技術開発は命懸け

2010年06月11日 16:20

少し前に北大名誉教授のS先生から、「鉄と鋼」誌投稿原稿の別刷りを頂いた。
論文の中身もさることながら、巻末に付けられた明治時代の技術者の手記に目を奪われた。
製鉄に欠かすことの出来ないコークス製造技術の国産化に、財産も命も賭けた凄まじい記録だった。

何でも有って当たり前の世の中だが、それはこの下村孝太郎博士のような人々の努力の賜物である事を改めて痛感する。

ここに取り上げられている「16門のコークス炉」は、大阪舎密工業株式会社のソルベー式コークス炉で、桜島線(ゆめ咲線)で西九条の次、安治川口駅の踏切の手前、左側にあった。ちなみに「舎密」は「せいみ」と読み、オランダ語で化学を意味する「Chemie」から来ている。

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