1日一度しか使われない瓜破斎場の焼却炉

2011年01月07日 15:34

広大な敷地の中、やや孤を描いた巨大な建物の中に、30基の焼却炉がズラリと並んでいる。
大阪市の施設だが、大阪市民と松原市民は同一の市民料金で火葬できる。更にその他の自治体でも、料金は高くなるが利用可能になっている。

当然使用希望者は多い。父の死後真っ先に電話したのは葬儀社だった。スタッフが24時間待機してネットから直ぐさま「釜」を確保する。

都市ガスで焚くこういう炉は、メンテを除けば通常日に3度は使える。さぞかし高い稼働率で動いていると思うだろうが、実は1日に1度しか使われない。つまり炉の数イコール1日の処理能力になっている。
火葬されない遺体が溢れているわけではないから、この稼働率で良いというのが彼等の言い分だろうが、どっこい死者の数は日によって異なる。特に今のような寒い時期や真夏は亡くなる人が多い。溢れた分は後日に回されるから、その間遺体はドライアイスで冷却されて焼かれるの待っている。

設備の能力を遊ばせて、火葬場の職員の仕事量を平準化する。調節は遺体のストック数でなされている。
葬儀社の社員は24時間待機を強いられ、ドライアイス屋は日々の製造量を調整する。
話が逆ではないのか。
更に、私のように家に帰らせてやりたいと考える人は少数派で、大概は病院からの直送を希望する。
安置室のある大病院もあるが、満杯になれば自宅で「保管」させられる。嫌がる家族もいるだろうし、死体を怖がる子供もいるだろう。冬なら窓を開けておけば済むが、夏ならクーラーをガンガン回さねばならない。


話は飛ぶが、ゴミから現金をネコババしていた職員を内部告発した同僚が、別件での不祥事を理由に解雇された。市長は「バランス」と言うが、内部告発に圧力をかけるのが目的である事は明らかである。


どちらも労働組合の言いなりになっているのだが、はたして無能市長を替えるだけで解決するのか?
ゴミ、火葬場共に同和が絡んでいる。ここは彼等の金城湯池である。
市長はゴミ回収を民営化すると言っているが、効率化が進むどころか最低限のコントロールさえ及ばなくなってしまう。

一方で芸人知事は大阪市を分割するという。中曽根元首相が、民営化だけで経営改善ができる国鉄を、敢えて分割したのは組合の分割が目的であった。しかし組合を分割して、同和の逆差別・治外法権にメスが入れられるのか。
この問題に限らず、私には、彼も鳩山前首相同様の偏差値の高い馬鹿にしか見えない。

暴力団と同和に正面から立ち向かうの共産党しかいない。毒をもって毒を制すという。しかし大阪には、その共産党が立てた黒田府政でグチャグチャにされた苦すぎる経験がある。


書けば書くほど大阪が嫌になってくる。
「唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国に行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう」と漱石は言う。彼の言うように「詩、画、音楽、彫刻」に「住みにくき煩いを引き抜いて貰う」しかないのか。


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