D-VHS最終製品HM-DHX2は優れ物

2011年02月15日 15:34

日立のD-VHSデッキDR20000がお亡くなりになった。
独自モードであるLS2がおかしくなってきたので、クリーニングテープを走らせたらギコギコと大きな走行音がするようになりHDまで見られなくなった。

残っているのは下位機種のDRX100のみ。これが壊れるとテープは総て見られなくなる。
ヤフオクで中古を買うしかないか? 1~2万で手に入る。
しかしこれまでの経験からすると、「メカ物」は使用頻度に拘わらず、使い始めてから一定の年月が経つと必ず壊れる。ゴムや潤滑剤等の有機物の劣化、チリ・ホコリ・カビの付着が原因ではないかと考えられる。
VHSの時代、何台のデッキが壊れたことか。そんなメカ物の、しかもヒモ系の中古は最悪だ。
特にD-VHSの中古は既に10年近くの年月を経て来ている。後で故障して修理に出しても部品の確保が危うい。

ところがビクターのHM-DHX2という機種が奇跡的に新品として残っていた。
2004~2006年に製造されていた在庫が、一昨年末から処分価格で出回っている。
ビクターという会社の経営状態の反映なのか、今年のアナログ停止後のBS波再編によってD-VHSでは録画出来なくなるチャンネルが出てくる為か。
発売時は10万以上していただろうが、4万程度で出回っている。
パソコンのオプションとして売り出されたミニコンポが、パソコンメーカーが倒産して1万前後の処分価格で売られた、ケンウッドのRD-VH7PCの時に似ている。それなら美味しい話だ。

そのHM-DHX2が更に5000円引きででている。思わずポチッとやってしまった。


P1060464s.jpg

D-VHSとして唯一HDMIを備えた機種だ。HDデコーダーも持っているのか、コンポーネントとD4の出力端子を備えている。D-VHSデッキはBSチューナーとの接続を前提としていて、日立の最高級機DR20000でさえ持っていなかった。
驚いた事に、VHSを再生してもHDMIから音と絵が出力される。エンコーダーも持っている!
そけではとi-LinkでシャープのプルーレイHWD25と繋いでみると、ノーマルのVHSが再生されてDRモードで録画出来てしまった。大量生産でエンコーダーやデコーダーの単価が下がったとはいえ、ビクターの最高級機HM35000に匹敵するスペックではないか。
(おまけ)
i-LinkでBSチューナーと繋いで、HDMIから出力させると某放送局の煩い「お願い」が出ない。

時計合わせモードでは2004年になっていたが、銘板では2006年マレーシア製となっていた。
VHSを開発したビクターが出した最後のD-VHS機は優れ物だった。



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