要介護度5、だけど介護保険はもう使えない

2010年12月20日 15:16

先週までは、相も変わぬお気楽なテーマを書き綴ってきたけれど、
殆どが書き溜めてあった記事で、実生活ではシリアスな事態が進行していた。
今日からは、その事に触れていく。


11月下旬に届いた12月からの介護保険証では介護度が4から5に上がっていた。
最初は6ヶ月だったが、2回目は有効期間が2年間に伸びている。

来月からはこれでと思った矢先、入院することになった。
医療保険と介護保険は排他的使用なので、貰ったけど使えない。

2カ月間、静脈注射による栄養補助を続けている。血液検査のデータは徐々に良くなっているが、実際の体調には反映されていない。
その上、数週間前から右足人差し指が黒変して硬くなってきた。
栄養状態の改善に胃ろうを付けるのと合わせて入院させた方がよいと、いつも往診に来て貰っている樋口先生に言われた。

しかし命が危ない大手術をしなければ、ならなくなるとは夢にも思っていなかった。



2010/11/30

ピンボーンとなったので、ドアホンの画面を見たら消防の救急車が来ている。
紹介状を書いてくれた樋口先生に、車椅子か寝台車と聞かれて、寝台車でお願いしますと言ったが、病院の搬送車が来るものと思っていた。まさか本マモンの救急車とは。

衣服を付けさそうとするが、慌ててうまく行かない。
隊員の方に「車内は暖房が効いていますので」と言われて、取りあえずパッチだけを履かせた。

説明したって認知が進んでいるので理解できないだろうから、親父には何も言っていない。
目を白黒させている。

5分ほどで病院に到着し、すぐ処置室に入る。

10分ほどして、医者に呼ばれる。若いのにメタボで無精髭を生やしている。
こういう医者とは相性が悪い。よくない予感がする。

いきなり、大腿部切断を告げられる。「閉鎖性動脈硬化」だという。
耳を疑う宣託である。
「大腿付け根に脈はあるが、膝の裏にない。この間で動脈が閉塞しているから切る。」という
外科らしい判断だが、見た目に悪いのは足の指先だけである。なんで健全か膝や脛や足首まで棄てられるのか。一回の触診だけで、そんな重大なことを決められていいのか。

その上この医者は「紹介状には胃ろうを付けてくれと書いてあったから入院してもらったのに・・・」と、不満をこちらへぶつけてくる。
しかし、見せられた紹介状の下の方には、内服した血管拡張剤の名前が書いてある。嘘はついていない。その意味を深く考えなかった事を棚に上げて、患者に鬱憤をぶつけるような医者とはやっていけない。
「他の先生に診て貰ってもいいよ」と言うのを幸い、隣室の整形外科の医師に代わって貰った。

足を切断する部位の選択の事や、今すぐに切断する必要はないと、丁寧に説明してくれたこの杉本(瑞生)医師に主治医をお願いして、引き受けて貰った。

(この項続く)

関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://fugaku2.blog74.fc2.com/tb.php/1348-27a56282
    この記事へのトラックバック