245パラシングルから直熱管ユニバーサルアンプへ その2

2012年08月28日 16:45

2.5V球試聴編

スピーカーはONKYOのミニコンFR-9EXに付属の小型2way、ウーファ(クロス6kHだからほぼフルレンジか)ーは13cmで能率は83dBしかない。
P1060765s.jpg  P1060769s.jpg
オンキヨーらしく真面目にWIMAのフィルムコンをトゥイーターのローカットに使っているが、ポエステルなので手持ちのWIMAのポリプロピレンをパラってある。高域が多少柔らかくなる。
CDからの光デジタル出力をソフトンの真空管DAC、model2でアナログにし、ボリュームボックスを通してアンプに入れている。
スピーカーは欅の座敷机の左右端に置いて、デスクトップとして聴いている。スピーカーと耳の距離7~80センチしかない。
アンプの電圧増幅は12AU7の2段増幅で、その後にFETのカソフォロをつけてあり、出力トランスはソフトンのRW20だ。
このような、球が実際に稼働する環境での評価なので、別のアンプやスピーカーで聴くと評価が変わる可能性はある。


RCA245

P1060780s.jpg
後方の2つのソケットをUX4に変更してアダプターなしで使えるようにした。
フロントの小さなつまみでフィラメント電圧を調節する。

音は柔らかく、優しくて、何とも言えない潤いがある。ハスキル/グリュミオーのモーツァルト/ヴァイオリンソナタが、1958年の録音と思えない滑らかで繊細な響きを楽しませてくれる。総じてデジタルよりアナログ録音の方が良い。デジタル録音を聴くと高域端が不足して少し詰まって聞こえてくる。古楽器の最新録音なぞには向かない。
これがバラシングルだと、高音低音共もう少し伸びやかに聞こえるのだが、今更悔やんでも詮方ない。
評価A


KEN-RAD1619(VT164)

P1060775s.jpg
258v 50mAで使用
245から変わると、メリハリのある力強い音に驚く。高域低域共にワイドに延びて、ケニー・ドリューのジャズピアノは心地よくスイングし、ベルマン/カラヤンのチャイ1は245より一層スケール感がある。それでいて乾いた感じは全くなく、よく弾んだ心地よい音がする。
パラシングルに比べると迫力では一歩及ばないが、繊細感で勝っていて、オールラウンドに使える。

同じアンプが球を変えるだけで、コロっと違う音を出す。ユニバーサルアンプの醍醐味だ。
評価A


CR 2A3

P1060781s.jpg

以前、タムラ2007を積んだユニバーサルアンプで聴いたのと印象が違う。あの時は高域がもっと温和しい音に聞こえたが、今度は張りのあるハッキリとした高音に聞こえる。OPTの違いによるものだろうか。
低域も力強く現代の直熱管という感じがする。ビーバーの神秘(ロザリオ)ソナタでは、オルガンの通奏低音の音程の変わり目にも耳が向く。その代わりベルマン/カラヤンのチャイ1は少し五月蠅い。
真っ当な音がしているのだけど、245や1619のようには惹きつけられない。他に無ければ、これでずっと聴いていても良いと思うけれど・・・。この辺りが、オーディオの不可解で不公平なところだ。
評価Bプラス


2-5Vchapter.jpg







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コメント

  1. かずさん | URL | -

    Re: Re: 245パラシングルから直熱管ユニバーサルアンプへ その2

    > まほろばの新アンプは、遅々として進みませんが、兎に角、諦めずに成し遂げたいと思っています。

    乾坤一擲の作品が完成したら、聴かせてください。

    私も作ってみたいアンプ色々あります。「佐久間アンプ」は、「もどき」になりますが一度はトライして見たいと思っています。

  2. mahoroba | URL | /5lgbLzc

    Re: 245パラシングルから直熱管ユニバーサルアンプへ その2

    こんばんは。

    先日、楽しい時間、ありがとうございました。

    いろいろとチャレンジされているんですね!

    刺激になります。

    まほろばの新アンプは、遅々として進みませんが、兎に角、諦めずに成し遂げたいと思っています。




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