2010年10月13日 16:27

父は、何もすることが無くて(できる事が無くて)、いつも目をつぶっている。
今日は落ち着いているようだ。

めくってやるから昔のアルバムでも見ないかと言うと、
「しんどい。もうちょっと楽になってから」と答える。
何時か、治ると思っているのだ。


その内に急に手を伸ばしてきて、私の腕から二の腕を両手でつかもうとする。
あまりにも力が無いないので、さすっているようにしか感じない。

太い腕だと言う。
極く普通なのだが。

前は自分もこれくらいあったのにと、骨と皮だけになった自分の腕と見比べる。
1年前までは確かにそうだった。


父がするままにしていたが、涙が出そうになる。
顔を歪ませずに平静なままで喋ってくれるのが救いだった。

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