サラウンドのススメ

2010年01月21日 17:19

部屋は、音を決める大きなファクターになる。
アンプ、スピーカーに置かれている部屋の「色」が付く。
普段は同じファクターの中で比較するから意識しないけれども、建物が変わるとビックリするくらい変わる。
終の棲家のオーディオシステム でも、それまで手塩にかけて育ててきた音がガラリと変わってしまった。

一言で言うと、音が重い。
木造から、鉄骨と軽量コンクリートの家になったら音が重くなると考えるのは短絡過ぎると思うが、現象としてはそうなっている。


対策として
①アンプの動作を差動に戻す。
 差動にすると、万一片方の球がやられた時に、もう一方の球に2球分の電流負荷がかかる。それで固定バイアスで使ってきたが、差動に戻した。軽いというより少し暖色系の音になる。

②200Hz~7kHzと殆どの音を出しているスコーカーを610から、610Mに変える。
 コーン紙は同じなので、基本的なキャラクターは変わらないはずだが、使い始めて20年経つ。サブウーファーに使ってきた610Mのエージングも進んだ。そろそろ引退を考えても良い。


①②では、まだ不十分だった。

新たに
③サラウンドのリア部を併用する
最初タイトルを「4チャンネルのススメ」と書いていた。しかし5.1chから7.1chへと多チャンネル化が進んでいる。ブックシェルフタイプが本当に本棚サイズになり、小型化が進んだからだろう。昔のブックシェルフなら4本で充分なのだが。「4チャンネル」は死語になってきた。

SR8002はヤマハほどでないにしてもDSPを持っていて、2チャンネルソースからサラウンドを作り出す事が出来る。読み辛いマニュアルを解読すると、フロントスピーカーのA,B切り替えとサラウンドモードの選択がリモコンで出来る事が判った。
CDプレイヤーからのデジタルアウトをSR8002に入れて、スピーカ-システムを「B」に切り替える。これでサラウンド用のフロントスピーカーを殺し、フロントには手を付けずリアからサラウンドモードの音を流せる。



結果は上々だった。

サラウンドというのは、音場が拡がるだけでなく、音に艶が乗ってくると言う効果もある。
この事はアナログの時代から知られているが、定位が不安定なつたりノイズが部屋中に拡散するというデメリットがあった。蒸気機関車が頭の上を通り過ぎていくのを楽しんだが、大概の人は実験だけで元に戻していた。

最近のデジタルDSPはノイズが無く、不自然な定位に悩まされる事もなかった。音質向上の効果だけを享受できる。
サラウンドモードはPLⅡx、Neo:6、CSⅡ、THX等いろいろ搭載されているが、効果に差はあまりなかった。


サラウンドを併用すると音像が膨らむので、歌手の口が壁一面の大きさになるのではないかと危惧したが、そんなことは無かった。

フロントとリアではボリュームが別だが、これは却って都合が良かった。音が小さいときはサラウンドの効果が相対的に大きく現れる。ラウドネス効果と同じで、フロントに合わせてリアのボリュームも下げてしまうと、サラウンドによる音質改善の効果が薄れてくるようだ。


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