NEX-6もNEX-5Rも止めてRX100に

2012年10月29日 11:18

NEX-7にするかNEX-5N+EVFにするか迷っている間に、NEX-6とNEX-5Rが出てきた。

早々にNEX-5Nシリーズは生産完了になり、在庫処分セールで標準レンズ付キットは本体より8000円も安い38000円台になっている。にもかかわらず、次期機のNEX5RやNEX-6は発売どころか国内発表もされない。

リストラによる生産拠点の移動が原因になっているのだろうか。
NEX-5Dはコートのポケットには入った(但し、不用意にコートを脱ぐとゴツンとぶけそうだったが)ので、沈胴式ズームを付ければさらに携帯性が向上する
しかし、その期待の沈胴式ズームもその後音沙汰がない。

予約して年末ギリギリにやっと入手できるのか。
残念ながらセカンドカメラ、旅カメラとして考えているので、それ程までして手に入れたいとは思わない。

それにボディが出てもレンズの発売はより不透明だ。


NEXに何時までも付き合っていられない。エイャっとRX100を買った。
先代旅カメラLX-3よりズーム範囲が大きく、レンズバリヤーもある点がチョイスの要因だった。

DSC01440s.jpg

DSC01426s.jpg

奥、右から
初代リコーCaprio R7 約160g
二代目Panasonic LX3 約265g
三代目のNEX-5D 約287g(レンズ含まず)
これは既に手元に無い。保証期間内の液晶剥離で、修理後オクで処分した。
四代目ソニーRX100 約240g

初代のリコーCaprio R7が最も俊足だった。車窓の景色を「発見」してポケットから出し、オンしても充分取れた。残念ながらフルオートで、日暮れになると移動している被写体がボケてしまった。

NEX-5Dの時に買ったBiogon T* 28mm F2.8 GとSonnar T* 90mm F2.8 G、それにTILTアダプターに付けたTAMRON 28-75mm F2.8(ニコン用)が1年以上「空閨」をかこっているが、晴れて相方を付けてやるのは又先に延びてしまった。

こうなったらついでだ、フルサイズNEXの登場まで待つか。




真空管アンプ「富嶽ミニ」 その5 バッファーアンプ

2012年10月26日 11:33

DSC01422s.jpg
以前作った7119のミニワッターだが、プラスのSP端子がRCA端子に変わっている。

OPTや不要の端子をそのまま残しているが、カソードフォロワーによるバッファーアンプに作り替えた。
「真空管DAC」と称しているモノは、アウトプットに真空管によるバッファーをつけたものなので、別途真空管バッファーアンプを繋いでやれば「真空管DAC」になるはずだ。

DSC01423s.jpg

buffer-circ.jpg
回路は至って簡単。
双3極管なら1本で済むが、パラにもせずそれぞれの球のUNIT2だけ使っている。
双3極管のUNIT1は球によってピンアサインが異なるが、UNIT2は大概時計回りにPGKの順に並んでいる。
7116、7040、5687、12AU7、12RLL3、12BH7Aをそのまま差し替えられるし、ヒーターの配線を12Vから6.3V端子に移してやれば、6N6P、6N1P、6AQ8、6FQ7、6CQ7、6922、7308が使える。

現在は12AU7に2.3mA流して使っている状態だが、球、電流量、カップリングコンデンサーを変えて音の違いを試してみる。



真空管アンプ「富嶽ミニ」 その4 STC-12E1の場合

2012年10月24日 12:40

DSC01412s.jpg
STCの12E1は姿がとても良いのだが、これまでは「駄球」の音しか出てこなかった。
今度が、いわばラストチャンスなのでなんとかしてやりたい。


fugakumini-12e1s.jpg
プレート電圧は高く、2スクリーングリッド電圧は抑えて損失を防ぎながらAB級動作で大出力を出す球だ。「富嶽」ではプレート電圧525V、スクリーングリッド200V63Wを記録した。

ULのためにプレート電圧を上げられない。35Wあるプレート損失を生かしてA級でならすと出力はこんなものだう。
3結、UL両方の差動を試してみた。3結PPも含めて完璧なA級PPで鳴っているのだが、硬さが取れない。

