54番延命寺~ちょっと一言 四国88箇所車遍路(49)

2015年12月18日 01:17



DSC05809s.jpg
11月11日
延命寺は今治市の街はずれにある。
元は松山の園明寺と同じ寺名だったが、88箇所で番号も隣り合っている事からよく間違われた。
それで同じ読みのこの名前に変えた。


DSC05795s.jpg
15時5分到着
この門は今治城が明治になって解体される時に譲り受けたと記されている。


DSC05797s.jpg
残念ながら本堂の改築工事現場で小さな境内は一杯になっている。


DSC05798s.jpg
本尊が見られるかと思ったが脇侍だけしか見られない。


DSC05802s.jpg
大師堂は境内の奥、石段を上がったところにある。


DSC05800_1s.jpg
ここでも大師像は見られない。


DSC05803s.jpg
画像変換してあるが、この人は赤色の納め札を入れていた。5~24回廻った証である。
70代に見えるが足は速く、次の南光坊では入れ違いになった。
年齢に拘わらず、この位の健脚でなければ何度もお遍路を繰り返す事は出来ないのだろう。
カミさんがこの人が幾らお賽銭を入れるのか見ていたら、1円だったという。
快哉快哉。
お賽銭を入れないと周りから変な眼で見られから、最低限の額を入れているだけで、元々そんなものに拘っていない。
仏様、大師様に手を合わせてお経をあげるだけで良い。
自分のための遍路だから形に拘らない。
まして金を払って寺の印形(ご朱印)を貰うような事はしないのだろう。

こういうお遍路さんが増えると札所の権利に胡座をかいている寺は困るだろうなあ。
けれど、江戸期やそれ以前のお遍路は行き倒れもある命懸けでの旅だったのだから、形なんぞに拘っている余裕は無い。
朱印を集めるだけでお経をあげない参拝者を「スタンプラリーではない」と怒る坊主も居るようだが、
本当にあれは記念スタンプ以上のものではない。怒るなら金を取るな。
飲み屋のお通しと同じだとも考えられる。
飲み屋はレストランのようにテーブルチャージを取れないので、その代わりに一品強制オーダーとなる。
88箇所の寺も入場料を取らない(この点は京都の観光寺より良心的だ)が、巡礼者が増えると維持管理の為に何らかの収入がいる。
その寄付の印代わりだと。
ただ、そんなものは歯牙にも掛けない、高収入の寺が沢山あるのも事実だ。



DSC05805s.jpg
寺の外にも鐘楼があった。
江戸前期の梵鐘だが、戦争に供出されるところを地元の人の尽力で残った。
2つも鐘がありながら、この鐘も寺の鐘(工事の材料置き場になっている)も突けなかった。



[α7S+SEL24240]Capture oneで補正




関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://fugaku2.blog74.fc2.com/tb.php/2331-a8917469
    この記事へのトラックバック