USBオーディオ 6 共立PCM2906キットの改造 1

2010年02月08日 11:29

今度は、D/A変換してアナログ出力までをUSB-DACに受け持たせたい。
となるとアナログ回路には物量を注ぎ込まなくてはならない。
それならデジタル入力もあって、単体DACとしても鳴らせられるICを使いたい。

PCM2704にはデジタル入力はないから別のICでという事になる。
デジットからはPCM2906を使ったUSB-DACのキットも出ていて、こちらはデジタル・アナログとも入出力があり、録音も出来る。電源も、USBパスからとセルフがジャンパーで選べる、何でもありの仕様になっていて、バスパワーだけで統べての機能が動く。しかし、セルフパワー時もアナログ回路の電源は、全部共通になっている。音に拘るなら、左右の電源は独立にしたい。

また個人でキットを出している所もあるが、配布されるのは基板と部品だけで、0.65ミリピッチのICを半田付けしなければならない。

ネットを探していると、キットのアナログ回路を真空管で作っている方 が居た。なるほど、これなら自由自在に組める。

プリアンプ用にと買った、ノグチトランスのPMC100Mがある。
回路はSRPPにするか、それともぺるけさんの差動プリで行くか。
回路を思い描きながら、部品を頭の中で並べて、ケースの大きさを考えてみる。
机上で使うなら、トップは平べったい方が良い。球もトランスもケースの中に入れよう。
放熱の大きな5687は駄目。プレート電流が少ない球なら12AU7だけど、音がちょっと地味だし、月並みだけれど6922か。
検討を進めるウチに、だんだんと真空管とDAC部のアンバランスが気になってきた。
数百ボルトの回路と5Vの回路が共存するために、真空管のヒーターは直流点火にしなければならない。トランスの方は能力の数%しか使わないので、電圧が高くなりすぎる。ここも安定化電源にしておかなくては・・・。真空管の熱が基板の方にいかないようにレイアウトしなければ・・・・
これはイコライザー・アンプ並みに気を使うアンプになる。
物量と手間の99%はラインアンプの方に行ってしまう。
やりたい事は、電源を左右に振り分けるだけなのだが。



うーんと唸りながら、デジットのキットの回路とにらめっこする内に、はたと気がついた。
アナログ回路は入出力に各1個のオペアンプで構成されている。入力用の回路は、出力用の回路と向きが反対なだけで、回路もパーツも殆ど同じものになっているではないか。パーツの種類を絞って、袋詰めの手間を省いているのだろう。
2906circ-2.jpg
アナログ入力は要らないので、ジャンパーを飛ばしてやれば、入力回路を出力回路として使える。
これで左右別々のオペアンプになって、電源を振り分けられる。



(この項続く)
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://fugaku2.blog74.fc2.com/tb.php/1096-04ffd368
    この記事へのトラックバック