あと少しなのだが・・・。

気分転換に
DSC01400s.jpg
ヤマハC2aとカセッデッキK1-dで、昔エアチェックしたソースを鳴らしてみると、実に良い。
FM放送ってこんなに音がよかったのか。C2aとのコンビでアナログ専門にしてみるか。


いやまてよ
DSC01414as.jpg
マランツSA11S1のデジタル信号をソフトンの真空管DAC、Model2に入れて鳴らしてみると、これまでと全く違う軽やかで柔らかい音が出てきた。12E1側でなくて入力ソースとの相性の問題だったのか。

それならまだ手がある。

(この項続く)


真空管アンプ「富嶽ミニ」 その3 ユニバーサルアンプとしての性能 

2012年10月22日 11:41

3結/ウルトラリニアー
シングル/プッシュプル/パラシングル
差動
カソード定電流

1つの球でこれだけの選択枝があり、その組み合わせをを総てをやるのは大変なので、とりあえず比較的小型の球でアンプの機能チェックをしてみた。96Wのダミー抵抗が久しぶりに温もった。16Ω/3Wの抵抗32個をシリパラにして8Ωにしたモノで、大きな抵抗を数少なく使うよりも、表面積が大きくなって発熱による抵抗値の上昇を抑えられる。


DSC01402s.jpg

fugakumini-tube2s.jpg

DSC01330s.jpg
300Vかけて20W。6336Bはこれぐらいが丁度良いのでは無かろうか。AB級動作だがレギュレーター管なので、締まった音がする。バイアスの深い6080の方は更に澄んだ音がする。

DSC01355s.jpg
811-3のフィラメントは、1本で6.3V/4A食うのでシングルでしか使えない。65Wというプレート損失をもてあますような条件だが、問題なく鳴らせた。

DSC01364s.jpg
801ppは今回が初お目見えになった。右チャンネルがHYTRONのVT62、左がRCAとメーカが違うが、音の差はなかった。

どの球でも使用したOPT、ソフトン/RW-40-5の音が色濃く出る。シングルもプッシュプルも基本的な音は同じだ。芯が強く良く締まっている。低域の分解能は申し分ないし、高域も良く伸びている。しかし、好みからすればもう少し柔らかさが欲しい。一回り小さいRW20にはそれがあった。50BH26はULすれば3結に比べて緩んでくるが、まだ足りない。かといって50をこのアンプの常用球にする訳にもいかない・・・・。

今まで通り、マルチシステムのトゥイーターを鳴らしている分にはむしろこの音質が良いのだが、ビルダーとしては「一人前」のユニバーサルアンプに仕上げたい。



真空管アンプ「富嶽ミニ」 その2 プレート電流に異変

2012年10月19日 10:07

プレート電流はカソードに1Ωの抵抗を入れて、抵抗の両端電圧で計測しているが、
出力管を引っ替え取り替えしてデータほ取っていたら、おかしな事に気がついた。


1.シングルの場合、プレート電流を測定していると、球を刺していない側にも電流が流れている。
2.プッシュプルの場合、プレート電流のバランスが取れない。調整ボリュームを回しても全く変化しない。

以上は直熱管の場合で、傍熱管は全く問題がない。

fugakumini-powersb.jpg
フィラメントの巻き線は1回路で済ましている。定電圧回路(既にLT1084に交換)は各真空管毎になっているが、マイナス側を2本の真空管で共用している。



filament6.jpg
フィラメントの中点から1Ωの抵抗でアースし、この抵抗の両端電圧でプレート電流を測定している。しかし、マイナス側が共通だと最右図のようになり、球を刺していない側の測定抵抗からも電流が流れる。
バイアスのバランスボリュームを回してバイアスを上げて、1Ω抵抗の電流を減らしても、もう一方でバイアスが下がって電流が増加してた分が流れ込む。いくらバランス抵抗を回してもカソード電流は変化しない。
傍熱管はカソードからダイレクトに1Ωの測定抵抗にプレート電流が流れるので問題ない。


