へーベルハウスの保険 その1 地震保険

2016年05月13日 10:06



「終の棲家」が出来て丸9年が経った。
10年目を向かえて保険を見直した。

「終の棲家」は地震保険に入らなかった。これは今後も変えない。
掛け金に補償が見合っていないというのが理由だ。

まず、保険の上限が同じ家を建てるのに必要な額の30~50%までしか認められない。
にも関わらず、掛け金は同じくらい必要になる。
割高なのだ。
しかも、もし被害が広範囲に及んだ場合はさらに保険金の支払額が減額される。

その上、被害の認定の仕方が火災保険とは異なる。

「共済」以外の普通の保険会社の場合、保険金は保証額の範囲内であれば全焼、部分焼を問わず元に戻すのに必要な額が全額支払われる。
3000万で建てた家に1000万しか保険を掛けていなくても、1000万までは支払われる。
ところが地震保険では全壊では100%、半壊では50%というように、被害に応じて上限が定められている。
先ほどの例では、半壊だと500万しか支払われない。(火災共済の場合も全焼、半焼で支払われる上限が異なる)
目一杯掛けていても750万しか支払われない。
驚くべきは半壊以下の場合で、たった5%しか支払われない。1000万なら50万だ。
もうこれは保険金ではなくて単なる見舞金である。


全壊というのは棟が完全に落ちた状態で、阪神淡路大地震では屋根だけが残ったお屋敷が沢山あった。
ヘーベルハウスに限らず、鉄骨で耐震補強がなされている住宅なら全壊は言うに及ばず、半壊にも中々達しないのでは無いか。
熊本地震の映像を見ると、その半壊でもとても住める状態では無い。

しかも、大都市で起こって支払われる保険金が巨額になれば、保険会社の経営保護の為に更に保険金が圧縮される。

何故こういう事になるかと言えば、地震保険というのは損害保険では無くて、被災後の生活支援金という位置づけになっているからだ。
穿った見方をすれば、本来国家が被災者に支給・貸し付け等で援助すべき資金を、自助努力で賄わせる為に造られた仕組みとも取れる。





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