51番石手寺~我楽多ワンダーランド 四国88箇所車遍路(46)

2015年12月12日 01:34

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11月11日
駐車場の横は荒れ寺を思わせるような竹藪が伸び放題になっている。
後から思えば、これは寺の変化を示す予兆だった。


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10時29分到着

石手寺へは昔松山の叔母に連れてきて貰った。その後も何度か来た事がある。
坊ちゃんが中学と師範学校の喧嘩に巻き込まれた石手川の河原もすぐ近くだ。
が、歩道が太鼓橋になっていて雰囲気が違うし、その頃は前の通りも地道でこんなに車の通行が激しくなかった。


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小さな石橋の上に立った大師像を見ながら境内に入るようになっている。
大師様の足下の小さな石橋が「渡らずの橋」か。


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近くに来るまでは普通の観音像のように見えるが、龍の頭の上に乗っている。
ワニにしか見えないユーモラスな龍の爪に引っかけられているのは、遍路のさんや袋のようだ。


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下には元祖遍路の衛門三郎の像がある。
三郎の生まれ変わりの赤ん坊の手を開かせたのは、ここの僧で石手寺の名の由来という事になっている。



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のっけから盛りだくさんだが、取りあえず手を洗って中へ入る。


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門前の「アーケード」。これはよく覚えている。


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内部の様子も変わっていない。


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石手寺は愛媛県でも有数の寺で、この仁王門は国宝なのだが・・・・、このタテカンは何だ。
以降は画の中に入ってこないようにアングルを選んで撮ったが、こんな政治的スローガンの立て看が境内の至る所に立てられている。
略字体で書かれていれば学生時代のキャンパスと同じだ。

若い住職のやりたい放題になっているようだ。
境内はパブリックなスペースで坊主共が占有して良い場所では無い。思想は別の所で表明して貰いたい。
そもそも景観・美観を損ねるとは考えないのだろうか。

それでも遍路は廻らねばならない。
ここも札所に胡座をかいている。


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仁王さんの顔が思案顔に見える。


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三重塔も、


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鐘楼と梵鐘も


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本堂も重文になっている。
巨大な五鈷の飾りは異様だ。

重文の鐘を突けるのは住職のみ。参拝者が突けるのは別にある。



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本堂の中には5体の仏像が安置されている。
一応撮れるが、本尊の薬師如来は奥にあって反射光が多くない。


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脇侍の不動明王の方が写りが良い。


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2つある石の知恵の輪の1つ。


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本堂の右へ進むと大師堂
この石柱の裏には
「願わくばこの功徳を以て普く一切に及ぼし我らと衆生と皆共に仏道を成ぜん」という、
いつもお経の最後に唱える妙法蓮華経の経文が彫られている。


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どことなく中国風だが、お大師様がハッキリ見られる。


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更に右に経堂と重文の護摩堂が続く。


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訶梨帝母(かりていも)天堂はどれなのか判らず社務所で尋ねたら、大師堂の脇の小さな祠だった。
訶梨帝母は鬼子母神の事で、ここの石に安産の願をかける。かなうと2つにして返すという風習がある。
これも重文だ。


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境内にはこんな東南アジア風のお堂もある。


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このお堂の左手に廻ると


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マントラ洞の入り口がある。


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よくある胎内巡りかと思ったが、結構長い。
α7Sでは明明と灯がともっているように写っているが、実際は殆ど真っ暗で何も見えない。手探りで進む。
中央の石仏が無ければ歩きやすいのだが。
私達の後から入った外人は危険を感じたのか引き返していった。


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境内へ戻るのか思っていたら、出て来たのは裏山だった。
「奥の院」とあるが、上に乗っている閻魔大王のような像を見ればどんな所か想像がつく。


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ブラブラ歩いて行くと、山の上に巨大な大師像が見えた。
この山の中に、かって門前にあった重文の五輪塔が移されている。
元の場所に返したというが、門前にゴチャゴチャしたものを置くスペースが要るので人目に付かないところに棄てたようなものだ。
重文が多すぎて坊主共の頭が麻痺している。



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納経所の前が浅草寺のように線香の煙で燻っている。
さっさと納経して退散する。


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愛媛県を代表する寺なのだが、すっかりワンダーランドの珍寺と化してしまった。



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昼食には少し早いが草臥れたので「大黒屋」の道後店へ入った。
特に情報はなかったが、時分時の時間帯に駐車場が満杯になりかけていたので人気店と判断した。
玄関で15分ほど順番待ちをした後、2階の座敷に通された。
和室を3部屋仕切らずに使っていて、昼は釜めしとうどんの専門店、夜は宴会場になるらしい。
釜めしが名物らしいが20分掛かるというので鯛の漬け丼、ぶっかけうどん、天ぷらのセットを頼んだ。
鯛の漬け丼は先日食べた宇和島の鯛めしをアレンジしたという事で、出汁のぶっかけではなかったが似た味付けで旨かった。






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