これで原因は判ったけれど、対策をどうするか。


もう4つ(2台で8つ)ショットキーバリヤーダイオードをかき集めて、ブリッジ回路をもう一つ追加して、マイナス側の共用を無くす。

これは既に取り付けてある部品を外して、取り付けや作業のスペースを空けなければならないので面倒だし、直接性能に関係のない測定上の問題なので、もっと簡単に澄ませた。

+Bにテストポイントを立てて、OPT巻き線の純抵抗分による電圧降下から、プレート電流を求めることにした。プッシュプルで102Ω、シングルで188Ωだった。
この方法だと無信号時のDCバランスやプレート電流の測定はできるが、最大出力時の電流は電圧が変動するので測定できない。それは、2箇所のカソード電流の和で求める事とした。




真空管アンプ「富嶽ミニ」 その1 メンテナンス

2012年10月17日 10:50

偶然、WEBの海を漂流している昔のHPを見つけた。
ミラーサイトだったのを放棄したもので、2004/8/9で止まっている。

その冒頭
all.jpg

ここ数ヶ月モノに憑かれたように作ってきた真空管アンプたちです。
左から「New Big One」「富嶽mini」「1619パラシングル」「不死鳥」、
前列「新富嶽」「ヴィンテージ球アンプ」
プッシュ3台、シングル2台、プッシュモノ両用1台
詳細は「What’s New!」から


今年7月からメンテしてきたのは、将にこの数ヶ月の間に製作したアンプ達だった。
もう少し長い期間かけて造ったという気がしていたが、色んなタイプのアンプを造ってみたいという思いに駆られて一気に製作していた。我ながらその没頭ぶりにはあきれる。
その後「終の棲家」の計画が始まり、完成後もHPの更新はサボっている。この「メンテ」シリーズが終わったら一挙に更新する積もりだ。


DSC01339s.jpg
「富嶽mini」は専有面積の少なさを狙って150mmx250mmのリードP-12を使っている。ほぼCD 2枚分だ。
手前はUX4ピン、その上はUS8ピンソケットで、US8の真ん中に双3極管用ソケットがあって、今6336Bが刺さっている。
左上のオレンジ色のつまみでトランスのタップを切り替えている。DC200~370と富嶽やNEW BIG ONEより低めの電圧を担当している。これまで手薄だった300Vや350Vを主に担当する。


DSC01334s.jpg
手前は450mmx300mmの不死鳥。小型のシャーシを2個合わせて、回路は上に集中させ、下はトランスとブロックコンデンサーが入っている。蝶番で繋いでいるので、裏蓋を開ける手間が要らない。

DSC01372s.jpg
問題はこのPTとOPTの距離で、僅か3mmしかない。Rコアトランスの磁束漏洩の少なさに賭けた。
若干ハムが出てしまって、これまではハムが出ない(出せない)スーパーツィーター用に使ってきた。

しかし低μの出力球を使ってみるとハムが出ない。
ハムはパワートランスからアウトプットトランスにダイレクトに入っているのではない。
それで6AN8を差し替えていくと、94dBのタンノイヨークミンスターでも、スピーカーに耳を寄せないと聞こえないレベルに収まった。レイセオン、シルバニア、東芝、日立の手持ちがあったが、レイセオンが最も優秀で、4本ともレイセオンになった。さすが軍需産業。


使用しているソフトンのシングル用OPT RW-40-5は、タップを切り替えればプッシュプルOPTになりUL端子も両方で使えるという優れもの。その上KNF巻き線も持っている。

Opt7.jpg
UL1はBから25%、UL2は50%になっており、B-5K間を4等分してタップが出ているのがミソ。
75%の端子は巻き線比でいくと3:4だからインピーダンス比は9:16で3kと5Kとして使える。
UL2をBにしてP-P間5KのPPとしてい使うときには、25%だったUL1と75%のシングル3K端子が50%UL端子になる。

これを使って、プッシュ/シングルコンバーチブルアンプを造り(シングルではパラシングルもOK)、多極管では3結/5結が選択可、更に差動と非差動の切り替えも出来るようにしていた。機能の多さでは富嶽を上回るので、スーパーユニバールアンプと名付けている。


