家族葬

2010年08月23日 16:56

この夏を乗り切れるか心配だったが、なんとか越しつつある。
しかし、病気ではなく老衰での介護だから、命の灯火がいつ何時フッと細くなるかもしれない。
体調が一旦下向いてしまったら、止めようがない。


葬儀の時はやってくる。そう遠からぬ日に。

人間なかなか真っ昼間には死なない。深更あるいは明け方が多い。
夜通し看取って、翌る夜はお通夜でまた徹夜。葬式当日はクタクタになる。
気力が無いので、これまでのシキタリに乗っかっていく仕方ない。そういう仕組みになっている。

最近はゆっくりと見送りたいと、シキタリから離れた家族葬が増えている。
近所でも一軒がやると、後は軒並み家族葬になって来ている。

試みに地元の葬儀屋に行って、家族葬の次第と費用を聞いてみた。
近隣の人を呼ばないだけで、従来の葬式と代わり無いというのが彼等の認識だった。
家族葬=経済的なお葬式というわけだ。
見積もりも、市基準の仕様フォーマットがある。
これにドライアイス代等の不足しているものを補っていけば出来上がる。
「心付け」という欄があるので聞いた見たら、彼等への心付けだという。
「定価」には含められないから、「オプション」で要求するしかないのだろう。
いやはや、なんとも寒いものだ。
いっそ火葬場だけの直葬の方がスッキリする。



はじめは、家族だけでしめやかにお通夜をして、式は簡単に、精進落としなんて止めてとプランを描いていた。しかし、例えば故人を悼んでくれる人は家族以外に、これまで付き合ってくれた人が居る。その人達にどう報いれば良いのか。本人がプランするなら良いけれど、いまさら葬式に呼ぶ人のリストを作れとは言えない。
葬式は、ある意味で残された人の為のものでもある。世間体は気にしないけれど、あまりに貧相なものにはしたくない。かといって次から次へと、「行程」に追いまくられる従来型の葬式にはしたくない。親を見送るのに、金を惜しむ気はないけれど、納得のいく金のかけ方をしたい。当然の事なのだが、なかなか難しい。


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