ペアガラスは輻射熱を防げない

2011年07月01日 15:47

お父さんが汗だくになっているのに、カミさんが冷房の設定を下げさせてくれないとボヤくCMがある。内窓後付の2重サッシのものだ。
我が家も今年始めに 内窓を付けて二重窓に した。

本当にそれ程の効果があるのだろうか。外側の1枚目の窓ガラスは断熱効果に優れたペアガラスだ。外気温との温度差をさらに拡大するのは難しいのではないだろうか。

NDSC00123s.jpg
この窓には西日が差し込む。この場合は単なる内外の温度差だけでなく輻射熱が加わる。
内窓を開けて、温度計を外側のペアガラスの室内側にセロテープで貼り付けた。外気温は33℃。

P1060531s.jpg
42.6℃!! 外気温+10℃ではないか。
普段は押し出し窓の内側に網戸がに付いているので、ガラスを直に触ったことがない。こんなに高い温度になっているとは思っていなかった。ペアガラスのサンドイッチにされた中間の断熱層は、一旦熱せられると放熱され難く、こんなに高い温度になるのだろうか。

内窓の室内側で同様な測定をしてみると37.1℃だった。5.5℃も違う。これならCMも誇張とは言えない。
今回は縦長の押し出し窓だが、掃き出し窓だったら熱負荷の差は相当な大きさになる。


DSC04970s.jpg
更に輻射を削減するために、ブラインドの代用に手ぬぐいを2重窓の間にぶら下げて測定した。
35.3℃と更に1.8℃の温度差が付いた。2重窓なので、1枚目のガラスを通り抜けて来た熱が、直接室内に放熱されない。輻射を遮るだけでなく「熱源」としての窓の温度を下げる効果がある。


ちなみに
P1060529s.jpg
これまでのは冷房のある室内(この温度計で30℃)での測定だったが、冷房のない階段室だと47.5℃にもなる。ここもペアガラスだが、これでは全く断熱の用をなしていない。床が熱くなるのも無理はない。
遮熱フィルムによる輻射熱対策をヘーベルに相談してみたのだが、室内側に貼ると熱膨張でペアガラスが割れる危険性があるという。耐候性に問題があるので屋外側からは貼れない。

高価なペアガラス1枚よりは単板ガラスでも2重サッシのほうが、断熱、防音ともに性能が優れているようだ。遮熱フィルムの使用も問題がない。



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