祖父と扇風機

2015年07月29日 10:46

祖父は頑固な明治人間だった。
頑固と言うより頑迷と言った方が正確だ。

エアコンが普及する前だった。
祖父に扇風機を買ったら、使う時に戸襖を全部閉めさせた。
「風が逃げる」という。
エアコンと同じように、風を「生成」する機械ととったようだ。
当然室温は上がり、祖母は文句を言う。
父が説得したが頑として受け付けない。
そのうち扇風機は押し入れに突っ込まれて使われなくなった。


無知程強いものはない。



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