関東東征の旅 第5日 その2 川越

2010年04月14日 16:38

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時の鐘や蔵の街へは、JR川越駅より西武新宿線の本川越駅が近い。JR駅からは、この商店街を真っ直ぐ抜けると本川越駅に着く。飲食店も数多く入っている、なかなか活気のある商店街だ。

今夜宿泊する川越プリンスは本川越駅の中にある。早めにチェックインして身軽になって見物に出掛けた。


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仲町の交差点で、いきなりこの蔵に出くわす。陶器店「やまわ」。川越の蔵の街が出来たのは明治26年の大火以後である。だからこの景観をして川越を小江戸と呼ぶのは正しくない。その点は栃木の蔵の街も同じだ。


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「やまわ」の向かいが、200年続く菓子屋の亀屋。重厚な造りには圧倒される。



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交差点を右に曲がると、狩野芳崖と共に明治期の日本画壇をリードをした、橋本雅邦の作品を多く持つ山崎美術館がある。


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更に東へ進むと、菓子の亀屋から分家した亀屋山崎茶店がある。表は修復中だったが、レンガ造りのアーチをくぐり抜けると、明治26年の大火をくぐり抜けた大蔵がある。蔵の右手は庭園を挟んで居宅になっているように見受けられる。表通りから切り離された閑静な環境で、川越の商人達の暮らしぶりが窺える。


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古風な看板も魅力があるが、


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何と言っても、こういう蔵の景観だろう。棟の端に魔除けとして鬼瓦を置くが、川越の鬼瓦は滑稽なほど大きい。残念なのは車の通行量が大変多い事で、蔵に見とれて歩いていると轢かれそうになる。景観を損ねる電柱を無くしたのだから、江戸時代には無かった車も制限すればと思う。


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大沢家住宅は、明治の大火でも焼けなかった、川越最古の蔵造りの家で、国の重要文化財になっている。


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大沢家住宅から少し引き返して路地に入ると、川越のシンボル「時の鐘」が建っている。鐘も鐘楼も何度も火事に遭って造り替えられ、現在のは明治期に造られた。


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女性の団体さんが、「川越はこの鐘で稼いでる」と話していた。ズバリだろう。古い町並みや蔵だけでは差別化は難しい。これを見たさにバスを連ねて団体客が押し寄せる。


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札の辻を右へ折れて、東に向かう。市役所の前に太田道灌の像があった。太田道灌は落語でも有名だか、領主ではなく扇谷上杉家の家老で、応仁の乱の頃に旧江戸城を築いた。道灌が川越城も築いていたとは知らなかった。その川越城は修復のため閉鎖の看板が出ていた。


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もう一度右に曲がって、南下する。蔵の街の一番街からすると裏通りになるとが、それでも蔵造り家をあちこちに見かける。川越は蔵フェチ?
今日は乗り換えが忙しかったし、ロングシートでは弁当も拡げられない。コンビニのお握りを頬ばるのが精一杯だった。腹が減ってきたとこるろへ、川越名物の鰻屋が次々と現れる。誘惑に負けそうになるが、日が暮れるまでに喜多院の見物を済ませたい。


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明日の土曜日から川越でイベントが始まるらしい。喜多院の境内にも屋台が並んで灯が入っていた。


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喜多院は何せあの天海が住職を務めた寺なので、広い境内に本堂、多宝塔と堂々たる伽藍である。



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ここには「家光誕生の間」というのがある。家光は江戸城で生まれたが、大火で喜多院が山門を残して焼失した時に、江戸城から移設された。鳳凰堂のような渡り廊下の付いた立派な建物であるが、拝観時間は過ぎている。



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喜多院の奥、小高い丘の上に仙波東照宮がある。家康の遺体を日光へ移す途中で、天海がここで盛大な法要を行った事から、日光東照宮の別院となった。仙波というのはこの辺りの地名である。江戸時代の建物ということで重文になっているが、東照宮「風」の飾りが、ちょっと大きなお堂に付いているだけだった。



川越プリンスホテルに投宿   朝食付き8200円

ちょっと古めのシティホテルで、3月末までは半額近い料金で泊まれる。
部屋は広いが設備は古い。浴槽が浅過ぎてゆったり入れない。
翌朝、時間通りに朝食に行ったら、既に団体客が食い荒らした後だった。
結婚式のニーズが減って、今やシティホテルは団体客で保っているという事をすっかり忘れていた。


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