「富嶽鉄道」の大運動会

2010年12月10日 16:00

「運動会」で「運転会」ではありません。

DSC04220-4as2a.jpg
超広角レンズで撮って、GIMPの「遠近感」で台形補正しているので左上が欠けたりしているけれど、ほぼ真上から見た画像になっている。このコースで各列車を最大スピードで走らせて、タイムトライアルをやってみた。
広さは2.8mx3.8mとHOとしてはやや小さいコースだと思う。高架線を半周してカーブしながら地上へ降りる。地上線をほぼ1周した後、単線部分を走って直線の勾配を登って、高架線に戻る。これがポイントの切り替え無しで走れる最長ルートで、使った線路を追っていくと18.126mあった。
直線部は勾配も含めて7.522m、41.5%しかないので高速運転は得意ではない。
事前に全列車をコントローラのノッチを「全速」まで回して走らせ、脱線しない事を確認した。
勾配の負荷があるので、不公平にならないよう、全列車4両編成とした。計測は全速になった後、半周ほど走らせてから開始した。



P1060291s.jpg
天賞堂のEF58がKATOのブルトレを3両編成に縮めて引く。
48.31秒。
素のスピードは0.37m/secだが、1/80のスケールを掛けると108km/hrとなる。
実車の最高速度は123km/hrに達したが、最高許容速度は100km/hrだった。


P1060292s.jpg
天賞堂のC62は茶色の旧式客車を引く。
46.07秒
換算スピードは113km/hr。実車の、129km/hの狭軌蒸気機関車最高速度には今一歩及ばなかった。
カンタムサウンドと合わせて、見ていて最も迫力のある走行だった。


P1060293s.jpg
TOMIXの583系寝台急行「きたぐに」
39.10秒
換算スピードは134km/hr。実車の最高速度120km/hを上回る。



P1060294s.jpg
KATOのキハ82系ディーゼル特急
36.39秒
換算スピードは143km/hr。実車は100km/hr。
搭載しているESU・クマタのサウンドDCCが、音と走行を同調させる事もあって、中間速度では遅いディーゼル車の印象を再現した走行になっている。しかし最大電圧下ではモーターの性能がそのまま出るようだ。
レールの継ぎ目の、カタンカタンという走行音はこの車両が最も良く出る。サウンドDCCが出しているのではない。何が音を良く響かせるのか謎だが、旅情を催させる心地よいサウンドだ。


P1060295s.jpg
マイクロエースの電車特急「グレードアップあずさ」
34.03秒
換算スピードは153km/hr。実車は120km/hr。
やはりこれが最も早かった。


高速走行性能は、機関車グループと電車型(ディーゼルモデルも含んでいるが、模型としては同じ)グループの大きく2つに分かれる結果となった。
電車型は小型のモーターしか積んでいないが、軽いプラスチック製のためにスピードが出せる。
2軸台車でカーブの走行性も良い。
機関車はより大きなモーターを積んでいるだろうが、いずれもダイキャスト製の為自重にパワーが食われてしまう。牽引力を高めるために、ギァ比を大きくしているかもしれない。ならば余計にスピードが落ちる。

この結果からすれば、好きな編成を組んだ列車を高速走行させたかったら、カーブの通過性能も含めてプラ製機関車が有利という事になる。ウエイトで登坂力を向上させる事も出来るだろう。次は、実質的に来年以降の発売になる(だろう)、天賞堂のDD51と考えていたので悩ましいところだ。

まだデビューしていないが、金属製の重い貨車もある。これらを引いて勾配のある富嶽鉄道を駆け回れるのはTOMIXのEH500だけかもしれない。最初から重連になっていて、牽引力とスピードを兼ね備えた最強モデルのように思える。新しすぎて実車に馴染みがないのが玉に瑕だけど。
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コメント

  1. かずさん | URL | -

    Re: Re: 「富嶽鉄道」の大運動会

    > ところで、一番いい場所に陣取って居る訳ですか。

    そうなんです。列車をそれぞれに走らせて、カタンカタンという走行音を聴きながらボンヤリと眺めます。

    それに、エンドレス線の環の中に寝ころがって、下から見上げるのも良いですよ。

    現役時代にこれがあったら、最高のリラクシゼーションタイムだったでしょうね。

  2. いで爺 | URL | NQ14cDH2

    Re: 「富嶽鉄道」の大運動会

    やりましたね。
    やっぱり電車系には敵わないようで。

    ところで、一番いい場所に陣取って居る訳ですか。
    機関車に音楽を聴かせて、「かずさん」もお酒を飲みながら..洒落ていますね。
    酔っ払い運転の時は、事故を起こさないようにゆっくり走らせましょう。

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