西国33箇所 その1 第32番繖(きぬがさ)山観音正寺

2015年05月29日 09:50



カミさんが四国88箇所の前に、西国33箇所巡礼をやるという。
既にバスツアーに2回参加して、青岸渡寺、紀三井寺、粉河寺、施福寺と1番から4番まで廻っている。
しからば、32番観音正寺と結願の33番華厳寺から「逆打ち」を平行してやってみようと思い立った。

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名神高速の八日市ICから出て、一般道を小一時間ほど走り、裏参道の山道に入る。
標高346mの観音正寺に至るルートは3つ、1200段の石段で登る表参道、
800段目辺りまで行く表参道林道、平坦な山道を10分程歩くだけの裏参道林道。
腰痛が続いているので最後の最も楽なルートを選んだのだが・・・・・。

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途中「四辻の跡」というツツジが満開になった広い場所がある。
これ以降は、林道というより山道を舗装しただけの細い道で、車一台で道幅一杯になる。

料金所で「観音正寺林道車両整理料」という名目の通行量600円を支払う。
「後すぐですよ」と言われたが、道幅はより細くなったような気がする。
所々に行き違いのできる場所が設けてあるが、真っ直ぐな部分が全くない道なので、バックで戻る等という事は考えたくも無い。
対向車がありませんようにと、ひたすら願いつつ登るばかりだった。

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ようやく車が10台程停められるような駐車場に着いた。
ここから、平坦な山道を10分程歩くと観音正寺に至る。


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道幅は広く、舗装していないだけなのでこの道も車で行ける。関係者は車で入っていくのだろう。

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観音正寺のある繖(きぬがさ)山には、佐々木六角氏の居城観音寺城の城跡がある。
佐々木城は観音寺城の別名。

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ねずみ岩

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ようやく観音正寺に到着。山門や仁王門は無く、鐘楼の向こうで一対の仁王様が迎えてくれる。

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境内からの眺めは絶景だが、この高さまで1200段の石段で登ってくるのは「修行」である。
寺の住所が安土町になっているので安土城を探したが、案内図には無い。
斜めの直線で横切っている線路を新幹線の真っ白な車体が走り抜けていった。
そうか、安土城は反対側の在来線側だからここからは見えないのか。


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清楚で感じの良い参道の奥に本堂が見える。
この寺は用明天皇の命で聖徳太子が建立したとされている。



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この本堂は平成5年に火事で全焼し、16年に再建された。
他に参拝客はいない。
中で、カミさんとお経をあげる。
『経文を唱えている今だけ、あの世の「あいつ」と繋がっている。』
ふとそんな考えが頭を横切り、目頭が熱くなってきた。


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本堂の横の山腹は、石が積み上げられて奇妙な風景になっている。
仏の世界を模しているのだろうか。

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これは観音か、それとも右手に持っている道具は弁財天を表しているのか。


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本堂から境内を眺める
いかにも山腹を切り開いて造った寺という感じがある。


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書院

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北向地蔵尊
これが北向きなら、眼下の風景は西側で安土城が見えるはずだが。はて。


参拝者が次々にやって来る。
駐車場へ戻ると、大きなワンボックスワゴンが停まっていた。
あんなのが鉢合わせしたら、双方とも身動き取れなくなるのではないか。
帰りも「対向車が来ませんように」と祈りつつ下山した。

鶯がうるさいくらい大きな声で鳴いていたのが、印象的だった。

八日市ICに戻って第33番谷汲山華厳寺へ向かった。

画像[α7s+SEL24240]





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