Vario-Sonnar DT16-80mm F3.5-4.5 ファースト・インプレッション

2010年04月19日 15:03

このレンズは新品と中古の価格差が比較的大きい。α700のキットレンズとして売られていたからだろう。つい先日タムロンを買ったばかりだが、思い切ってヤフオクで入手してみた。ツァイスの単焦点レンズは重いので使う気になれない。私にとって、αマウントで使える唯一のツァイス・ブランド・レンズでもある。


DSC01094.jpg
これまで常用ズームとして使ってきたシグマ17-70mmF2.8-4.5と持ち比べると、重さではシグマの455gに対して10gしか変わらないのに、レンズが小さい(フィルター径で62mmとシグマより10mm小さい)為に重量バランスが効いて質量差以上に軽く感じる。

またシグマ17-70mmF2.8-4.5のレンズIDは他の5機種と共通で、重なっているレンズを持っていると区別できない。タムロン10-24mmに至ってはレンズIDすら与えられていない。こんなサードパーティレンズに対して、純正のこのレンズは単独IDを与えられていて(これが本来の姿だと思うが)、画像ファイルが混じっていても容易に識別できる。。


丁度春の葉が出たノムラモミジを下から見上げて撮ってみた。ズーム望遠端の80mmでISOは200

DSC01087.jpg
1/800 F4.5 望遠端の開放で絞り優先。逆光だから暗くなる。


DSC01090.jpg
露出補正を+0.3EVにしてみる。シャッタースピードは1/320になった。極く僅かの補正なのに空の色が消えてしまった。白飛びは無い。


DSC01091.jpg
露出補正を+0.7EVにしてみる。シャッタースピードは1/200になった。白飛びは無し。



DSC01087a.jpg
+0.3EV露出補正をソフトでしてみた。

DSC01087b.jpg
同じく+0.7EV


リアルタイムでやるのと随分違う。光量に対してりクリティカルなレンズなのか。最初の画像に空の部分が少し多く入ってしまって、厳密な比較ではないが。

またビックリする程色乗りが良い。これまでは、コンデジのPANASONIC LX3も、シグマもアッサリした色合いだった。色乗りが良いといわれるタムロンに期待したが10-24mmではシグマとの差が判らない。

全ての工程で日本製だと思っていたが、設計ぐらいは多少ツァイスが関わっているのだろうか。

昔、反射偏光顕微鏡でニコン、ツァイス、ライカを比較したことがある。どれも数百万クラスの製品だったが、色乗りはライカ>ツァイス>ニコンだった。ニコンは解像度が良かったたけれど色が淡泊すぎて使い物にならなかった。偏光顕微鏡は偏光板を入れてわざと光の干渉を作り、反射率の差を色の差に置き換えて見る物だから、色乗りが悪いのは致命的だった。ライカはどぎつすぎて、画像に酔ってしまう。結局シャープな画像で色乗りも良いツァイスに決定したが、同じ原理で造られた機械でも、レンズの微妙な差で全く異なる画像になるという事に驚かされた。
ツァイスにしてもライカにしても、レンズの物理特性ではなく、人間の目で見た時の映りの良さを求めて開発しているのでは無いかと思った。オーディオで言われてきたのと同じ事がレンズでも起こっていた。


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