日本海から太平洋へ ぐるり一周1200km日帰り旅 その2 福井~越後湯沢

2015年03月13日 09:49





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次のランナーは名古屋から来た「しらさぎ号」である。
北陸方面から東海道新幹線経由で東京に向かう客を運んできた。
私が乗車した3号は金沢で分かれて富山と和倉温泉に向かう事になっているが、今週末からは金沢止まりとなる。


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加賀温泉駅から、金色の大観音像が見える。
「ユートピア加賀の郷」という宗教テーマパークがあって、倒産したがこの像だけはまだ「現役」で、胎内に入れるらしい。

廃墟マニアの間で有名な北海道の「北の京・芦別」みたいなものだったのだろう。



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金沢到着。
駅前は「鳥籠」で覆われた無機質なスペースだが、


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巨大な木の門を通ってアプローチする仕掛けになっている。


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「はくたか13号」は、残念ながら北越急行所属の「スノーラピッド」ではなくて、JR西日本の「ホワイトウイング」だった。



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今日は、北陸本線に特急が走る最後の日曜日とあって、
撮り鉄だけでなく、一般の人が踏切や通過駅のホームで撮影する姿を至るところで見うける。


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魚津付近で、海辺に立つ観覧車が見えた。
火野正平が自転車で各地を廻る「にっぽん縦断こころ旅」の最初のクールで、この観覧車を目的地にという
女性からの手紙があった。
当初は感動的な内容の手紙もあったが、最近は軽いものが多くスルーしている。


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まもなく左から一本の鉄路が寄り添ってきた。
富山地方鉄道の本線だ。


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最初は、富山から富山地方鉄道で宇奈月温泉に行って宿泊し、翌朝この魚津駅=富山地鉄新魚津駅で
「はくたか」に乗り換えるというプランを立てていた。
次に来る時は、ここではなくて、もっと宇奈月に近い所に作られる新駅「新黒部駅」で新幹線に乗り換る事になるだろう。


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黒部川を渡る。


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反対側の車窓からは雪に覆われた立山連峰が見える。


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海中にピアを立てた高速道路が出て来た。
市振だ。新潟県に入った。
直ぐにトンネルに入る。


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トンネルを出ると親不知駅だ。
高速道路だけでなく国道も海の上を走っている。
この工事の所為で潮の流れが変わり、岸に僅かに残っていた砂浜が無くなった。
親不知・子不知の海岸は消滅してしまった。

以前通ったときには、駅標を一緒に撮影して「タモリ倶楽部」に採用して貰ったが、今度はアッという間に通過してしまった。


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この辺り、海は直ぐそこなのに海岸は見えない。唯一「海岸」の見える場所




直江津を過ぎると北陸本線から信越本線に入る。
信越本線は高崎・横川間と、直江津・新潟間を残すのみで幹線の面影は無い。

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犀潟を過ぎると、信越本線が左へ離れていく。


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こちらは高架線に入った。ここからは北越急行ほくほく線だ。



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一つトンネルを通過すると、車窓は一変して一面の雪景色になった。


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宮脇俊三の「線路のない時刻表」は、開業の当てが無い新線建設を国鉄時代にルポしたものだが、
この路線も「北越北線」として入っている。

「あそこには(松代)、婿投げという風習がありましてね。毎年一月十五日になると、松之山の娘を嫁に貰った婿さんたちを招いて歓待するのです」
「それは、いいことですね」
「その歓待のしかたが変わっていましてね。十五メートルもの高いところから、婿さんを一人ずつ放り投げるのです」
「危なくないですか」
「下は雪が深いから大丈夫なんです」
という件がある。

3月になってもこれだけ残っている。4メートル以上の積雪がザラというから諾なるかなである。

因みに、「線路のない時刻表」で紹介された智頭線、北越北線、三陸縦貫線、樽見線、宿毛線の5路線は、後に総て3セク線線として開業している。流石、宮脇先生、お目が高い。


在来線最高スピードの160km区間はトンネルの中だったようだ。
特段の加速も感じられずに過ぎてしまった。

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飯山線のホームから、指をくわえて高架線を見上げていた十日町駅も過ぎ、六日町から上越線に入る。



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リゾートらしい建物が遠くに見える。越後湯沢が近い。


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右から上越新幹線の巨大な高架が迫ってくる。
その足下をソロソロと進んで、「はくたか13号」は地上のホームに入線した。

北陸新幹線開業によって廃止や経路短縮になる在来線特急に乗るという旅の往路は終わった。





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