小幌駅、小樽、札幌市交通局  第1日 その1

2010年11月25日 12:20

2010/11/14

昨年亡くなった小中学校時代の友人の墓参りに、北海道の湧別まで行くことになった。本来は去年済ませる筈だったが、同行するもう1人の友人のスケジュールとなかなか折り合わず、ここまでずれ込んでしまった。父の容態は望ましくない方向に進んでいるが、ずらせばずらす程リスクが大きくなるので、この機会に行っておく事にする。

折角北海道まで行くのだからと、一泊増やしてちょこっとオプショナルツアーを計画した。

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1日目は、秘境駅ナンバーワンの小幌駅を目指す。

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室蘭本線を走る普通列車は多いが、小幌駅に停車する列車は上り5本、下り3本しかない。
夏なら長時間の滞在も可能だが、「内地」では冬と言ってもいいこの季節に、何もない駅で長時間過ごすのは厳しい。
殆どの組み合わせが1~4時間経たないと帰りの列車が来ない中で、15:03の上りで小幌駅に下車し、15:26の下りに乗車するケースだけが23分と手頃な滞在時間になる。13:45東室蘭発15:03小幌着の列車を中心にスケジュールを組んだ。小幌から洞爺に戻り、スーバー北斗16号で長万部に引き返して小樽行きの普通列車を捕まえる。待ち時間が多く、感心しないスケジュールだが、北海道乗り潰しの時は特急で一気に走り抜けた室蘭本線を、各停で行きつ戻りつのノンビリ旅を楽しむ事にする。


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苫小牧からは赤い電車で東室蘭へ。国鉄時代の塗装のまま残っているこの車両も、ぼちぼち見納めという声が上がっている。


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最近はペアガラスの車両が増えて、昔からの2重窓は減ってきているようだ。
寒くはないが、老朽車両なので外窓だけだと隙間風が入ってくる。


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室蘭本線は貨物列車が頻繁に通っている。発車を待つ間にも、ホームに接しない通過線を貨物列車が通過していった。電気機関車牽引のように見えるが、パンタグラフがない。ディーゼルで発電してモーターで走る機関車だ。DF200-7とある。7号機という事は初期タイプの車両のようだ。「RED BEAR」とはいかにも北海道らしいネーミングだ。



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改札を入ったところで弁当を売っていたが、アテにしていた「北の駅弁」がない。
改札を出て駅弁屋を探したが無い。大きな駅だが、ご多分に漏れずシャッターを閉めたテナントが多い。
「ほっきめし」は洞爺でも買えるからと「ほたて弁当」にした。ご飯の中に、ほっきを初めとして色々な具が入っていて美味しい。


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東室蘭からは単行のディーゼルカーだった。
室蘭港を一跨ぎする白鳥大橋が左窓に現れる。
ここまで新日鐵室蘭の工場が延々と続く。室蘭本線は石狩炭田の石炭を室蘭へ運ぶ為に建設された。釜石と違ってここはまだ高炉が動いている。
タキ1000というのだろうか、タンク車が何十何百と待避線に留置され壮観だった。



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「海に最も近い駅」を標榜する駅は多いが、北舟岡駅も海岸ギリギリに造られている。


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スーパ北斗が横を通り過ぎていく。
苫小牧から手前の稀府(まれっぷ)まで複線だったのに、単線区間に入ったとたんに対向列車待ちとは解せないダイヤである。



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長和駅から見えているのは有珠山ではなかろうか。

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その山裾にこんもりと盛り上がっているのは昭和新山か。


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有珠駅停車中の列車から見えるよう、岩肌に観光案内が彫ってある。
「道内最古刹 有珠善光寺」とある。
その横にはカタカナ混じりの更に古い案内も彫ってあったが、雑草に隠れて読めなかった。


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有珠山の入り口は次の洞爺駅で、山も見えないとあっては、観光でこの駅に降りる人は居ない。
待避線さえ外されて、島ホームは無惨な姿をさらしている。


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東室蘭-長万部間は噴火湾の海岸線沿い敷設されており、景色が良い。
何度も短いトンネルを抜けて断崖絶壁の区間を過ぎ、ふと後ろを見やると山の上にあるのは・・・・。


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洞爺湖サミットで使われたあのホテルではないか。


(この項続く)



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