USBオーディオ 8 共立PCM2906キットの改造 3

2010年02月10日 17:16

ボリュームを切り替える(ウチのボリュームはリレーで抵抗を切り替える方式)と、ブチブチとノイズが入る。フォノイコライザーで何度も苦い目にあったが、これは出力から直流が漏れている時に起こる。テスターで当たってみると1.65Vかかっている。


2906circ-32.jpg
×印は取り付けなかったパーツ。オペアンの使わない片割れは、入出力ショートの為の抵抗だけ取り付けた。

即席でオペアンプを勉強すると、オペアンプを単一電源で動作させる時は、電源の1/2の電圧を嵩上げする。真空管のグリッドバイアスと同じだ。8番ピン(+5V電源)-コンデンサー-3番ピン-コンデンサー-アースラインとなっていて、3番ピンがPCM2906のVCOMというピンに繋がっている。ここから電圧を発生して全体を嵩上げしているらしい。とすると出力に、この電圧がかかるから、出力コンデンサーが当然必要になってくる。

キットの回路図ではちゃんと動作しない!!



P1030903.jpg
カップリングコンデンサーのPCM2906出力側の電圧も同じく1.65Vになっている。これではカップリングコンデンサーは必要ないから、これを出力コンデンサーに持ってきた。念のために出力端子は50kΩでアースした。

キット仕様のセルフパワーでは、デジタルとアナログの2つの5V電源を用意する。左右のどちらかと、このアナログ電源をして共有で使っても良かったけれど、ICとの切り離しを徹底したかったので、2つ追加して計4電源としている。3端子レギュレーターの入力側のコンデンサーは、個別に付けても並列になって繋がるから、4電源分すべての一次側を4800μ1個で賄った。ミューズの6800μがあるので使いたかったが、万能基板の穴にリード線が入らない。オペアンへの出力側にはミューズの1000μ/50Vを使った。基板側はOSコンの150μで受けている。PCM2906用の2つの電源には150μのOSコンを使った。「物量」とまでは行かないが、パーツ箱の肥やしが多少捌けた。


ケースを仕上げて、デスクトップに持ってきた。
ところがWINAMPやASIO4ALLはちゃんと動いているのに、音が出ない。
半田が外れているのかと点検したが、異常なし。



P1030914-1.jpg
基板に3つのタクトスイッチが付いているのを思い出した。確かボリュームを弄る・・・
このスイッチを押すとボリュームが上がってくる。

P1030904.jpg
その結果はOSのサウンドデバイス・マネジャーに反映される。
なんだ、PCから音量調整できるのか。ASIO4ALLがOSのカーネルを飛ばすというから、全くコントロールできないのかと思った。効かないのは、アプリケーションであるWINAMPのボリュームやイコライザーの方だった。



(この項続く)
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