245パラシングルから直熱管ユニバーサルアンプへ その3

2012年08月29日 21:13

5V 6.3V球試聴編

6B4G(30)

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6B4Gは2A3の6.3V版だが、これもタムラ2007を積んだユニバーサルアンプで聴いたのと印象が違う。高域が強くて線が細く、全体に堅い。聴き疲れのする音だった。アメリカ製でなくてロシア製(銘は30)だからかと思っていた。

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もう少し太い音にと、シャーシ上に8本並べてパラブッシュにしてみた事もある。

今度は印象が違う。「2A3と似ているけれど、2A3程の重さはない」という世間一般の評価に頷首できる音が出ている。2A3ほど張りが強くなく、かえって聞き易い音になっている。どんなソースもそつなくこなす。
評価B


HYTRON HY65

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今回一番期待していたのがこの球だった。小型ながらトッププレートでガッチリしたタイトのベース、明るく輝くトリタンフィラメント。山椒は小粒でビリリと辛い的な、締まった音を出してくれるのではないかと。
輪郭のハッキリした音なのだが、ハイエンドが甘い。低域も量感があるというより、締まりが足りなくて重心が高い音になってしまう。3結にするとすこしましになるが、傾向は全く変わらない。古楽器ならどうかとチェンバロやペリオド楽器の室内合奏を鳴らしてみたが、ハイエンドの甘いために彫りの浅い薄っぺらな音になってしまう。
評価C


STC-12E1

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この球は姿が実に良い。丸く張り出した肩からほっそりとくびれた胴へと、見事な曲線美を描いている。その姿だけで買ったmade in Englandの球だったが、今までうまく鳴った事がない。
これまでと違って柔らかい音が出てくるので、今度はうまく行ったのかなと思ったが、どのソースをかけても皆同じ音になってしまう。ベールを二重に被ってたかのようなモヤっとした音で、楽器が見えてこない。
次の機会まで、また眠りについて頂く。
評価C


300B

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許多ある中国製300Bの中から、メッシュプレートにタイトベースという姿だけでこれを選んだ。
柔らかめの音だが分解能感は高く、ジャズからフルオーケスラまで何でもこなす。トッティでも弦がヒステリックにならない。何よりあのNAXOSが潤いのある良い音で再生されるのは有り難い。

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同じ300Bでも「赤い鳥」マークのソヴテックになると音が硬めになってくる。クラシックよりジャズの方が得意だが、分厚い絨毯のようなマーラーの交響曲も心地よく再生する。
評価A(China) Aマイナス(ソヴテック)


71A

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71Aこのアンプの守備範囲に入れるかどうか迷った。けれど、ここで外したらこの球はもう2度と使われなくなる。電源ソケットの下に辛うじてあった隙間に、+B電圧降下用の120kΩ抵抗をオン/ショートする小さなスイッチを入れた。

評価Bマイナス
再度聴く前の評価はCで、「駄球」の判決を下すつもりでいた。けれど音の印象は前回と変わらないものの、直熱管らしい音を出す場面もあって相対的な評価を少し上げた。


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245パラシングルから直熱管ユニバーサルアンプへ その2

2012年08月28日 16:45

2.5V球試聴編

スピーカーはONKYOのミニコンFR-9EXに付属の小型2way、ウーファ(クロス6kHだからほぼフルレンジか)ーは13cmで能率は83dBしかない。
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オンキヨーらしく真面目にWIMAのフィルムコンをトゥイーターのローカットに使っているが、ポエステルなので手持ちのWIMAのポリプロピレンをパラってある。高域が多少柔らかくなる。
CDからの光デジタル出力をソフトンの真空管DAC、model2でアナログにし、ボリュームボックスを通してアンプに入れている。
スピーカーは欅の座敷机の左右端に置いて、デスクトップとして聴いている。スピーカーと耳の距離7~80センチしかない。
アンプの電圧増幅は12AU7の2段増幅で、その後にFETのカソフォロをつけてあり、出力トランスはソフトンのRW20だ。
このような、球が実際に稼働する環境での評価なので、別のアンプやスピーカーで聴くと評価が変わる可能性はある。


RCA245

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後方の2つのソケットをUX4に変更してアダプターなしで使えるようにした。
フロントの小さなつまみでフィラメント電圧を調節する。

音は柔らかく、優しくて、何とも言えない潤いがある。ハスキル/グリュミオーのモーツァルト/ヴァイオリンソナタが、1958年の録音と思えない滑らかで繊細な響きを楽しませてくれる。総じてデジタルよりアナログ録音の方が良い。デジタル録音を聴くと高域端が不足して少し詰まって聞こえてくる。古楽器の最新録音なぞには向かない。
これがバラシングルだと、高音低音共もう少し伸びやかに聞こえるのだが、今更悔やんでも詮方ない。
評価A