今回はダンピングファクターを考えて5結からULに変更した。
fugakumini-circuits.jpg
OPTの傍にあるSW1でOPTのPP-SINGLEを切り替える。入力側も初段の下側のプレート出力をSW3で切り離して切り替える。SW2は第2グリッドを3結にするか5結にするか切り替えだっだか、先をBからULに移した。
このままではSINGLEの時に25%と750%の異なった帰還になってしまう。SW6を設けて、下側の球のULポイントを切り替えて上側の球と同じ75%のUL接続にした。両方共50%にするのが本来のやり方だろうが、こうするとパラシングルではない1本だけのシングルの場合にはSW6を操作する必要がない。また何れの場合も50%よりも帰還率の大きい75%のUL接続になってしまうが、それなりに出力は増えるので良しとした。


また、-150Vまでかけられるようにバイアス回路を変更した。6080等のバイアスの深い球用だ。
それには電圧増幅段でどこまで振幅が確保できるかが肝心だが、6AN8の5極部一段だけの増幅で出力球グリッド間で400V/P-P以上確保している。「新富嶽」は280Vしかない。
違いはカソフォロ段のグリッド抵抗にある。
「新富嶽」では100KΩと、CR結合の出力管のグリッド抵抗並みだが、「富嶽mini」では1MΩを使っている。
この抵抗は先で逆相の信号と出逢った上に、バイアス調整のボリュームに付いているコンデンサーでアースされいる。この先は6AN8の3極によるカソフォロ段だけで増幅はされない。出来るだけ大きな抵抗で振幅を確保しておく必要がある。
これはラックスのA3000の回路図を見て気がついた。他のモデルは出力管に「気を遣って」100kΩ位なのに、カソフォロ球のグリッドには2.2MΩを使っている。6AN8には悪いけれど、増幅している訳ではなし、今のところ出力球のバイアスが不安定になるようなことにはなっていない。






キャノンLBP430~老兵は死なず 

2012年10月15日 11:36

DSC01093s.jpg

カミさんに、新しいノートパソコンからプリンターが使えるようにして欲しいと頼まれた。ワードやエクセルからプリントするのでモノクロで良い。

キャノンLBP430の電源を入れて、ネットワークから探させたが検出されない。
んな馬鹿なと、キャノンのサイトで調べたらwindows7非対応になっていた。
1996年以来、98,Me.2000,XPと数々のバージョンアップに耐えてきた。本体購入の数年後には、ネットワークボードを買って家中から使えるようになった。それが既に現役から除隊させられていたとは。
今、PC98-BASICのprint命令が実行できるプリンターがどれだけ現存しているだろうか。

16年間の印刷枚数でいうと、最も多いのは両親の年賀状だっただろう。今は0枚になってしまった。
DATやビデオの背ラベル作成にも使ってきたが、今使えるのはA4普通紙だけでハガキはフィードできなくなった。


カミさんのはカラーレーザー機のNEC-7500Cに設定した。
私はXP機があるので、まだLBP430に活動の場は残っている。

真空管アンプ「新富嶽」のメンテで判った事

2012年10月12日 11:14

「NEW BIG ONE」「不死鳥」と2台のシングルアンプをリニューアルした。今度はマルチアンプシステムに使っているモノラルプッシュプルアンプ「新富嶽」をメンテする事にした。


P1070092s.jpg

「新富嶽」とは、HP「富嶽とその仲間達」の名の由来ともなったプッシュプルユニバーサルアンプ富嶽を、機能はそのままにして2台のモノラルアンプに分割したものである。30センチx20センチの小型シャーシながらKT88で出力85Wを記録した。

