245パラシングルから直熱管ユニバーサルアンプへ その1

2012年08月27日 11:06

71Aが気に入ればそのまま使う予定だったが、もっといろいろの直熱管を試してみたい。
これまで1619パラも245パラもフィラメントは2本シリーズにしていたから5V固定出力のレギュレータで済んだが、これを可変にする必要がある。
先日の低損失可変レギュレーターLT1084に変更するとして、差し替えて使いそうな球のフィラメント電圧を考えると2.5V,5V,6.3Vの3種類が必要になる。
regurater2.jpg
A.Bをそれぞれ抵抗(Ω)とする。
2.5Vの時
A.Bを流れる電流は R=2.5/(A+B)
レギュレーターはOUTとADJ間を1.25Vに保つから A*R=1.25
2.5A=1.25(A+B) から A=B となって
抵抗AとBの比は1:1になる。
同様に5Vの時は1:3、6.3Vの時は端数を切り捨てて1:4になる。

パーツボックスを探すと直径15mm位の200Ω小型ボリュームが出てきた。
全体を500Ωにすると2.5v時に必要最低限の5mA流れて、最大の6.3Vの時12.6mA流れる。
ボリュームでの消費電力は最大0.037Wなのでこんな小さいボリュームでも問題ないだろう。

以上の検討の結果フィラメント電源の回路はこんなものになった。
1619-1084a.jpg
1619の電流は2A、2A3では2.5Aにもなるので、発熱を抑えるために2.5Vタップを使って6.3Vと3.8Vが選べるようにした。

負荷がある状態でレギュレータのIN端子に7.8V以上の電圧がかかるかどうかは、実際に電流を流して見ないと判らない。
DSC01214s.jpg
6V-0.85AのHYTRON65ではちゃんと6Vになっていて、テスターのACモードではリップルは5mV以下に抑えられている。更にボリュームを最大にしてA:100Ω B:400Ωにすると端数を切り捨てたため6.24Vになったが、使用上差し支えない。リップルも変わらないので、100Ωの固定抵抗を小さくすればもう少し高い直流電圧も得られそうだ。
交流6.3Vから直流6.3Vが得られる! リニアテクノロジー社恐るべし。
(LT1084が手持ちにあったので使ったが、勿論3A以下であるのでLT1085でOKだ。)




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