個人向け国債の裏技

2013年12月13日 15:00

証券会社の人が、こんな事を言っていた。

冬の個人向け国債の金利は0.43%で、税金を取られると手取りは0.342%。
キャンペーンの「特典」は100万以上0.3%だが、500万では2万円即ち0.4%。
1000万なら5万円で0.5%で、これらには税金はかからない。
1年後に解約してペナルティとして1年分の利息分を払っても、1000万なら0.5%の「特典」分が残る。
つまり個人向け国債を1年で解約しても、年間利息分以上の利益が出せると。

(でもねえ、0.5%ってクレジットカードのポイントなら当たり前の数字だんだけどね。)



「特典」の原資は国が証券会社に支払う販促費で、証券会社は全く損をしない。
国とすれば1年分の利息以上の販促費を払っても、10年持って貰えればという事なのだろう。
1年で解約されては堪ったものではない。そしてこの費用は結局、税金あるいは将来の借金として国民が負担する事になる。


こんな裏技に頼らなくとも、まともな商品で運用できないのかと思う。
ちなみに5大証券でこの「特典」を全く付けない会社もある。「販促費」は丸儲けになるのか。

日興アセットマネジメントがHPで面白い事を言っている。

slowfund.jpg
http://www.nikkoam.com/products/fund/slow-fund


確かに今からは全力でリスクを取りに行くより、リターンは少なくともリスクの少ない商品を望む年になっている。
「仕方なく」資金を預貯金に置いている。
個人だけでなくプロである金融機関からもスローファンドの要望があるという。日本全体が成熟社会になってきた。

こんなスローファンドが増えれば、熟年世代のマネーがもっと市場に出回るかもしれない。


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