気になっているのは次の2点
■ジージーとトランスの鳴きが止まらない。
■AC260Vからの+B電圧は、普通なら330~340V位にはなるはずが300Vしかない。

4ウェイマルチアンプシステムの1帯域で使用するのに、特段の不具合ではないからこれまで放置してきた。

fugakukai-circs.jpg
回路は富嶽同様、初段6922、ドライバー段5687共に差動になっている。カソフォロを通って出力段は差動/非差動を選択出来、全段差動にする事ができる。
ドライバー段は400-450Vと電源電圧が単一でないところに仕掛けがある。

fugakukai-power0-1.jpg
まず左上の巻き線のタップ200,260,340,390からSW1で選ぶ。
SW1は2連トグルで260/390グループと200/340グループの選択を行う。続いて右真ん中のSW2で、ブリッジ整流を経てきた390/340と、片波整流の260/200二者択一を行う。

SW1とSW2を重ねて4つの電圧を選ぶシステムにしなかったのは、低いプレート電圧の時でもドライバー段(+B2)の電圧を常に高くして、バイアスの深い球に大振幅の出力を送りたかったからだ。5687のドライバー段は常に390/340から生成された400-450Vの電圧で作動する。
逆に初段(+B3)の6922は常に260/200の低圧タップからの低めの電源で作動し、直結でもドライバー段の実効電圧を最低280V確保している。


何年経ってもトランスの鳴きが止まらない。巻き線の馴染みの問題ではない。
弄っていたらプレート電流を下げると鳴きが止まった。片波整流で出力管を動作させるような大きな電流を取り出したのが原因のようだ。AC260VからDC300Vにしかならないのも同じく片波整流の効率の悪さが原因ではないかと考えた。


fugakukai-power1-1.jpg
比較的電流量の多い(16mA)トライバー段を独立しているカソフォロ用の巻き線に移し、初段やカソフォロ段は片波整流で主巻き線から取る等、改修方法として幾つかの案を検討した。

結局、ドライバー段と初段を片波整流で取り出すことにした。
場所はドライバー段の高電圧を考えて340Vから取りたい。
しかし、それでは最初に平滑コンデンサーに入る電圧が510Vになって耐圧を超えてしまう。
(電源周りは縦型コンデンサー密集していて、背が高くて傾けないと収められない350V/100μをスタックで入れるスペースが無いので250Vをスタックするしかない)
ここで10Vのタップを利用すると、電源投入直後でも490Vとなって耐圧問題をクリアーできた。
8年前フェニックスにこのRコア電源トランスを発注した時には想定していなかった使い方だった。

8045Gでヨークミンスターを鳴らしてみると、豊かな響きと歯切れの良さが共存している。これは時々はユニバーサルアンプとして、マルチアンプシステムから独立させて使ってやらねば。
と、ここで問題発生。
少しハムが出ている。これまで造ってきた傍熱管のプッシュプルアンプでハムが出た事はない。
プレート電流のバランスを変化させると、少し直流をアンバランスにした所でハムが消える。
タムラの2021は10mAまでアンバランス電流が許容されているので、一応OKだ。
しかし、電源投入からハムが尾を引くようにして消えていくまで、ずっとハム音がしている。
8045GはGmが大きいから、コンデンサーへのチャージ電流が過大なのか?

一晩寝て出した答えは、「平滑フィルターのFETが壊れている」だった。
2台のモノラルアンプで同じ箇所が壊れるという点が引っかかるが、どの可能性を検討しても消えてしまい、残ったのがこれだった。リップルの大きい電流が、プッシュプルトランスの中で逆相でぶつかって互いの山と谷を潰している状況によると考えられる。
配線を外してFETの足をテスターで当たってみると、案の定どの端子間も数十Ωしかなかった。しかも両方のアンプでそうだった。で、2SK2545を交換。2個無くて一つは2SK2544にしたら、絶縁シートは入れたのにうっかりスチールのネジをそのまま使ってヒューズを飛ばした。

取り替えると起動時のハムは皆無になり、ジーという唸り音も許容範囲内に収まった。
出力管動作時にもAC250VからDC325Vが出ている。
ずっとブリッジを通らない片派整流の電源で使っていたから判らなかったのだろうが、いつから壊れていたのだろう。