KEN-RAD1619(VT164)

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258v 50mAで使用
245から変わると、メリハリのある力強い音に驚く。高域低域共にワイドに延びて、ケニー・ドリューのジャズピアノは心地よくスイングし、ベルマン/カラヤンのチャイ1は245より一層スケール感がある。それでいて乾いた感じは全くなく、よく弾んだ心地よい音がする。
パラシングルに比べると迫力では一歩及ばないが、繊細感で勝っていて、オールラウンドに使える。

同じアンプが球を変えるだけで、コロっと違う音を出す。ユニバーサルアンプの醍醐味だ。
評価A


CR 2A3

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以前、タムラ2007を積んだユニバーサルアンプで聴いたのと印象が違う。あの時は高域がもっと温和しい音に聞こえたが、今度は張りのあるハッキリとした高音に聞こえる。OPTの違いによるものだろうか。
低域も力強く現代の直熱管という感じがする。ビーバーの神秘(ロザリオ)ソナタでは、オルガンの通奏低音の音程の変わり目にも耳が向く。その代わりベルマン/カラヤンのチャイ1は少し五月蠅い。
真っ当な音がしているのだけど、245や1619のようには惹きつけられない。他に無ければ、これでずっと聴いていても良いと思うけれど・・・。この辺りが、オーディオの不可解で不公平なところだ。
評価Bプラス


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245パラシングルから直熱管ユニバーサルアンプへ その1

2012年08月27日 11:06

71Aが気に入ればそのまま使う予定だったが、もっといろいろの直熱管を試してみたい。
これまで1619パラも245パラもフィラメントは2本シリーズにしていたから5V固定出力のレギュレータで済んだが、これを可変にする必要がある。
先日の低損失可変レギュレーターLT1084に変更するとして、差し替えて使いそうな球のフィラメント電圧を考えると2.5V,5V,6.3Vの3種類が必要になる。
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A.Bをそれぞれ抵抗(Ω)とする。
2.5Vの時
A.Bを流れる電流は R=2.5/(A+B)
レギュレーターはOUTとADJ間を1.25Vに保つから A*R=1.25
2.5A=1.25(A+B) から A=B となって
抵抗AとBの比は1:1になる。
同様に5Vの時は1:3、6.3Vの時は端数を切り捨てて1:4になる。

パーツボックスを探すと直径15mm位の200Ω小型ボリュームが出てきた。
全体を500Ωにすると2.5v時に必要最低限の5mA流れて、最大の6.3Vの時12.6mA流れる。
ボリュームでの消費電力は最大0.037Wなのでこんな小さいボリュームでも問題ないだろう。

以上の検討の結果フィラメント電源の回路はこんなものになった。
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1619の電流は2A、2A3では2.5Aにもなるので、発熱を抑えるために2.5Vタップを使って6.3Vと3.8Vが選べるようにした。

負荷がある状態でレギュレータのIN端子に7.8V以上の電圧がかかるかどうかは、実際に電流を流して見ないと判らない。
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6V-0.85AのHYTRON65ではちゃんと6Vになっていて、テスターのACモードではリップルは5mV以下に抑えられている。更にボリュームを最大にしてA:100Ω B:400Ωにすると端数を切り捨てたため6.24Vになったが、使用上差し支えない。リップルも変わらないので、100Ωの固定抵抗を小さくすればもう少し高い直流電圧も得られそうだ。
交流6.3Vから直流6.3Vが得られる! リニアテクノロジー社恐るべし。
(LT1084が手持ちにあったので使ったが、勿論3A以下であるのでLT1085でOKだ。)




NEX-6のEVFはNEX-7と同等の236万画素

2012年08月25日 15:58

昨日はNEX-6の発表が9月にずれこむという、少しがっかりする情報が流れていたSony Alpha Rumorsだったが、今朝the camera has a new 2359k dot image on viewfinder.という記事が出ていた。
a tiny bit lower EVF resolution」ではなかった。

それでNEX-7が今月に入って1万も下がっているのかなあ。NEX-6発表後は売れなくなるんで、仕切価格を下げているとか?

更にAndroid phones向けのアプリが搭載されるとある。ついでにこいつもCOOLPIX S800cのようなスマートフォンもどきになつてくれると、益々物欲が高まって来のだが。



245逝き、71Aを試す

2012年08月23日 11:23

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245バラシングルがスタートしたばかりなのに、1本の245が突然赤紫に発光するようになり逝ってしまった。所有している球を使い尽くす方針なので、買い増しはしない。

昔、アンプ造りを止めた人から貰った71Aという直熱三極管がある。代わりに使ってみようと思うが、プレート電圧が最大180Vと異常に低い。それで今まで使った事がない。
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小型の245よりも更に小さいが、プレートの構造はしっかりしている。


