関東東征の旅 第4日 内房線 外房線 いすみ鉄道 小湊鉄道

2010年04月12日 17:05

2010/03/25

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安房鴨川まで乗って内房線を完乗し、外房線の大網まで乗って房総半島の外側をほぼ一周する。大原まで戻って「いすみ鉄道」から「小湊鉄道」に乗り継ぎ、五井から大網に出て外房線を完乗する。大網から東金線で成東に行き、昨日乗り残した総武線の都賀-千葉間を乗り潰した後、成田まで引き返すという、列車に揺られて一日を過ごすスケジュールになっている。


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安房鴨川を挟んだ和田浦-勝浦間は、太平洋に面した眺望の良い区間だが、生憎の悪天候に空も海も鼠色に濁り、山陰本線を走っているようだった。


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安房鴨川から勝浦までは、特急「わかしお」が普通列車として運転していた。ツーデーパスなので、特急券だけ買ってこのまま乗っていても良いが、いすみ鉄道から小湊鉄道への連絡が悪い。この両線は上総中野で接続しているのに乗り継ぎが悪い。日のある内に両線を通り抜けられるのは午前、午後に1本ずつしかない。五井、大原のどちらからアクセスしても同じである。


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大網駅は外房線と東金線の接続駅だが、ホームはそれぞれの線に別れている。かって東金線の大網駅はスイッチバック駅で、現在の位置よりも次駅の福俵(ふくたわら。縁起の良い駅名である)側に寄っていた。電化されてスイッチバックは無くなり、現在の位置ホームが寄せられた。



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大網から大原に引き返す。いすみ鉄道に合わせた時間調整と共に、先にこの区間を乗り潰して五井へ抜けた後は成東線から総武線に乗り継ぎたい。
房総半島の路線では4つのループがお団子のようにくっついている。成田線と総武線から成る佐倉、香取、松岸、成東のループ。総武線、東金線、外房線から成る佐倉、成東、大網、千葉のループ。内房線、外房線、いすみ鉄道、小湊鉄道から成る、蘇我、大網、大原、五井のループ。そして五井、大原、館山からなる一番端っこのループ。くっついたループを乗り潰す時は、重複して乗る区間をどこに設けるかがポイントになる。8の字を描くように乗るのが最短ルートであっても、大抵は乗り継ぎがうまくいかない。最も頻繁に列車が通る区間を往復するようにスケジュールを組む。
いすみ鉄道は今では駅舎も別々になっているが、国鉄時代には木原線と呼ばれ、現在の外房線の支線であった。その名が示すように、大原と木更津を結ぶべく建設された。しかし五井から太平洋側の小湊を目指していた小湊鉄道と、上総中野で出遭ってからは建設が中断され、木更津側から繋がるはずの久留里線が取り残された。


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いすみ鉄道の発車時間になると、どこから現れたのか団体が改札口を占拠していた。
最近は、一部にローカル線乗車を組み込んだツアーが流行っている。三陸鉄道や、飯田線で出くわした事があるが、何れも2~3両連結していた。果たして・・・


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やって来たいすみ鉄道は、何時も通り一両しかない。


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いすみ鉄道は菜の花で売っている。運転席横の特等席スペースでは、団体さんがここが一番綺麗とか、さっきの方がと歓声を上げる。


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いつもは貸し切りの高校生が、憮然たる面持ちでいる。


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団体さんは大多喜で降りた。大多喜藩初代藩主は徳川四天王の本多忠勝だった。


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団体さんがいなくなると、ローカル線らしい落ち着きを取り戻す。


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上総中野到着。小湊鉄道の列車が先に来て待っている。鉄道ファンも大勢乗って来ている。両鉄道を上総中野で乗り継ぐ4ケースの中で、彼等が乗って来た五井発12:21は上総中野で29分待ちで、最も待ち時間が長い。私なら最も避ける乗り継ぎだが、目的が違えばワートスがベストになるようだ。


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木原線時代は小湊鉄道との共同管理駅で、国鉄の助役が小湊鉄道のタブレットを受け渡しして、宮脇さんの心を熱くした(時刻表おくのほそ道)事もあった。現在は無人駅で、駅舎も建て替えられたようだ。


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写真でよくお目に掛かる上総久保駅の大銀杏だが、葉が無くては様にならない。


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五井到着。新参の3セク線と違って、小湊鉄道はここに1925年から根を張っている。


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女性車掌がサボを取り替えていた。何気なく撮ったが、後になって考えてみると五井-上総中野以外に行き先はない。はて。


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大網から東金線で成東へ。ここのホームには伊藤左千夫の大きな歌碑がある。高校で、彼が牛乳屋を営んでいたと習ったのをふと思い出した。あの時は「なんだ牛乳配達か」と思ったが、当時としては非常に新しいビジネスで、実業家としての才もあった人だ。


成東から都賀-千葉間消化のため総武線に乗り、明日の出発に都合の良い成田に引き返す。
成田では、佐倉在住で中学以来の友人であるM君と一献酌み交わし、旧交を温めた。美術館館長といのうも、端で見るほど楽な商売ではなさそうだ。


アパホテル成田駅前に投宿  素泊まり3900円

アパチェーンは丸亀のようにハズレもあるが、新しい建物で営業している所はアタリが多い。ここのフロントはシティホテルと見紛う豪華さだった。部屋もアパにしては大きい。大浴場から部屋に戻ると、直ぐに寝てしまった。ところが夜中に暑くて目が覚めた。独立空調だが、設定温度を下げても、送風にしても暖かい空気が出てくる。外は真冬の冷え込みだが、空調を切って寝た。寒くて寝られないよりマシだが。
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