その他FETのゲートに付けた抵抗を少し大きくしてフィルターの時定数を稼いだ。


また、
fugakukai-power0-1_20121002085320.jpg
ヒーター/フィラメント回路を


fugakukai-power1-2.jpg
ACの時は片側の巻き線から取るように変更した。
AC巻き線は定格の6Aの電流が流れた時に6.3Vになる。
大飯喰らいの8045Gが2.5A使ってもまだ6.7Vあった。
2本を一巻き線から取るように変更すると6.45vになった。


fugakukai-power0-2.jpg
初段の差動用定電流ダイオードを作動するためのマイナス電源は、6922,5687用のヒーター巻き線を片波整流して得ている。スーパー・ユニバーサル・アンプ ~ 「富嶽mini」のようにカソフォロのマイナス側に10Vのツェナーダイオードを入れれば使えるのではないかと試してみた。
「富嶽mini」は初段が6AN8の五極管ユニットを使っているので定電流は1.5mAしか喰わない。6922 2本では10mA(実際には8mA位)と大量に喰うので-10Vを維持できない。グリッドの電位も2.5Vだったのが3.5Vに上がっている。少しでもシャーシ内のパーツを減らそうとやってみたけれど、元に戻さざるを得なかった。


後残っているのはLM338をLT1084に変更し、8Vは止めて6.3Vから取って発熱を少なくする位だ。
と思っていたら、大きな落とし穴があった。








一発のオネエちゃん

2012年10月10日 10:08

「おんな酒場放浪記」をかって吉田さんが訪れた酒場のその後の様子を伺うという趣向で見ている。

先日の土曜日の古賀絵里子さんの回で、


「イッパーツ」とやっている。
これは、ひょっとして
本家の500回を超える放浪記の中でも、一二を争うあの人気のシーン・・・


P1010592as.jpg
やはり、2007/12放送 #226 門前仲町「だるま」の「ー発のオネエちゃん」だった。

5年経って看板娘は女将になり、少し○○がたって・・けれど、まだまだ「イッパーツ」が様になっている。

高校生の時はセーラー服姿でカウンターに入っていたとか。デレーッとしたオッサンたちでカウンターは立錐の余地も無いくらいに埋まったんだろうなあ。




久しぶりに「あべのハルカス」定点観測 

2012年10月08日 08:49

消費税増税を見越しての事なのか、そこいら中で家を建てている。
裏の家の建築は取り壊しから半年もかかっていた。
棟上げか済んでからは日に1~2人しかやってこなかった。誰も来ない日もよくあった。他の現場へ応援に行ったのだろう。
工務店はバックオーダーをかなり抱えているようだ。

増税が始まれば一挙に注文が減る。
価格交渉もやりやすいし、絶対量が減って職人が余るから仕事も丁寧になるはずだ。
駆け込み発注は得なのか損なのか。
5%というのは我々団塊の世代がマイホームを目指した頃のインフレ年率と変わらない。


DSC01291s.jpg
その裏の家の屋根と我が家のトップハットの間から、ちょっと電線や碍子が邪魔だけど、ハルカスの頭が見えた。


DSC01303as.jpg
股ヶ池の辺りをブラリ。
この頃どこからでもハスカルが見えるようになった。
STFを付けて出た筈なのに、何故かAFが効く。SAL1635Zだった。
同じぐらいの重さなのでうっかり間違った。


DSC01305as.jpg

DSC01310s.jpg
阪和線沿いの空き地。
道路にしては松虫通りまでしかないし、計画後70年経っても未完成の疎開道路に近すぎる。阪和線を部分的に複々線にする予定でもあるのか?


DSC01295s.jpg
地下鉄田辺駅から。


DSC01294s.jpg
田辺温泉も遂にマンションか。
地下鉄駅から30秒だから絶好のロケーションではある。


DSC01293s.jpg
そのワンブロック南には模擬原爆の碑が。
訓練投下で金剛荘という大きな料亭が吹っ飛んだ。ちょうど道路の反対側にあった。
子供の頃はコンゴウ山と呼んで焼け跡を遊び場にしていた。
高学年になってから、何であんな所に「金剛山」があったのか不思議に思った。
子供には「ソウ」の意味が判らなかったから、サンと聞こえたのだろうか。



最初の一枚を除いて[α65+SAL1635Z]