南紀周りで新潟へ各駅停車で日本縦断の旅 3日目その3

2009年11月02日 12:46

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長野駅の善光寺口を出るとメインストリートが善光寺参道になっている。道の両側には木製の灯籠が立ち並び、県庁所在地よりも善光寺の門前町の側面を打ち出している。駅前から100円バスで善光寺に向かう。



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幅広い参道には、土産物屋や食物屋だけでなく仏具屋等も店を並べていて中々賑わっている。建物も古風にデザインされており、散策を楽しめる町並みになっている。参拝客だけでなく高校生もゾロゾロと歩いている。



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重文に指定されている山門。上に上がる事ができるが午後4時を過ぎていて閉められている。


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国宝の本堂。今年は7年に一度の御開帳の年で特に賑わったようだ。無宗派なのが良いのだろう。天王寺の一心寺も無宗派の永代供養で大儲けし、モダンアートの山門を造っている。


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長野駅に戻って、地下駅になった長野電鉄に乗る。


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国鉄時代に長野で降りると、赤とベージュに塗り分けられた湯田中温泉行きの電車が国鉄の車両と並んで停まっていた。通路に改札口が設けられていて乗り換えは便利だった。
善光寺に近い「善光寺下」を過ぎてようやく地上に出る。


終点の湯田中で降りて、今日のお宿「よろづや」まで緩やかな坂道を上がっていく。

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よろづやの「松籟荘」は登録有形文化財に指定されている。凝った造りの客室がウリだが、「お一人様」ではご案内とはいかない。「よろづやアネックス」という別館が1人客を受け入れている。本館とは道路を隔てて向かいに建っており、地下通路を伝って本館の温泉に入れる。


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これがお風呂の脱衣室!! 



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桃山風呂と呼ばれている純木造伽藍建築の浴室も登録有形文化財。格子天井が見事だ。


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外へ出ると庭の池が露天風呂になっている。このシーンはテレビの温泉特集で何度も紹介されて来た。私もその映像を見て一度は行きたいと思っていた。1人1室では泊まれないのがネックになっていたが、別館で一人旅を受け入れている事を知って今回の旅行に組み入れた。


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露天風呂は眺めは最高だが、温泉としては内湯の桃山風呂の方が良い。思ったより池の底が浅く、湯が冷めやすい。雪が降っている中での入浴シーンもよく撮られているが、相当長い間入らないと温もらないと思う。

入浴は男女交代制で、女性が14:00~21:30男性は22:00~ 9:30という設定がなされている。いずこの温泉も、食事前後のベストな入浴タイムが女性に割り振られているケースが多いようだ。


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翌朝湯田中駅から長野へ向かう。右側は旧の湯田中駅で、温泉設備が付随している。


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いろんな広告を背負った車両を見てきたが、こんなのは初めて。


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小布施駅で途中下車。


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高井鴻山記念館に寄る。高井鴻山に興味が有るのではなくて、この建物の隣にある、



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晩年、鴻山の招きで小布施を度々訪れた葛飾北斎が使っていたアトリエ碧漪軒(へきいけん)を見ておきたかった。

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このひと間しかない質素な庵で、晩年の北斎が・・・・・と、感慨に耽りかけたが、よく見ると庵の位置は推定とあった。という事はこの建物はオリジナルではないのか。



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裏口から出ると、路地が整備されている。栗の小径と名付けられているらしい。この小径を進むと北斎館があるが、時間がなくて北斎の肉筆を楽しむ余裕がない。鳳凰の天井画で名高い岩松院も割愛した。

旧家が綺麗に保存されていると思ったらレストランだったり、土産物屋だったりする。北斎や鴻山の史跡があるだけの鄙びた町と思っていた小布施だが、高山や会津若松のように観光地化されている。昼時ともなれば、ギャルたちが飴をしゃぶりながら闊歩するのだろう。


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小布施駅でこんな列車と出遭った。小田急のロマンスカーが、退役してここで余生を送っていた。


期間限定(9/26~11/15)だが、よろづやに一泊二食で11300は安かった。夕食の会席も和室小部屋での朝食も、こんな値段で提供して採算がとれるのかと思った程だった。11/16からは更に安いようだ。

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