西国33箇所 その5 第4番槙尾山施福寺~最難関札所

2015年06月12日 10:11



6/7
巡礼で先行しているカミさんが、ここと比べたら他の札所はたいしたこと無いと言い切る。
天気予報では明日から雨の日が多くなる。日曜日だが、この札所に一人で行っておこうと思いたった。
駐車場が混む前にと、6時半に家を出た。

DSC03728as.jpg
家から1時間で登山口に到着。
一番近い駐車場は20台くらい駐められそうだが、既に半分以上埋まっている。
寺はまだ閉まっている時間だ。33箇所巡りの人ではなく、地元の人が、早朝参拝をしているのだろう。
飲み物を用意しておきたいが、あてにしていた登山口の店はまだ閉まっている。自販機も無い。


DSC03730as.jpg
最初は舗装した幅の広い道だが、見た目以上に勾配がきつく、早くも息が切れる。


DSC03733s.jpg
仁王門に到着。ここから本格的な山道に入る。

DSC03740s_20150608162342d20.jpg
石段は不揃いだし、木の根っ子が張り出して歩きにくい。

DSC03743s.jpg
上へ行く程勾配がきつくなるが、石段は整備されてくる。
肺は酸素を求めて止まないが、足下は楽になった。
休みたいが休憩するような場所は無い。

DSC03746bs.jpg
ようやくあと「一丁」の道標が出て来た。もう少し。

DSC03747bs.jpg
勾配は少し緩んだが、また歩きにくい道に戻る。


DSC03749s.jpg
愛染堂。 空海がこの場所で剃髪、得度したという。


DSC03750s.jpg
この階段を登り切れば、ゴール。

DSC03771as.jpg
本堂到着。
8時丁度。「標準時間」の30分で登ってきた。


DSC03753as.jpg
正面
ベンチで呼吸が落ち着くまで休憩。濡れたシャツを取り替える。
以前は茶店があったようだが、無くなっていた。



DSC03769s.jpg
本堂前の広場の先に展望台がある。
手前右が岩湧山、向こうの少し霞んでいるが金剛山。
晴れた日に来て良かった。


DSC03764s.jpg
「西国第四番」の提灯が上がっている。
今までの寺より規模が小さい。
元は真言宗だったが、江戸初期に天台宗に宗旨替えしたという。
信長・秀吉の焼き討ちにもあった事となにか関があるのだろうか。
その後も火災に遭って、現在の建物は幕末の頃に建てられた。
そのためか建物や仏像で国宝や重文に指定されているものは無い。


DSC03759s_20150608174523012.jpg
拝観料500円也を払って巡礼ツアーでは入らない内陣に入る。
本尊の弥勒菩薩。脇侍は向かって右に文殊菩薩、左が十一面千手観音
誰もこないので、ここでお経をあげた。
西国33箇所の札所としての本尊は十一面千手観音だが、これとは違うようだ。


DSC03760s.jpg
更に奥に入ってくと、本尊と同じくらいの大きさの「方違大観音」が置いてある。
異様なくらいの大きさだ。

DSC03762as.jpg
ちょっと見ると千手観音のような弁財天。

DSC03763s.jpg
馬頭観音。この逗子の裏に、年に一回開帳される十一面千手観音が治められているらしい。
くるりと回せばOKというわけだ。

これら4枚の写真ではα7Sの高感度特性の賜物だ。
上から、ISO12800、25600、40000,16000

DSC03756s.jpg
馬の象が境内に奉納されている。
馬頭観音と関係があるのだろうか。

台座には大阪市内の「萬野汽船」という会社名が刻んである。
ちょっとネットで調べてみると
『かつては外航海運業を行い、最盛期には貨物船17隻、総重量トンで70万トンを保有していましたが、
現在は海運業はお休みし、グループ全体の持株会社として活動しています。』。
また創業者が御堂筋に萬野美術館を建てて収集品を公開していたが、低金利で運営に行き詰まり、既に閉館したとある。
創業者の萬野裕昭という人は、高松の金刀比羅宮にも馬の像を奉納している。金比羅さんなら海運に関係があるが、この寺は・・・・・。



DSC03775s.jpg
右は登ってきた石段で次の札所「ふじいでら」とある。
左の道は「こうやさん」になっていた。ダイヤモンドトレイルという尾根の縦走コースになっているらしい。


DSC03778s.jpg
仁王門まで下山。
膝が笑う前に降りてこられて、ホッとする。

そろそろ9時になる。観光バスでやってきたらしい団体と出会う。
駐車場はほぼ満杯。
帰り道で10台以上の車とすれ違ったが、またバックしてこないと登山口近くに駐車場はない。早朝に来て正解だった。



撮影[α7s+SEL24240]Capture one で補正

走行距離74km


関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://fugaku2.blog74.fc2.com/tb.php/2210-62a2f9d3
    この記事へのトラックバック