最小限の改造で鳴らせる方法を考えてみる。
フィラメントは5Vの電源から2.5V2本シリーズにして使ってきたから、これは1本ずつにすれば良い。
プレート電圧を100V落とさないといけない。直結にしてロフチンホワイトにすると丁度良いのだか、まず味見をせねば。

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目を付けたのは平滑用FETのドレインとゲート間の抵抗。この10Kの抵抗とGNDに落としている200Kの抵抗で分圧された電圧がドレインに現れる。これまでは電圧降下を少なくするために10Kという抵抗にしていた。71Aのプレート電流は20mAなので100V下げても2Wの発熱にしかならない。今の小型放熱器で充分だ。
前段の電源は既に300Vから別途取っているので、影響はない。
10+120KΩで丁度180Vになった。
パイアスは245と同じ40V程だった。

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どんな音か。とりあえずタンノイヨークミンスターで鳴らしてみる。出力0.79Wのチビアンプだが94dBあるので結構大きな音が出せる。
もっと繊細な音を期待したが、高域はアッサリしていて帯域が延びている感じがない。低域は意外と張りがあるが、サイズからして量感は無理だ。2A3の小型版といったところだ。
これが今や8000円もしているとは・・・・・・。


245は癒しの音~245パラシングル

2012年08月20日 12:51

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左端の小振りな245は、250や50と比べると音の帯域の広さ、豊かさ、艶といった点では分が悪い。しかし、245で聴いていると何故か癒される。音質云々でなくて「これで良いのだ」という気になってくる。
とは言え、何時もこれで鳴らしていたらタンノイヨークミンスター可哀想だ。
245を何時も鳴らせるアンプはないかと目を付けたのが、1619パラシングルだった。

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HPの回路図上はまだ交流点火になっているが、2本シリーズにして5Vレギュレーターで直流点火している。
これを1619パラシングルと245パラシングルのコンパチにしてしまえば良い。

いきなり4本しかない245を使って手直しするのはリスクがある。
使うこともなく押し入れの肥やしになっている、今は亡きCRブランドの2A3を使って回路調整をした。

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1)+BのタップをAC300Vから200Vにダウンする。これで+Bは380Vから250Vになって245や2A3の定格内に収まる。
2)2段の電力増幅段へは300Vから半波整流で取り出し、3KΩと47μ/450Vのフィルターで平滑して送り出す。2段目の12AU7のプレート電圧が20V程下がったが大きな問題はないはずだ。
3)バイアスが-40~50Vと深くなるので、マイナス電源の平滑回路の抵抗を減らして(15K→15Kをもう1本パラって7.5Kに)、FETのカソフォロ電源を-85Vから-115Vと少し深くした。またバイアスの下限を調整している抵抗を50kから10kに小さくして、バイアスの調整範囲を広げた。
4)1619のスクリーングリッド電源が+Bより高くなってしまうのを避けるために、ツェナーダイオードを減らして200Vにダウンした。

以上最低限の改造をして2A3で試運転してみた。
ソケットは変更せずアダプターで対応している。
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20mmのアクリル板からホルソーでくり抜き、更に端子用の穴を開けた。
1個作ると電動ドリルのバッテリーが空になってしまう。昔はこんな手の込んだやり方でアダプターを作っていた。

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2A3ってこんなに生真面目な音だったのか。低域は1619より豊かで力強い。
2A3はパラシングルにする必要は無いと思う。

1日鳴らして過熱等の異常が無いことを確認して、いよいよ本番の245パラシングルへ。
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250V-36mA というやや控え目の条件で鳴らしている。バイアスは2A3とほぼ同じで-40~45V位だった。
ソフトンのOPT、RW-20の音かも知れないが、高域が意外に延びて来る。低域は2A3一本と良い勝負だろう。
それでもラジオの音からオーディオアンプの音になった。
そして中域の癒しの音がユニバーサルアンプで聴いた時と同様にハッキリ残っている。


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ハラワタ公開。
ラグ板に縦型コンデンサーを目一杯積み込んでいる。右に少し写っているようにOPTを裏蓋に取り付けてケース内に納めているので、容積的にも一杯一杯になっている。
今回の47μ/450Vコンデンサーは入れたい場所に隙間が無く、右端中央の+B平滑用のFET放熱器の間に無理矢理割り込ませた。コンデンサーと放熱器が接触しているが、ここの温度はあまり上がらないから大丈夫だろう。


フルサイズNEX~ホンマかいな

2012年08月17日 22:09

sonyalpharumorsに/Sony NEX goes Full Frame!!!!という記事が出ている。
SR5ってかなり信憑性の高いグレードになっている。

9月にα99が発表予定であり、2500~3000ドルという予定価格になっている。
しかし画角としてフルサイズも使ってみたいと思うけれど、プロ用の仕様は期待していない。
私としては、同じ距離でASP-Cより広い範囲が撮れるという基本に期待しているだけなので、最高級機である事は必要ない。

