南紀周りで新潟へ各駅停車で日本縦断の旅3日目その2 北陸本線・信越線

2009年10月28日 17:59

北陸本線の糸魚川から直江津までは、海岸沿いを走っているにも拘わらず海は殆ど見えない。線路が波風の影響を受けるのを防ぐために、山中をトンネルで抜けるような新線が造られた。能生(のう)駅と名立駅は共に駅を出ると直ぐにトンネルにはいる。その間にあった筒石駅はトンネルの中、地下駅となってしまった。


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乗ってきた列車が筒石駅を出発していく。駅員がホームに居たが、私が写真を撮って中々改札に向かわないものだから、しびれを切らせて上へ上がってしまった。


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下りホームの先に上りホームが見える。ホームが位置をずらせて設置されている。交換時に生じる風圧を避ける為か?


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トンネルの壁に扉が付いている。これがホームからの唯一の出口。ドラフトの原理で風が舞い上がるのを防いでいるのだろうと思うけど、意外と軽く開いた。


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扉の中は待合室になっていた。防空壕のようだ。


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66段の階段を上って上りホームからの通路と合流する。地上まではまだまだ。


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あと224段ある。駅舎が海抜60m、ホームは20mだから40mの落差がある。83mとこの倍有る上越線の土合程ではないが、見るだけで息が切れそうな階段である。


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地上の筒石駅は非常にシンプルな造りで、無人駅と見紛う。トイレはあるが自動販売機は無い。



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「駅前通り」を少し行くと海が見えた。


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現在の線路は、北陸自動車道よりも更に内陸側に造られている。
橋脚の下を流れる筒石川の底から階段で上がってきた。


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15分程下って海岸沿いの集落に出た。かっての北陸本線は国道の辺りを走っていたのだろう。


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1時間ほどの探訪を終えやって来た列車に乗車、もう来ることはないだろう筒石駅を後にする。


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直江津で信越本線に乗り換える。妙高号は特急用車両だが普通列車で特別料金も要らない。


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向かい側のホームに派手な列車が止まっていた。北陸・東北地方の「天地人」人気は凄まじい。新潟と山形だけでなく、敵であった伊達の仙台や青森・秋田でも至る所に「天地人」の幟が立っていた。直江津は春日山城に近くいわば本場だ。


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この駅の名物弁当「鱈めし」。ご飯よりおかずの方が多い豪華な駅弁だ。


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北陸新幹線の工事が着々と進んでいる。これが出来上がると、軽井沢で分断されている信越本線はどうなるのだろうか。北陸本線と接続駅として賑わっている直江津駅もルートから外れている。歴史ある直江津の名前が消えて(自治体の名称はすでに上越市になってる)上越駅が出来るのか。



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直江津からの単線区間を淡々と40分ほど走って二本木に到着。ここは信越本線に唯一残ったスイッチバック駅だ。駅標が単に両端の駅を左右に書くのではなく、スイッバックになっている線路に合わせて書かれている。関山方面は枝線?


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関山からやって来た妙高号は本線にいる。ホームへ入って向きを変え左側の線路に入る。左奥のスノーシェードにつっこんで再び向きを変えると、ホームまで戻ってこずに手前で左に折れて新井方面へ去っていった。


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雪深い所でスイッチバック線を守るため、一列車分の長いスノーシェードが設けられている。次の関山駅とスイッチバック駅が連続していたが、関山駅は線路が付け替えられて解消された。

宮脇さんの時代にはスイッチバック駅が全国で30カ所もあったが、次々に解消されてしまった。立野(豊肥本線)、出雲坂根(木次線)、大畑・真幸(肥薩線)、二本木と土讃線にある坪尻と新改だけになってしまった。

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