老衰と閉塞性動脈硬化 その2

2010年12月22日 15:46

その後の介護のことは、このブログのカテゴリー「介護日記」に書いてきた。

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経口食のみなので栄養状態は悪いが、徐々にではあるものの回復傾向にある。10月から始めた静脈注射も無駄では無さそうだ。

しかし、実体上の体力は全く回復して来ていない。
風呂に入るのだけが楽しみで、これまでは気持ちよさそうに湯船に浸かっていた。
けれども、だんだんと嬉しそうな表情が無くなり、頭を垂れている事が多くなってきた。

一旦栄養状態を上げてあげれば、それを維持するのは可能ではないかと思う。
中心静脈点滴や胃ろうをすれば可能かもしれないが、認知が一挙に進むとか、入院したらあちこち悪いところが見つかって、退院できなくなるのではないかと心配して、なかなか踏ん切りが付かなかった。

10月末頃から右足の色が悪くなってきた。血行が悪い。靴下をはかせて温めると戻る。
その内右足の人差し指が黒ずんできた。
リハビリの人が樋口医師に連絡するが中々連絡が付かない。
後で聞くと、訪問看護の者だというとなかなか医者本人に繋げて貰えない事があるという。

ようやく来た医者は、直ぐに血管拡張剤の投与を決めた。
注射と経口薬があるが、主力は経口のほうだという。
ところが、規定の量を飲ませると吐いてしまう。

半分の量を食後、時間をおいて飲ませると、吐かなくなった。


この時点でようやく切断手術に話が及んだ。
切断だけならば自分の医院でも、お望みなら在宅でもやる。
しかし傷の回復を考えると、胃ろうでも中心静脈ででもして栄養状態の改善をした方が良い。
残念ながら病床がないので、自分の所で胃ろうの手術はできないという。

それなら早いほうが良い。
血管拡張剤の効果を見る前に、入院させて胃ろうでも中心静脈栄養でもはじめる決心をした。
まだ、切断してもまだ指か、最悪でも足の半分と思っていた。医者も私も。



(この項続く)
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