新電力料金はまだ安くなる~電力業界は仁義なき戦いに突入

2016年02月26日 07:07



関西電力から、封書でパンフレットが届いた。
4/1からの自由化に合わせた、新電力プランのお誘いだった。
kandens.jpg
年間の電気代が印刷されていて、新しいプラン「eスマート10」に変更した場合年間17300円安くなるとある。
あるモデルに合わせて適当な年間電気料金が印刷されてあるのかと調べて見たら、直近1年間の電気料金とピッタリ一致した。
各家庭毎に、それぞれの電気料金を調べて印刷するとは、大変な手間をかけたものである。

ネットには電力会社を変更しても「5%」程度しか安くならないと出ているからこんなものだろうと思った。

kanden2s.jpg
しかしプランの内容を見ると、午後10時から午前8時までの夜間料金の単価を下げているだけのようだ。
我が家ではこの時間帯はほぼ全員寝床に入っていてほとんど電気を使っていない。
この通り安くなるとは限らない「モデル料金」のようだ。



電力年間as
ネットには既に「新電力プラン」の比較サイトがいろいろ出ている。
その一つを試してみた。
各月の電力量をインプットするのは面倒だったが、何と45122円と約2割も安くなった。
電力会社は・・・・・「東京電力」プレミアムプラン


念のために東電のサイトでもシミュレーションしてみたが全く同じ値が出た。
但し関電には無い「基本料金」というのがあって、最大送電量で決まるようだ。
シミュレーションでは5KVAが使われているが、分電盤のメインスイッチの容量は75Aなのでもう少し高くなるかも知れない。

まさか50Hzで送電してきはすまい。

因みに、「ソフトバンク電力」も全く同じ料金になるが、こちらは「2年縛り」になる。
東電の「代理店」をやっているのだろうが「携帯屋」の体質から抜けられないようだ。



premiumplans.jpg
東電のサイトで「からくり」を調べてみた。
使っても使わなくても400kW/月までは定額料金になる。
最も電気を使わない月でもこのボーダーを越える為に恩恵が受けられているようだ。
我が家ではガスは危険なので電気を主に使っている。
可燃性有毒ガスを道路や屋内にプラスチックのパイプで送るなんて事業を、もし今新規に申請したとしたら絶対に認可されない。
なので台所と風呂(燃焼は屋外)でしか使わず、ファンヒーターは物置に入ったままになっている。


その上、使用量に応じてポイントまで付くという。
pontapoints.jpg


東電が安くて関電がボッタクリなのか?
我が家と同じ電力使用量で他地域での東電のプランを調べてみた。
名古屋
東電名古屋s
関電のプラン並だ。


千葉
東電千葉s
おやおや1%しか安くならない上に割高になる事もあるのか。
その代わり加入ポイント(2年縛り)を優遇している。


新料金というのは、他エリアへ進出するための戦略的施策で、元から有るエリアは優遇しないようだ。
特にこのプレミアムプランは最初の400kwhの価格が中部電力エリアは9250円、東電エリアは9700円なのに対し、
関電エリアは8400円と大幅に安くなっている。また400kwhを越えた電力の単価も24.6円と最も安く設定されている。
東電が関電エリアに殴り込みをかけているようなものである。

しかしその逆もこれから出てくるだろう。
足下をすくわれるようになれば、地元の料金も下げざるを得なくなる。
来年からはガスも同じように自由競争になる。
こんな叩き合いをやっていて安定供給が保証されるのか心配になる向きもあろうが、
日本の電気・ガス料金は他国と比べてダントツに高く設定されている。まだまだたっぷり内部留保を持っている。






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