TOMIX 583系寝台急行「きたぐに」のDCC化

2010年11月19日 16:36

普通、寝台列車というのは昼の間は留置線で出番を待つしか仕方がない。ところが583系というのは、昼は座席特急に変身して昼夜フル稼働できる特急寝台電車だった。車両に疎い私でもこれだけは知っていた。ところが、座席特急としては4人のボックスシートになるという、構造上避けられない問題のため、本家の583系はもう走ってない。
けれど、JR西日本の「きたぐに」は急行である事が幸いして、今でも大阪-新潟間で定期運転されている。


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昨年11月に「大人の休日倶楽部パス」を使って中部地方から南東北一帯を旅行した際に、富山-柏崎間で乗車して、その構造を確認した。座席車はまばらだったが、寝台車は結構埋まっていた。
これは直江津での20分の停車の際に撮影した。

実際に乗車した列車には愛着が湧いてくる。
大分前の製品だが、長野の通販店に残っていたTOMIXのモデルを入手した。


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カーテンのパーツが付いている。

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車内のドレスアップに室内灯も購入した。
細かい部品で組み立てるKATOのと違って、LEDとレンズが一体になっている。
その代わりボディを外すと、屋根を外して取り付け直さねばならない。


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モーターの集電板を外して、DH163Dを取り付ける。
前回のマイクロエースと違ってスペースにゆとりがある。


今度は・・・・・
OK。

しかし、どうもモーターの音が大きい。
カタンカタンという走行音、シューという車輪がレールをこする音の方より、モーター音の方が遙かに大きい。


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モーターを外して手で回してみると、60度毎に引っかかりを感じる。フライホイールの周囲を回してこれだと、モーター軸ダイレクトだと相当の抵抗になるだろう。
DN16という型番を辿って、CANON精機というメーカーに問い合わせてみたら、異常ではないかと言う。
自力でモーター交換、あるいは別のモーターを取り付ける事も考えた(「いで爺さん」お手数をおかけしました。)が、新規購入なので、とりあえず初期トラブルとしてTOMIXに台車部分を送り返した。


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TOMIXでモーターを交換して返送されてきた。集電板の形が違っている。
けれど、手で回すとやっぱりあの「抵抗感」がある。

走らせてみると、送り返す前と変わらぬモーター音の大きさだった。
せっかく室内灯も付けたのに、パワー不足で4両編成では「富嶽鉄道」の4%の坂を登り切れない。
DN16というモーターの所為なのか、あるいはひょっとしてギャボックスの抵抗が大きいのか。
いずれにしても、これがTOMIXの仕様ということだ。


中間車両を抜いて3両編成にすると、カーブの上り坂も登れる。
けれど、両端の先頭車両の間に一両だけというのでは、いかにも寂しい。

非動力車の床下のウエイト板を取って軽量化するか。
しかしそれでは、室内灯も前照灯も点かない。


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台車の追従性向上のために、買ってあった幅50mmの鉛シートがある。
適当に切ると92gあった。動力車の重量が242gだから、そう無茶なウエイトではない。
これを縦半分に切って動力車の前後にテープで取り付けた。


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これで、やっと坂を登れるようになった。
モーター音も幾分か和らいだように思う。これまでは平地でもカラ廻りしていたのだろうか。

機関車になるとモーターが変わるだろうから評価は変わるが、電車特急の登坂性能に関しては、マイクロエース>>KATO>TOMIXとなった。


結局、4回のDCC化総てで何らかのトラブルに遭遇した。
ちょっとここらで一休みしよう。


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