代には上位200人程度の「上澄み」を採用してきた裁判所であるが、新司になって安閑としていられなくなった。

新司法ではかっての一次に相当する「短答」と二次の論文を5月に一緒に行う。試験が終わってから9月の発表までに長い間が出来る。その間、「サマー・クラーク」とし称して、弁護士法人が手当付きの実習を一週間させている。上位のロースクール出身者や成績優秀者には、合格を前提として内定を与えている。
裁判官や検事の内定を出せるのは司法修習が終わってからだから、それ以前に「青刈り」をされてしまう。内定だから任官できれば断るのは可能だが、大手弁護士事務所の華やかな世界を見せられると、薄暗い庁舎には入りたくなくなるのは人情だろう。

これまでは司法修習の期間に給与が出ていたが、今年から貸与になる。貸与制に切り替えることを主張し続けてきたのは実は最高裁である。親の援助下にある法学部新卒生以外は、2~3年のロースクールの授業料と生活費を借金や奨学金で賄わねばならない。司法修習は11月から1翌年12月までなので、就職するまでに更に2年間辛抱しなければならない。その間に数百万の借金を抱えてしまう。
任官で貸与分の返済免除は、弁護士事務所の内定を蹴るモチベーションになる。
医者は数年間地方で医療活動をすれば奨学金の返済を免除される。防衛大学校の授業料免除も任官が条件である。違和感なく受け入れられシステムではないだろうか。既に、貸与制になって経済的に困窮する人に対しては、何らかの措置を講ずるというコメントが流れている。