がんは治療した方が早く死ぬ (1)

2013年09月11日 15:57

近藤誠氏の著作、
「患者よ、がんと闘うな」「再発・転移の話をしよう」「あなたの癌は、がんもどき」を読んだ。
他にも数多くの著作があるが、大筋のところ次の2つの結論を布教するのが目的のようだ。

がんを早期がんと進行がんに分ける。
近藤氏のいう進行がんとは転移するがんだからステージⅣの末期がんで、それ以外は早期がんである。

①早期がんは原発以外に拡がらず、放っておいても命に別状無い。本物のがんではない「がんもどき」である。
 治療して却って命を縮めているケースが多々ある。
 検診で見つかるのは殆どが「がんもどき」だから、検診は廃止すべきである。
 

 根拠は、検診制度が普及して胃がんの発見数が増えても、死亡数は減らないという統計データ。
 胃がんだけでなく、乳がん、子宮がん、前立腺がんで同様のデータがある。
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②進行がんを治療しても無治療より寿命を延ばせない。
 治療せずに緩和ケアを受ける方が良い。

 根拠はハルステッド法という徹底的な乳房全摘出手術を受けなかった(放置した)患者と、
 抗がん剤を使用した乳がん患者の生存率に差が無かったというデータ。

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結局、早期がんも進行がんも治療すれば寿命を縮めるという事になる。

①はともかく、②は臓器転移が判った段階で、治癒する事は無い諦めて治療を中止せよというのだから、
肉腫も含め、がん患者やその家族にとってはショッキングな話である。
標準療法に固執し、少しでも転移があると手術してくれないがんセンターでも、抗がん剤はやってくれる。それさえ、意味が無いというのだ。


参考になる箇所が多々ある本だが、とても結論を鵜呑みにする事はできない。反論を試みる。



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