NEXのフルサイズなら願ったり叶ったりだ。
ニコンやキャノンの廉価フルサイズに対抗する戦略として充分あり得る話だろう。近い将来に出るのなら、とりあえずRX100を旅カメラとして買って、NEX-6やNEX-5Rは飛ばしてフルサイズNEXが出るのを待つのも有りだと思う。



LT1084CT#PBF~5A低損失可変レギュレーター

2012年08月16日 16:23

ユニバーサルアンプは、規格に合わせて様々な電圧のフィラメントを直流点火しないといけない。
「Big-One」では平滑コンデンサーの後へセメント抵抗を差し替えて調整していたが、「New Big-One」では可変型レギュレーターを使用している。
3A以下だと低損失タイプも含めて色々な選択肢があるが、3Aを超えるとLM338しかなかった。
LM338は5Aまで使えるが入出力電圧差が最低3V必要である。送信菅には4Aで7.5Vや6.3Vという規格が多い。4A流れると最低限12Wの発熱があり、それだけで8x10センチのフィン付きヒートシンクが結構熱くなる。その上に定電圧にするための電圧降下分が重なってアチアチになっていた。

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このリニヤーテクノロジー社のレギュレーターは1~1.5Vの入出力電圧差で作動する

pdfファイルにあるように、LT1084シリーズは5AまでだがLT1083シリーズでは7.5Aまで使える。「C」はグレードを、「T」はパッケージ(T-220)を表している。「#PBF」は可変型である事を示し、3.3Vや5V等の固定型もある。
LT338とピンアサインは同じだか、出力に10μのリップル性能の良いコンデンサーを入れるのが必須になっている。レコメンド通りにタンタルコンデンサーを入れた。

フィラメント電源用にはMX520の6.3V/6.6AのAC巻き線に2.5V/6Aの小型トランスをシリーズにして使っている。これまでは7.5V/4Aがギリギリだった。
LT1084だと7.5V/4Aは当然として、6.3V/4Aは2.5V/6AのトランスのCTを利用して6.3V+1.25Vで点火できるようになった。また830Bの10V/2Aまで使えるようになった。10V/2Aだとシンクがほんのり温もっている程度だった。

早速スイッチを増設して+1.25Vか+2.5Vかを選択できるようにした。



このレギュレーターは日本橋や秋葉原の店頭・通販には出ていないが、チップワンストップというサイトで入手できた。

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封筒ぐらいの荷姿を予想していたら、段ボールにチューブケースが入っていた。
ここは個人向けでなく業界用の通販を主としているようだ。



C62とBigboyの隧道走行音

2012年08月13日 16:10

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最近真空管アンプをラックから引っ張り出して弄っているが、線路の上をコードが這うようになる。列車を走らせるのにいちいちコードを片付けるのは面倒なので、隧道を作って線路を渡るようにした。


そうなると隧道通過時の列車の走行音に興味が湧く。高架の下をくぐらせても少し音が変わるのだから、囲った隧道内では可成り籠もった音になるのではないかと期待した。
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高架を走るC62は変化が判るが、下のBigboyはハッキリしない。天井までの距離が長いと反響音が拡散してしまうのだろうか。

仕切りを入れてみたらと、またぞろ余計な工作が頭をもたげる。


それにしてもFC2動画の劣化は酷い。ピントが合っていてもいなくても変わらない。かといって金を払ってまで高解像度の画をアップロードする気も起こらないし。

同じファイルをYoutubeにアカウントを作ってアップロードしてみた。
α65で動画形式をMP4にして撮っただけの編集もしていない代物なので、ファイル形式の変換等手続きが面倒かと思ったが、そのままあっけなくアップロードできてしまった。
タグを貼り付けて完了。

1080pでHD再生も出来る。今後はこれで行こう。


「沙漠の魔王」完全復刻版が届いた

2012年08月10日 13:31

HMVから発売日の今日届いた。

「冒険王」に連載れさていた時分に飛び飛びに読んでいた。最後まで読みたいと思っていたが、全巻揃いは古書市で100万もの値が付いていて、とても入手てきる代物ではなかった。
「復刊ドットコム」への投票も参加したが、復刊の目途の100票を超えても一向にその兆しが無かった。
橋下がつぶした国際児童文学館で、何冊かのオリジナルを見られたのを眼福としていた。

それがとうとう我が家にやってきた。

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カートンボックス入り全10巻



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発色はオリジナルと同じで、紙質はオリジナルより遙かに上質。やや黄ばんだ地色になっている。原版は既に無いので、状態の良い合本から写真復刻したのだろう。

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双六(裏にもあり)

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合本には入らなかった雑誌掲載時の扉画集

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凧にカレンダー
と付録も復刻されているのは嬉しい。